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読書日記 ブルーバックスなぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論 Audible Logo Audible版 – 完全版野村 泰紀 (著), の続き。「目に見えるものが真実とは限らない」。光よりも早く膨張した宇宙の始原の光がこちらに届くことはない。

あいかわらず、オーディブルでお散歩中の「聴く読書」をしています。「目に見えるものが真実とは限らない」。はコンフィデンスJPのオープニングの決め台詞だが、光がなくては人間は見ることができない。そして光を超えるスピードのものはない。ただし、膨張するスピードは波でも何でもないから光速を超えることはできる。

宇宙の始原を探るインフレーション理論では

インフレーション瞬間の膨張速度は、シャンパンの泡1粒が、光速より速い、一瞬のうちに太陽系以上の大きさになるほど急速です。その爆発的な膨張速度から、佐藤名誉教授は「指数関数的膨張モデル」と名付けました。

https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/f_00066.html
見えてきた「宇宙のはじまり」
ビッグバン直前の一瞬を説く「インフレーション理論
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/f_00066.html
見えてきた「宇宙のはじまり」ビッグバン直前の一瞬を説く「インフレーション理論


図1:138億年前のインフレーションから現在まで
ビッグバン以降は膨張が緩やかになり、徐々に温度も下がっていきます。ビッグバンからおよそ38万年後より前までの宇宙ではまだ高温で光も直進できないため、現在の私たちまで光は届かず観測することができません。しかし「宇宙の晴れ上がり」と呼ばれる38万年後からは温度が下がり光は直進できるようになり、現在の私たちまで光が届くようになります。このときの光が宇宙背景放射です。
© 2015 東京大学

https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/f_00066.html
見えてきた「宇宙のはじまり」ビッグバン直前の一瞬を説く「インフレーション理論


宇宙の「晴れ上がり」以前は光が直進できなかったので観測できないし、
それより以前の光よりも早く膨張したインフレーションの時の宇宙の光はこちらに届くことはない。パンク過ぎる。ものすげー。


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