「カササギは薄明に謡う」あらすじ
幹線道路には自衛隊の車列。災害派遣の垂れ幕をつけた彼らは、住民を助けるためではなく、被災地の内側に人々を閉じこめるために出動している。
巽天外と相棒の女子高生神流瑠華は、自衛隊を出し抜いていち早く集落に入った。すでに”ヤツら”に占領され、姿を変えられた住民たちがいる山村。ふたりは異形のものたちを地中に還すための戦いを始める。
だが自衛隊の目的は違った。彼らの仕事は”ヤツら”と”ヤツらと接触のあった住民たち”をこの世から抹殺すること。巽と瑠華は、ほどなくして到着した陸自特殊奇禍即応群との争いが避けられないことを知っていた。
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