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1日一編の詩を読む「一次情報を死守せよ」安宅和人著 イシューからはじめよ、より
1日一編の詩を読む
「一次情報を死守せよ」
安宅和人著 イシューからはじめよ、より
デジタル時代になったからこそ、リモート時代になったからこそ、これで差がつくとおもう。
詩ではなく、箴言でありキャッチコピーでもある一言だが大事にしたい。
「一次情報を死守せよ」というのは、私の大先輩であり、師匠の一人が私にかつて授けてくれた教えの一つだが、これは実に正しく、真実にたどり着くための道の入り口であり、出口でもある。
その時に、どこまで深みのある情報をつかむことが出来るのか、がその人のベースの力そのものであるのだが、これはその人の中の判断する尺度、Frame of reference、あるいは判断のメタフレームワークの充実度の問題であり、一朝一夕で身に付くものではない。知能や学歴は高いかもしれないが、こいつは馬鹿だ、と思う人間が妙にあふれているのはかなりがこの問題ではないかと、僕は考えている。
脳は自分で(脳自身が)意味があると思うことしか認知できない。そしてその意味があるかどうかは、これまでそのような入力が意味があると言う場面にいくら遭遇してきたかによって決まる。この辺りは、わたしの認知に関する稿をコレまで読んできて頂いた人には良く分かって頂けるだろう。
ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
安宅和人: 残すに値する未来を