日々の断片12
「文豪の愛した」と名の付くもに引かれてしまう。
多分「愛した」というのが肝なんだろう。
「その文豪が亡くなり、永遠の愛になったモノ」に惹かれているのかもしれない。
山田風太郎のエッセイを読んだ。
その中で「肉トロ」という食べ物が出てくる。
とろけるチーズを薄い牛肉で巻いてニンニク醤油で食べるらしい。
これがとても活字で見て美味しかった。
活字で見て美味しく、想像して美味しく、そしてお腹はぐうと鳴る。
検索すると作り方がたくさん出てきた。ということは食しても美味しいことは保証済みだ。
早速文豪の愛した「肉トロ」を作ろうと近所のライフで食材を買ってきて作ってみた。
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