![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94463429/rectangle_large_type_2_9508df651cf0ca2db0403c34d7d200b7.png?width=1200)
仕事の記録 ヤマハサウンドシステム株式会社 TIPS 縁の下の力持ち、無停電電源装置(UPS)
無停電電源装置というと、メインのラインの停電時にすぐにサポート電源として稼動して電源復旧まで頑張るというイメージですよね。
僕もそうでした。おそらく病院とか公官庁とかの無停電装置はそうだと思います。特に手術中だったり電気で動く機器で生命を維持しているようなケース、また国家機密や大事なものを電源喪失とともに失ってしまうわけにはいかないから。
でもホールや劇場の無停電電源装置とは、そうではありませんでした。
●その1は、停電により、公演は不可能となったが、電子機器であるミキサーやプロセッサーやレコーダーを停電による不正終了をさせたくない。データがとんだりプログラムが飛んだり、そこまでの録音データがとんでしまうので。そのために正しい手順で終了する時間を稼ぐためのもの。
●その2は、目に見えないぐらいの瞬時停電というものが実は存在する。ほんのちょっとしたフリッカーにしか感じられないものだが、これでも電子機器はエラーとなり不正終了となってしまう。
この場合公演は続いているが、電子機器が全部再起動となるため、事実上公演は中断となる。それを防ぐために超短期の停電であればそのまま電源供給を行い、公演を続けることを可能にする。
という2つがあることを学びました。
もともとデータが飛んだりしない機器にはUPS(無停電電源)はとりつけないそうです。結構高いし、耐用年数が来たら必ず交換になるので。
ということで。興味が湧いたから、ぜひご一読を。
![](https://assets.st-note.com/img/1672405741545-xWg8WZ1HyT.png?width=1200)