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おとなの揺りかご、そして墓場まで

オーディオ関連の仕事をしているんで、オーディオショーにも行くことがある。(なんと登壇したこともある)

https://www.denon.jp/ja-jp/blog/10655/index.html

で、昨今はホームシアター、サラウンド、イマーシブサウンドなど。家でこれらの音が愉しめるのは、本当に幸福なことなんだが、たとえば11.2チャンネルの椅子がこちら。

すわると自分のカラダ、頭の左右上までスピーカーがあって音に包まれる。まさに最高だ。

ただ、あくまで映像コンテンツや映画コンテンツのプログラムを楽しむという、受動態の幸せであって、自分が何かを演る、やる、ことの楽しさではない。ほんとに楽しいのはやる側、だと思うのです。音楽でも、料理でも、そしてあんなことでも、こんなことでも。
だからできるだけ、ホームシアターとか、イマーシブなどのおとなの揺りかごにのって、いつのまにか墓場にまで到達してしまうのは、避けたい。見る、聴く、のこともできれば現場まで行って、空間を共有したい。
今のところはそう思っています。



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