五十嵐 一生さんの投稿のメモ
以下、すべて今回はトランペッター五十嵐一生さんのフェイスブックからの引用です。
五十嵐 一生
いくら素晴らしい技術があっても、素晴らしい音楽家になれるとは限りません。技術はあくまでも訓練と取得であって、器用さと集中力があればおそらく誰でもある程度、それを得る事が出来ます。
素晴らしい「音楽家」になるには・・・、それはそれは音楽以外から大きく学び、見えない物事や感情を音楽に変換する術を身につけなければなりません。それが音楽を創るという事なのです。
楽器が上手・・・ってことは、ただそれだけだということ。
大事なのは、「良い・素晴らしい」を目指す事です。チャンスはどこにでも転がっていて、それを路面から拾い上げるのも、気づかず踏みつけるのも本人次第です・・・。大事なのはそのチャンスの後。どういう人生にしていくか。メジャーデビューできても、その後からが本番です。逆に一生アマチュアで素晴らしい音楽家の方もいるはずです。
大事な事・・・それは何か？・・を考える必要がおおいにあるとおもいます。
楽器がものすごく下手な素晴らしい音楽家を僕は沢山知っています。彼らはいまでは確実に僕の財産です。
しかし、僕も彼らも・・彼女らも、一生をかけて上手くなろうと・・・思っています。（年老いて、だんだん身体が動かなくなっていくのに向上を望む）それ以上にすごくなろう！とも思っています。出来ない事に挑戦し失敗から学びます。素晴らしい結果が出る時。酒を飲みながらお互い握手をしたり、ハグをしたり出来る事でしょう。そんな特別な日を心から望みます。
ええやん！
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