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「JAMPの視線」No.162(2023年2月5日配信)

次世代の、挑戦する金融へ
日本資産運用基盤グループ メールマガジン【JAMPの視線】

目次
①JAMP 大原啓一の視点
②NewsPicks ダイジェスト
- 代表取締役 大原啓一
- 主任研究員 長澤敏夫
③お知らせ・ニュースリリース
④金融専門人材募集情報
⑤インフォメーション

JAMP 大原啓一の視点 2023年2月5日

少し前にドラマ化された「二月の勝者」という中学受験をテーマにした漫画がありましたが、先週2月1日は首都圏の中学受験のピーク日でした。私自身は30年ほど前に経験したものの、それっきりそんなことは頭の片隅からも消えていましたが、2人いる子供のうち上の長男が今年4月から小学校3年生になる年齢で、足もと情報収集等に努めていたこともあり、久しぶりに中学受験を意識した2月初でした。
正直なところ、子供の教育については、「わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい」という丸大ハム的なことをこれまでは考えていたのですが、それでもやはり長男と同年代の友人たちのパパ友・ママ友がそわそわしているのを見ると、自分たちも焦りを感じてきて、東京での受験に関する情報収集、進学塾の説明会、体験授業、入塾試験等に飛び回る数か月を過ごしています。試行錯誤の末に先月末にようやくお任せする進学塾を選定し、申し込み手続きは済ませたものの、やはり悶々とすることがあり、昨日土曜日も朝から担当頂く予定の塾の先生にお願いし、個別相談に押しかけ、色々と質問をさせて頂くような始末です。
さて、そんな恥ずかしい告白は置いておいて、そのような将来の進むべき方向性等についての悩みへの対応については、資産形成・運用においてのみならず、やはりゴールベース的なアプローチは有効だなあと改めて感じています。例えば、小学校3年生や4年生にあがるタイミングで一定割合のご両親は「やはり何らかの準備はしなければならないのかしら」と何らかの悩みを感じられるということですが、その漠然とした悩みにどう(How)対応して良いかわからないところ、進学塾のアドバイザーや先生達とお話することで、統計データや代表的な都立・私立中学校の特徴、学習カリキュラム等をもとに、何となく進むべき方向性やその必要性(不必要性も)、そのためのロードマップ(How)等についてのイメージを一定の解像度で持つことができますし、そうすることで悩みの大部分が解消されるように思います。また、当然ながら、中学受験に向けた取組みを始めること自体ではなく、そこからの過程が何よりも重要なのですが、定期的な学力診断テストや保護者会、個別面談等で継続的なサポートが用意されており、そこで軌道修正を図っていくというのも、GBAラップサービスの付加価値において初期の資産運用計画コンサルティングのみならず、継続的なフォローアップが重要だということは共通しているなあと感じます。職業病なのかもしれませんが、そんなことを昨日も改めてしみじみ感じていました。
それにしても、中学受験向け進学塾のお月謝等ってなかなか負担が小さくないですね。家計のやりくりをするためにも、中学受験をサポートするための取り崩し型のGBAラップサービスプログラムがあると、需要があるように想像します。いずれにせよ、ゴールに向けて最後まで頑張りたいと思います。

News Picks ダイジェスト(代表取締役 大原啓一)

2023年2月3日
【金融庁、事業成長担保 数年内に創設 金融審で制度案まとまる】
大原のコメント→
不動産等の有形資産を持たないスタートアップ企業にとっては非常に良い制度と思われる一方、果たして銀行がスタートアップ企業の事業価値を適正に評価できるのだろうかという点は疑問です。
ただ、エクイティで出資をするベンチャーキャピタル等の数が増えていたり、ベンチャーデット等のエクイティ以外の資金調達手段が増えていたりと、・・・(続きを読む)

News Picks ダイジェスト(主任研究員 長澤敏夫)

2022年1月30日
【年金「目減り」過度に恐れず 賃金・物価、遅れて反映】
長澤のコメント→
公的年金の改定率について、マクロ経済スライドの仕組みも含め、分かりやすく説明されていると思いました。また、厚生年金が、総収入が180万円増えるごとに年1万円増える仕組みになっていることについては、定年後何年働くかを考える際のモチベーションにつながるのではないか思います。
 NISAの拡充・恒久化とiDeCoの加入年齢引き上げ等の改革により、一般生活者の資産形成の仕組みが充実してきましたが、活用に向け一歩踏み出すためには、上記の年金のことも含め、・・・(続きを読む)

2022年1月31日
【地銀が離職対策、十六FGは35歳で部長も 人的投資の波】
長澤のコメント→
地域金融機関のリテール部門においては、記事にあるような『顧客が求めるものと異なる「売りたくない商品」を販売させられる』というのが、地元の人の役に立ちたいと思って就職した若手・中堅層の離職の一番の理由ではないかと思っています。
 NISA制度の使い勝手が良くなり、一般生活者の資産形成の多くがNISAで十分賄えるとの見方もある中、多くはネット証券に向かうとの意見もありますが、地域金融機関の「人による資産運用アドバイス」の重要性も増々高まるのではないかと思います。
 実際、以前金融庁が行ったアンケートによると、投資未経験者に対する「もし、あなたの立場に立ってアドバイスしてくれたり、手続きをサポートしてくれたりする人がいたら、リスク性金融商品を購入したいと思いますか」という質問では、全年代平均では、25%が「購入したいと思う」と回答したのに対して、・・・(続きを読む)

お知らせ・ニュースリリース

■ゴールベースアプローチ型資産管理に関する書籍の出版
弊社代表の大原が共著者(第3章担当)として執筆に参加したゴールベースアプローチ資産管理に関する書籍が2月22日に出版となります。

金融専門人材募集情報

日本資産運用基盤グループが採用をご支援している金融機関の人材募集情報です。

1)国内系金融機関 - CGO/前職を考慮して検討
https://www.jamplatform.com/hr/job/3674/

2)本邦大手金融機関 - データサイエンティスト/~1,500万円(賞与別途)
https://www.jamplatform.com/hr/job/3720/

 3)独立系運用機関 - コンプライアンスオフィサー/~1,000万円(ベース)
https://www.jamplatform.com/hr/job/3254/

 4)本邦金融機関 - 経営企画部門マネージャー/~1,500万円
https://www.jamplatform.com/hr/job/3217/

 5)大手外資系金融機関 - 人事マネージャー/~1,000万円(賞与別途)
https://www.jamplatform.com/hr/job/3726/

 6)大手金融系コンサルティングファーム - クレジットリスクアナリスト/~1,500万円(インセンティブサラリー別途)
https://www.jamplatform.com/hr/job/3401/ 

 7)人事系事業法人 - 経営企画/~2,000万円(賞与別途)+ ストックオプション
https://www.jamplatform.com/hr/job/3716

 8)外資系金融機関 - カントリーマネージャー/前職を考慮して検討
https://www.jamplatform.com/hr/job/3650/

 9)本邦大手金融事業法人 - PEを中心とした流動性資産のゲートキーパー/~2,500万円(インセンティブサラリー別途)
https://www.jamplatform.com/hr/job/3346/

 10)本邦金融機関 - 運用部門アシスタント/~600万円
https://www.jamplatform.com/hr/job/3692/

 ここに掲載している情報以外にも多くの人材採用ご支援をさせて頂いています。
ご関心ある方は https://www.jamplatform.com/hr/ からご登録をお願いします。

インフォメーション

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