Webサイトを引き継ぐときに必要な3つのポイント

事業の引き継ぎやM&Aの際、Webサイトの運用も引き継ぐことがよくあります。でも、意外と「何をどうすればいいのか」が分からず、混乱することも多いんです。万が一、手続きが漏れてしまうと、突然Webサイトが表示されなくなったり、最悪の場合、サイトが乗っ取られてしまうことも…。そんなトラブルを防ぐために、Webサイト引き継ぎ時に押さえておきたい重要なポイントを簡単にまとめました!

1. ドメイン:Webサイトの「住所」を確認しよう

ドメインとは、WebサイトのURLのことです。たとえば https://yourdomain.com/ のようなものですね。この「住所」がないと、誰もサイトにアクセスできません。

要注意ポイント
ドメインは一度取得したら、定期的な更新が必要です。もし更新を忘れてしまうと、突然サイトが表示されなくなってしまうこともあります。引き継ぎ時には、ドメインの管理情報(管理画面のURL、ログインID、パスワード)を必ず確認し、引き継ぎましょう。

2. サーバ:Webサイトの「倉庫」をチェックしよう

サーバは、Webサイトのデータが保管されている場所です。サイトの情報や画像など、すべてがここに置かれています。つまり、サーバがなければWebサイト自体が存在できないのです。

確認すべきこと
サーバの管理画面のURL、ID、パスワードを必ず確認してください。これがないと、サイトのデータを更新したり、バックアップを取ることができません。サーバのアクセス情報をしっかり引き継ぎましょう。

3. CMS:コンテンツの管理ツール

CMS(コンテンツマネジメントシステム)は、Webサイトの内容を簡単に管理・更新するためのツールです。たとえば、WordPressが代表的なCMSです。これを使えば、ニュースの更新やブログの投稿もクリック数回で完了します。

CMSを使っていない場合もある?
ただし、すべてのWebサイトがCMSを利用しているわけではありません。CMSを使わず、HTMLやFTPを使って管理している場合もあるので、その点も確認しましょう。もしCMSを利用しているなら、管理画面のURL、ID、パスワードを忘れずに引き継ぎましょう。

引き継ぎ依頼メールの書き方

サイトの引き継ぎには、譲渡元に管理情報を依頼する必要があります。以下はその際に送るメールの例文です。

件名: Webサイト引き継ぎに関するご依頼

〇〇株式会社 〇〇様

いつもお世話になっております。  
この度、〇〇サービスのWebサイト運用を引き継ぐことになりました、〇〇株式会社の〇〇と申します。今後の運用にあたり、Webサイトの管理に必要な情報をご共有いただけますと幸いです。

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【ご提供いただきたい情報】  
1. ドメインの管理画面のURL・ID・パスワード  
2. サーバの管理画面のURL・ID・パスワード  
3. CMS(ご利用の場合)の管理画面のURL・ID・パスワード

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お手数をおかけいたしますが、引き継ぎ作業を円滑に進めるために、どうぞよろしくお願い申し上げます。ご不明な点がございましたら、遠慮なくご連絡ください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇株式会社  
〇〇  
連絡先:〇〇  
メールアドレス:〇〇

まとめ

Webサイトの引き継ぎ時に大切な3つのポイントを押さえておくことで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。

  • ドメインはサイトの「住所」、

  • サーバはサイトの「倉庫」、

  • CMSはコンテンツを管理する「ツール」
    という3つの視点を忘れずに確認し、スムーズに引き継ぎを進めていきましょう!







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