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Tokyo 2nd lockdown day-33 HAPPY EVER AFTERというユニットでベース演奏した音源が配信シングルになって思うこと。

共にペンギン音楽大学、チャーリーパーカーの語法によるビバップコースで切磋琢磨した素敵女子二人のソングライティングユニット「HAPPY EVER AFTER」に、ベースとしてサポートで参加している。ベースを弾いた音源が売り物になるのは初めてだ。(ちなみにギターも僕が弾いてるが、ライブではギターレスのバンドです。)

演奏した音源が売り物になったのは初めてではなくて、1980年代に、ギターでは「はる」というバンドでアナログレコードとCDを出したことがある。しかも東映映画の主題歌でもあったんだが、それはまた別のお話。

自分が演奏した音源がCDになったり音源として発売されると、CDなどに録音された音源の聴き方が変わる、ということを久々に体験した。

具体的にどういうことかというと、自分が聴き手だけの時に聴くCDの演奏内容は、時間を止めたもの、凍てついたもの、硬いもの、止まった物、まとまった物、できあがったものに聴こえる。しかし自分が演奏した音源がリリースされたことで、その演奏は急に精気を持った、生きたモノ、ほんのちょっとのタッチで音質もタッチも変わる、そのほんの1回の演奏を電気的に捉えた物、ということが感じられる。

そうすると、今まではわりと当たり前に聴いていた演奏がもっと生き生きと感じられるようになるし、タッチやフィンガリングのリアリティも感じられて「あぁ上手いなぁ」と思えるようになる。

コロナ禍もあり、ライブを観に行ったりは全くできなくなったが、夜必ず数時間、ベースの練習をするようになりました。スゲー楽しい。
それは、いいことだろう(陽水)。


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