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I Love youという言葉がない国だから、僕らはもっとハグをしよう
最近珍しく幼児教育に関する記事を書いている。
子どもが認知能力を高めるためには非認知能力(長期的な目標の達成力・
他者との共働・感情の管理など)が土台なるそうだ。
https://www.yamaha-mf.or.jp/onkenscope/endotoshihiko1_chapter1/
そして非認知能力を育むために必要なのが、養育者(主に親)との信頼関係であって、これを「アタッチメント」というそうだ。アタッチメント、そしてセーフティーゾーン(安全地帯)があることで、「自分はここにいていい」「ここでは自分の個性を発揮していい」という心情を育むことができる。
そのために必要なのが親が子どもを全人格的に認めることだ。
その時日本語では「いい子だね」といういい方はあるが、英語圏の人間によれば「いい/わるい」の評価が入っている、いい子でないとしても、私はあなたの人格を全面的に認めるといういい方が日本語ではできないと。
英語なら簡単だ。「I LOVE YOU」と言えばいい。しかしそれに当たる日本語がないのだと。確かにそうかもしれない、愛している、という日本語はドラマでも映画でも見るが、おそらく翻訳調のものだろう。和歌なら「月が綺麗だ」と書くところだ。
と、馬鹿な話はおいておくが、あなたのことを全人格的に認めている、受けとめている、受け入れているということは、日本ではノンバーバルにしめすしかない。それは抱きしめることだと思う。
だからハグをしよう。もっと。