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「JAMPの視線」No.144(2022年10月2日配信)

次世代の、挑戦する金融へ
日本資産運用基盤グループ メールマガジン【JAMPの視線】

目次
①JAMP 大原啓一の視点
②NewsPicks ダイジェスト
- 代表取締役 大原啓一
- 主任研究員 長澤敏夫
③お知らせ・ニュースリリース
④メディア掲載情報
⑤金融専門人材募集情報
⑥インフォメーション

JAMP 大原啓一の視点 2022年10月2日

弊社は金融機関向けにゴールベースアプローチ型ラップ事業の支援ソリューションを提供させて頂いていますが、その機能拡充の一環で、足もと契約者の方がお亡くなりになった際に相続人の方にスムーズにその資産が相続されるような新機能を色々と設計しています。その際、今さらながらに認識したのが、ファンドラップ(投資一任)というのは、投資信託等の「金融商品」ではなく、「金融機関に投資運用を一任する」という「立場(ステータス)」もしくは「サービス」であるということです。従って、その契約者としての立場は相続することはあり得ず、お亡くなりになった場合には当然ながらに当該投資一任契約は解約せざるを得ません。
ファンドラップサービスは、「ファンドラップ『商品』」と表現されることも少なからずあるように見受けられますが、このような表現によって認識が正確でないようにゆがめられるということもあるなあと改めて感じました。同じようなことは、「ファンドラップ『口座』」という表現にも感じるものです。最近ではそのような表現はあまり耳にしなくなりましたが、「商品」と同じく、サービスとしてのファンドラップ(投資一任)の本質を正確にとらえることを阻んでいるように思います。「ファンドラップ『口座』」という表現は、もともとファンドラップサービスの提供を行なう際、証券会社等に専用の口座を開設する必要があったり、それゆえに口座システムに密結合のシステム構成にしなければならなかったりの理由からではないかと個人的に勝手に思っているのですが、最近では必ずしも専用の口座を開設する必要もないですし、口座システムと疎結合で構成することも可能になってきているなか、「口座」という表現からファンドラップが解き放たれているようにも思います。
ファンドラップ(投資一任)が生活者のお客様の人生を金融面でサポートするサービスであるという認識が広がるためにも、ちょうどこれから本格的に発展する今だからこそ、そのサービスを表す表現にも注意する必要があるように考えています。

News Picks ダイジェスト(代表取締役 大原啓一)

2022年9月28日
【ファンドラップの残高拡大 「成績プラス」割合に差】
大原のコメント→
個人向け投資一任運用(ファンドラップ)サービスが提供することが期待される付加価値としては、投資運用付加価値のみならず、個々の利用者の資産運用計画の策定や継続的なアドバイス付加価値も含まれており、単純に運用成績だけを比較してサービスの良し悪しを論じるのは適切ではないと考えます。
もちろん、投資運用付加価値も提供付加価値を構成する重要なものである以上、運用成績がプラスであるにこしたことは無いのですが、投資信託商品同様にそこだけに着目することには違和感があります。
本記事については、つまらないことですが、投資顧問業協会の統計情報におけるファンドラップ残高に言及することなく、・・・(続きを読む)
https://newspicks.com/news/7615425?ref=user_121187

News Picks ダイジェスト(主任研究員 長澤敏夫)

2022年9月30日
【仕組み債、楽天証券も販売停止 三菱UFJ銀行も制限検討】
長澤のコメント→
仕組み債については、地銀等の銀行とそのグループ証券会社による販売動向が注目を集めていますが、金融商品仲介業者を経由した販売も相応に行われていると思われます。こうした中、仲介業者向けに様々な金融商品を供給している大手の楽天証券が仕組み債を商品ラインアップから外すことは、供給先の販売方針にも影響を与えることから、業界へのインパクトは相応のものとなると思われます。
 記事には「利益を得た成功体験から仕組み債を望む顧客もおり、一律に見直すのは難しい」という声もあるとありますが、仕組み債の怖いところは、・・・(続きを読む)
https://newspicks.com/news/7622700?ref=user_6551307

お知らせ・ニュースリリース

■地域銀行の有価証券運用事業に関するWebセミナー開催
足もとの地域銀行の有価証券運用事業の困難とその対応の方向性についてのWebセミナー動画を公開しました。
「地域銀行の有価証券運用事業の課題 -パラダイムシフトにどう対応するか-」
https://www.youtube.com/watch?v=DWmfoS7O134

■ゴールベース型ラップに関する勉強会開催
ゴールベースアプローチ型ラップについてのWeb勉強会動画を公開しました。
「お客様に必要とされる真の『資産運用サービス』とは~ゴールベースアプローチ型ラップがいま求められる理由~」
https://www.jamplatform.com/news/2022/08/22/3230/

■Webセミナー登壇のお知らせ(1)
弊社代表の大原と主任研究員の長澤が、株式会社想研が主催する金融専門家向けWebセミナーに登壇を致します。FMプロフェッショナル会員(登録無料)向けのオンデマンド形式の配信もされておりますので、下記リンクからご確認ください。
https://media.finasee.jp/common/static/seminar-lp2205/

■Webセミナー登壇のお知らせ(2)
弊社代表の大原が、帝京平成大学の沼田優子教授とともに、株式会社想研が主催する金融専門家向けWebセミナーに登壇し、「法人IFA社長アンケート2022」の結果をもとにしたIFA業界の成長可能性と今後の課題についてお話をさせて頂きます。FMプロフェッショナル会員(登録無料)向けのオンデマンド形式の配信となり、2022年10月21日(金)16:00 ~ 10月30日(日)23:59までの配信予定です。
https://media.finasee.jp/common/static/seminar-lp2205/

メディア掲載情報

■メディア掲載:JIJI Financial Solutionsでのインタビュー掲載
時事通信社のマーケット情報サービス「JIJI Financial Solutions」で弊社主任研究員の長澤のインタビュー記事が掲載されました。
「仕組債、複雑で大きなリスク=金融機関が販売見直し-日本資産運用基盤Gの長澤氏に聞く」
https://www.jamplatform.com/news/2022/09/26/3274/

金融専門人材募集情報

日本資産運用基盤グループが採用をご支援している金融機関の人材募集情報です

1)大手外資系金融機関 - RM部門マネージャー/想定~2,000万円(賞与別途)
https://www.jamplatform.com/hr/job/2897/

2)邦銀系運用機関 - コンプライアンスオフィサー/~1,000万円(ベース)
https://www.jamplatform.com/hr/job/3280/

3)独立系運用機関 - コンプライアンスオフィサー/~1,000万円(ベース)
https://www.jamplatform.com/hr/job/3254/

4)本邦金融機関 - 経営企画部門マネージャー/~1,500万円
https://www.jamplatform.com/hr/job/3217/

5)大手外資系金融機関 - ITセクションプロジェクトマネージャー/想定~2,000万円(賞与別途)
https://www.jamplatform.com/hr/job/2939/

6)大手外資系金融機関 - コンプライアンスヘッド/~1,500万円(ベース)
https://www.jamplatform.com/hr/job/3223/

7)大手日系金融機関 - ファンドアナリスト/想定~1,500万円(賞与別途)
https://www.jamplatform.com/hr/job/2956/

8)大手金融機関 - アナリスト育成担当マネージャー/~1,200万円(賞与別途)
https://www.jamplatform.com/hr/job/3201/

9)本邦大手金融機関 - 不動産投資アドバイザー/給与は前職を考慮して検討
https://www.jamplatform.com/hr/job/3266/

10)邦銀系運用機関 - ファンドマネージャー/~1,200万円(賞与別途)
https://www.jamplatform.com/hr/job/3268/

ここに掲載している情報以外にも多くの人材採用ご支援をさせて頂いています
ご関心ある方は https://www.jamplatform.com/hr/ からご登録をお願いします

インフォメーション

個別のご質問・ご相談会を無料で定期的に開いています。お気軽にお申し込みください。
https://www.jamplatform.com/contact/

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