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「社員と力を合わせ高い目標を目指す」:株式会社京滋BS 木本社長インタビュー①

今回は株式会社京滋BSの木本社長にお話を伺いました。
海外のビジネススクールや大手証券会社での経験を経て、家業を継がれた木本社長。
これまでのご経歴と経営をする中での喜びや苦労を語っていただきました。
ぜひ最後までご覧ください!

アメリカで経営を学び日本へ

ーまずはこれまでのご経歴を教えてください。

滋賀大学の経済学部を卒業後、アメリカのバージニア州にあるビジネススクールに進学しました。
そこではビジネスや会計学、統計学などの基礎知識を、現地の学生たちと共にグループディスカッションを通じて学びました。
また、サッカーのクラブ活動にも力を入れていたため、経済学部とはいえ体育学部に近いような学生生活でしたね。

ーアメリカへ渡った理由は何だったのでしょう?

兄が先にアメリカの大学に進んでいたことがきっかけです。
親から「行きたいなら行ってみたら?」と背中を押され、「じゃあ行ってみるわ」と決意しました。
最初は英語が流暢ではなかったので苦労も多々ありましたが、自分を成長させる大きな経験になったと思います。

ー卒業後はどうされたのですか?

在学中に野村證券のニューヨーク現地法人で面接を受け、卒業後は野村證券に入社しました。
配属先は東京本社で、そこで13年間働いていました。

ー家業を継ぐことになった経緯を教えてください。

元々は家業を継ぐつもりはなかったんです。
ただ、当時の証券業界では、定年まで同じ会社で働く人がほとんどいませんでした。
私自身、13年在籍して同じ部署で定年を迎えた人はわずか2人しか見たことがなく、自然と転職も考えるようになりまして。
そんな中、「家業を継ぐ」というのが選択肢の一つであり、最終的にその道を選びました。
1998年に京都へ戻ってきたので、今年で26年目になります。

お客様との絆が数字につながる

ー経営をする中で嬉しかったことは何ですか?

社員と一緒になって目標を達成できた時です。
私は常に高い目標を掲げて、それを追いかけるタイプですが、自分一人で出来ることではないと考えています。
やはり、社員と力を合わせて成し遂げられた時の達成感が一番嬉しいですね。

ーお客様からいただいた嬉しい声を教えてください!

会社や私自身に対してというよりも、営業の社員や内部でサポートしてくれている社員に対して「ありがとう、助かったよ」とお客様から直接言っていただけることが嬉しいです。
些細なことでも感謝の言葉を言っていただけることは、とても大事なことです。
特に、営業の仕事では数字の目標を追いかけることが求められますが、その売上という数字はお客様からの評価や点数だと考えています。
大切なのは、お客様との接点や絆をいかに深く築けるか。
営業だけではなく、社内でサポートしてくれる社員や物流担当も大きな戦力になります。
お客様との電話での接点も大切ですし、確実に商品をお届けすることも、当たり前のようで100%やりきることは非常に難しいことです。
それでも限りなく100%に近づける努力をし続けていることが、評価していただいている一つの要因だと思います。

ー逆に苦しかったことはありますか?

会社はいい時ばかりではなく、もちろん厳しい時期もあります。
その中を一丸となって乗り越えようと頑張っている時に、離れていく人が出てしまうことが一番堪えます。
会社を経営するうえで、「人」は一番の財産です。
一緒に頑張っているつもりでも、知らず知らずのうちに気持ちがすれ違ってしまうことがあったのかと考えてしまうこともありますが、前向きに気持ちを切り替えるようにしています。

最後に

木本社長のお話を伺い、売上はお客様からの評価であり、営業だけではなく全ての社員の力によって支えられているというお話が印象的でした。
社員一丸となって目標を目指されている姿勢が素敵だなと思います。
次回のインタビューでは、社員に期待されていることや会社のビジョンについて語っていただきます!


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