
読書日記 ブルーバックス「時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」 (ブルーバックス)」(吉田伸夫著)で、さらにぶっ飛ぶのだった。
時間についての本をさらに読む。というかオーディブルで聴く。
時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」 (ブルーバックス) Kindle版
以下、感想を箇条書き。
・時間は一定には流れない。重力によって時間の流れ方は変わる。あらゆる場所にそれぞれ別々に時間が存在する。(驚き)
故に、ニュートンの世界観のように世界をくまなく支配する一つの正確な時間、というものは存在せず、宇宙には重力によってことなるそれぞれの時間がある。
・時間の流れは、物理的には存在しない。「現在」はない。(これも驚き)
・時が流れるように感じられるのは、この宇宙がビッグバンという特異のものがるから。
・また時間の流れは、人の意識の構造の中で、流れていると感じられるようになっている。
面白すぎて発狂しそうだ。
村上春樹の1Q84にでてくる言葉
「冷たくても、冷たくなくても、神はここにいる」
をなんとなく想起させる話だ。