トランプのTwitterアカウントが永久停止、プラットフォーマーは米国大統領を超えるのか。緊急事態宣言 day3
米国議会への暴力騒動を扇動したとして現役大統領のアカウントをTwitterが停止した。いろいろ示唆に富んだ事件に思える。
・Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSは私企業だからマスコミのように許認可による政府の締め付けが効かないんだな。
・マスコミを敵に回してTwitterを自分のメディアのように使っていたトランプはもう、自分のコメントを発信するメディアを失ったな。
・誰が見てもトランプのTwitterアカウント停止は正当だし、トランプの扇動とその結果はおぞましい物ではあるが、必ずしもそうでない場合でもSNSは同じようなことができる、という意味でものすごい力を持っている。仮に、ですよ、もしかしてトランプが全く正しかったとすると、これはもう完全に息の根を止めることになるし、プラットフォーマーは一国の元首の息の根を止める力すら持っていることになる。
・SNSで永久にアカウント停止されたら、デジタルの世界では消去された、いない人と同じだ。ドナルド・トランプはそうなるのか。
私の知人でもFacebookから意識的に遠ざかった人、SNSを辞めた人、本能的にほとんどやらなくなった人がいるが、やはりその人のことは忘れてしまう(それがいい/悪いではない)。そしてSNSでの発言が多い人はリアルではほとんどあわなくても、非常に近しい存在に思える。
とりあえず一貫した論旨は書けないが、パラパラと思いついたことを書いておいた。あとでまた更新するかもしれない。