寧波に「阪急百貨店」がOPENします!そして本日4/8、試営業開始
ぼくの住む寧波市になんと「阪急百貨店」さんがOPENするんです。
そう、大阪梅田のど真ん中にある、あの「阪急百貨店」です!
寧波に住む日本人としてはとても楽しみな出来事なんです。
上海に行かずとも、寧波市内で日本の食材やモノが手に入るのは、消費者として買い物の選択肢の幅ができ嬉しいですし、寧波に日系企業が進出してくださることも嬉しいです。
寧波では地元の方から「寧波阪急」と呼ばれていて、開店を楽しみにしている地元の方々が多いんです。
そして、本日4月8日、「試営業」初日!
早速買い物に行ってきました。
4月16日が正式開業なので、詳細はまた16日以降にお届けするとして、本日は試営業初日の状況を速報としてお届けします。
(正式開業の様子は下記ご覧ください。)
<試営業について補足>
中国の商業施設の開業の仕方は、日本とは違っていて、
・試営業(ソフトオープン)
・正式開業(グランドオープン)
の2段階に分けて行われるのが一般的です。
日本の商業施設は、
地元の方や、カード会員、メディアを対象にしたプレオープンを1-2日行い、その後すぐに「正式開業」という流れが一般的で、
初日から商業施設内のお店が100%開店しているというのが当たり前になっています。
中国では、出店するテナントが、周囲のテナントの工事や開店状況を伺いながら、自店の内装工事を進めたりする習慣があるので、正式開業を迎えるまでに試営業期間を設定しています。
試営業の期間は1週間〜3ヶ月、
試営業初日では、開店率20-70%、
正式開業初日で、開店率80-100%
というのが、私の体感値です。
開店率100%で正式開業を迎える商業施設は本当に稀です。
(※阪急さんの名称、出店しているブランド名称、皆さんの読みやすさ重視で敬称省略させていただきます。)
建物外観はこんな感じです。
夜になると外壁のイルミネーションが存在感を醸し出していて、エリアの中でも一際目立っています。
「寧波阪急」は「東部新城」という、今寧波市内で一番地価の高いと言われているエリアに位置して、周囲には「寧波市政府」や「オフィスビル」「高級マンション」が立ち並ぶ、ここ数年、開発がとても進んているエリアです。
地下1階、地上6階。
本日の「試営業」は地下1階、3-6階が営業開始。
(1-2階のluxury brandフロアは、正式開業から営業開始。1-2階のluxury brandのラインナップが本当にすごいんです。寧波初出店目白押し!
この部分は16日以降にあらためて)
1-2階部分を除き、本日「試営業」初日の開店率は約「70%」とおしゃっていました。
●地下1階
スーパー「IZUMIYA」、軽飲食、kids
日本の食材や日本のお酒が買えるのは嬉しいです。
「響」1,288元(約21,600円)
「白州」1,080元(約18,200円)
飲みたいけど、なかなか手が出ない価格。
「マルちゃん」62元(約1,000円)、1食200円かー...
そして日本で馴染みのあるお店も出店してます。
「がんこ寿司」、「千房」、「串カツ天翔」、「堂島ロール」
関西人としては「お好み焼き」待ってました!って感じです。
今、寧波には美味しいお好み焼き屋がないので。
パンケーキも!
kids売場
●館内の様子
写真では伝わりにくいですが、内装はとても豪華です。
寧波の商業施設では間違いなく一番豪華な内装ですね。
4階の中央広場は思わず写真撮りたくなる素敵なデザイン!
●5階飲食店
残念ながら本日はまだ営業しているお店はありませんでした。
飲食は内装工事に時間かかりますからね。今日も工事の真っ只中。
お客様スペースでスタッフが休憩、打ち合わせするのは中国あるある風景。
寧波に住む日本人の間で期待大のラーメン店「麺や 庄の」
外周も工事の真っ只中。
仮囲いとか特にしないし、三角コーン置いたりしないのも中国流。
レジは残念ながらグダグダでした。初日だから仕方ないですが、正式開業に向け、明日からの巻き返しに期待したい部分です。
余談ですが、
「寧波阪急」は中国の商業界で、「2021年に新規開業する注目の商業施設TOP3」に入っているほど、業界内で注目されています。
これからは一消費者として買い物を楽しませていただきます。