私の愛器
写真のラバーブ(アフガニスタンの撥弦楽器)を手に入れたのは今から10年ほど前。それ以来ずっとメインの楽器として使っています。
当時使っていた楽器の調子が今一で困っていたところ、「twitter」の友人を通じて「シタールみたいな楽器を譲りたいと言ってる人がいる」という情報がありました。tweetに添えられた写真だと、かなり状態の良さそうなラバーブに見えます。
連絡を取ってみると、中村哲先生のペシャワール会のワーカーだった方のお嬢さんとのこと。即断して譲り受け、それ以来使い続けているのですが、その後いろいろと因縁が判明しました…。
友人でペシャワール会のワーカーだった鈴木祐治さんと話をしていたら、その楽器をペシャーワルのオールドバザール(旧市街)ダブガリロードで、職人さんから直接手に入れたのは彼だったとのこと。
お互いにびっくりしましたが、なんだか中村先生の引き合わせだったような気もしています。そろそろいろいろメンテナンスが必要なのですが、大切に使い続けていこうと思ってます。
ちなみに鈴木さんのブログはこちら
この楽器の音が聴いてみたい方はこちらからどうぞ。
2023/11/20 佐藤圭一