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仕事の記録 AktioNote 生まれ変わっても、またイモムシを描きたい|イモムシ画家 桃山鈴子

AktioNoteの記事を書きました。すでに有名な方のお話を聞くのも楽しいけど、自分が「この人」と思った、まだメディアにあまり出ていない人のことを企画して、取材して記事を作るのは、本当に編集者冥利に尽きる。

取材が決まってからライターとしてキャスティングされる単なるライターではこれはできなくて(持ち込み企画をすればできるし、それはライターのみなさんやるべき!)編集部として企画を立てる側でなければこの醍醐味は味わえない。

桃山鈴子さんは、ニューヨークのADCのイラスト部門で入賞を果たしたイモムシを点描で描く、という希有なイモムシ画家の方なのだが、大御所というわけではなく、実はわりと最近までイラストレーター塾に行っていたという。
私はとある経緯でもともと知己であり、結婚式にも呼んでもらったご関係なんだが、この人はどうしてイモムシをこんなにも正確に、美しく、しかも愛をこめて描けるのだろうかと前から不思議に思っていた。しかもどうやら彫刻もやっていたようだし、他にもいろんなことをやっているようだったので、せっかくならこの機会に本格的にイモムシを描くまでのストーリーと、イモムシを描くことの意味、意義などのお話を聞きたいと思ったのだった。
そしてAktioNoteの企画が通り、知人、友人としてでなく、インタビュアーとしてしっかりと系統立てて2時間ほどお話を聞くことができ、しかも虫を採取する場所までいって撮影をさせてもらった。非常に密度の濃い時間だった。今まで知らなかったことやイモムシへの強い思いをあらためて正面から聞くことができてとても良かったと思う。


とにかく、やりたいと思ったことにまっすぐ突き進むと言うこと、そしてそれがいかにニッチであっても、インターネットの力やSNS等の力によって、グローバルニッチ(世界中のニッチを集めることである程度のボリュームにできる)と言うアプローチができるようになったので、昔よりもずっと徹底して好きなことを突き詰め、それを飯の種をすることが可能になってきたように思える。

本当に素晴らしいです。いい取材をさせてもらいました。


https://note.aktio.co.jp/art/20221018-1635.html


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