キャッシュレス生活を再構築したときのメモ
はじめに
ここ15年ほどなるべく現金を持ち歩かないでクレジットカードや、それに付属するキャッシュレスサービスを利用してきた。銀行ATMに行って現金を引き出すのは通常月に1回、多くても2回でキャッシュレス生活としてはそれなりに満足していたのだが、どうしてもクレジットカードベース(ポストペイ:後払い)の場合にはリアルタイムに利用額が把握しきれないため、 使いすぎてしまって翌月途方にくれるという事故が多数あった。
これまでのプリペイド(前払い)のサービスだと結局クレジットカードからチャージしたり、現金を店舗でチャージしなければいけなかったりしたのだが、最近のキャッシュレスブーム(?)で、利用できる支払い方法が増え、現金に触れることなくプリペイド型キャッシュレスサービスを利用できるようになり、実際に移行したのでそのまとめをしようと思う。結果的にメルペイ万歳!という記事になってしまっているが、ステマ等では無いし、メルペイ招待キャンペーンのコードも貼らない。どうしても招待コードがほしい場合は連絡してほしい。
(下記で説明をしている方法は、NFC対応のiPhoneユーザがターゲットになっています。AndoroidでメルペイをNFCとして使うことは現時点(2019/11)では出来ないようなので。)
現在利用できる支払い方法と使い分けについて
最初に、今現在利用できる支払い方法について大雑把に分類してみる。
1.NFC
やはりタッチするだけというのが店舗側、利用側ともに一番楽だと思う。また、ガジェットオタクとしてはやはりバーコード決済は退化だと思っているし、さっとタッチして支払い完了。というのは未来だと思う。
2.バーコード決済
下手したら現金やカードより支払いに時間がかかることがあるが、店舗側の導入コストが低いせいかすごい勢いで増えているので、NFCが使えない場合に使う。またキャッシュバックやポイントバックキャンペーンをやっている場合には積極的に使うこともある。
3.クレジットカード(デビットカード)
上記2つの場合、1度に決済できる金額に上限がある場合があるので、その時に使う。
4.現金
極力使用しないようにしたいと考えているが、上記の支払い方法のどれも使えない場合、仕方なく現金で支払う場合が0にはできない。また、停電時などのバックアップとして最低限の現金は持ち歩かざるを得ない。
最近では日高屋、ラーメン屋、近所の銭湯くらいでしか使わない。銭湯はPayPay対応しているらしいが番台のおばあちゃんがすんなり対応してくれるか不安なため現金で支払っている。
5.銀行振込
ここ20年程で1,2回くらいしか使ったことが無いので省略
これまでのキャッシュレス生活で利用してきたサービス
Suica
関東圏に住んで会社員生活を送る上で避けては通れないSuica。モバイルSuicaを利用しており、これまではモバイルSuicaでクレジットカードからチャージしていた。
iD
クレジットカードに付属していたので使い始めた。基本的にはサインのいらないすごく早いクレジットカード決済。
edy/nanaco
チャージが面倒だったり、特定の店に紐付いた形の電子マネーは結局iDの方が便利だよね。ってことですぐに使わなくなってしまった。自宅が大崎の近くなのだが、Edy発祥の地だからなのか未だにEdyのみ対応という店が根強く残っている。早く他の支払い方法にも対応してほしいが、そういう店は読み取り機が汎用型ではなくEdyオンリーだから難しいのだろうか・・・
クレジットカード
iDを使い始めるまでは使えるところすべての支払いをクレジットカードでやっていた。コンビニ等はサインレスで楽だったが、履歴が上がってくるタイミングがマチマチのため、使った金額の把握が難しかった。
これからのキャッシュレス生活における利用サービス
メルペイ
まーた○○ペイかよ。と見向きもしていなかったのだが、ApplePayにiDとして登録して使えることを知り速攻で使い始めた。また、ApplePayに登録するとそこからモバイルSuicaにもチャージ可能ということがわかり、プリペイドでのキャッシュレス生活のコアサービスになっている。iDとSuicaさえ使えれば、日々の生活のほとんどがiPhone一台でまかなえるので、メルペイのバーコード決済はほとんど使っていない。(他のバーコード決済に比べると利用できる場所も少ない)
iD(プリペイド)
通常のクレジットカードの支払いよりも1秒くらい時間がかかるがほとんど不便を感じることなく利用できている。ただ、場合によってタッチしてから決済音が鳴るまでに15秒くらいかかることがあるため、タクシー等モタつきたくない場合はモバイルSuicaにチャージしておいてそこから支払うことにしている。
モバイルSuica
通勤用の定期や、仕事での外出の際の交通費については会社から支給されているAndroidに入っているモバイルSuicaを使うことにして、プライベートでの定期範囲外の移動や買い物に使っている。こちらはメルペイからのチャージのひと手間がかかる代わりに、決済承認までにかかるスピードがめちゃくちゃ早いのが利点。ただ、利用履歴を見るのが欠点といえば欠点。チャージ時点でメルペイの履歴には残るので、Suicaにチャージしたときに使い切ったつもりでいることにした。
ミライノデビットカード
住信SBIネット銀行が発行しているMastarCardのデビットカード。
元々住信SBI銀行が他行振込無料(数回まで)なので、毎月の家賃振込用に口座を持っており、脱ポストペイのためにキャッシュカードを口座直結のデビットカード付きのものに変更した。クレジットカード会社のデビットカードは初期の頃は使えないところが多かったりしたが、最近はそういう場所も減っており、Amazonの支払いにも追加して、Kindleで買いまくって翌月大ダメージ。という悲しい事故を減らそうと思っている。
PayPay
自分のメインバンクである三菱UFJから直接チャージできなかったため、クレジットカード無しでメインで使うのは難しいが、なんだかんだで現時点で一番普及しているバーコード決済ということと、会社にあるドリンク販売やオフィスグリコがPayPayに対応しているため、デビットカードを紐付けて利用している。初期の頃のキャッシュバックでノートパソコンを買ったら10万円キャッシュバックをもらったのでその恩も少しだけ感じている。
まとめ
支払い方法をプリペイドとデビットカードにまとめることで、月初(給料日)に必要な分のみデビットカードとメルペイにチャージし、その残高が減りすぎないように支出をコントロールすることで、クレジットカードのときに多々発生していた悲しい事故を減らせるといいなぁ。と思っている。