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東京の首長を維新に。そして、全国の首長を維新に。さらに、日本の首長を維新に。大阪発祥のたこやきながら東京本社の大手「築地銀だこ」にそのヒントがあると思っています。

さて。
維新3連発です。

都知事選は残念な結果となりました。
現実的には予想よりもちょっと良かったのかもしれません。
関係者の皆さん、おつかれさまでした。

私がみる限り、
東京都で大阪発祥の維新の活動は、
都民が認めるにはかなりの労力と時間がかかると思います。
地方発祥のものが、東京のスタンダードになる例があまりありません。
良いか悪いか、首都のプライドが邪魔します。
では、不可能かと言われますと
可能だとも思います。

東京維新にはこれを採用してほしい。
「築地銀だこ」方式です(笑。
いえ、笑い事ではありません。

大阪維新のビジネスモデルは、
橋下府知事誕生→まず首長をとる
大阪都構想を構想→目標に集う仲間が必要
大阪都構想の賛成の自民党が割れる→維新への始まり
大阪維新が誕生する→目的を共有した組織誕生
大阪維新の議員が増える→目的をはっきりさせた選挙
大阪維新の市長もできる→首長と与党をとる
法改正が必要→国政選挙に参戦する
日本の維新の会誕生→改革保守の国政政党として法案提出
大阪都構想への法案改定→国政から地方自治にフィードバック
大阪都構想の住民投票へ→大阪都構想の実現へ
と思っています。

つまり、大阪都構想が目的の
大阪維新と日本維新の会は存在する。
では、その他維新はとなると、
いまのところ、
「維新スピリットを地方へ」という精神論以外は、
議員になりたい飛べないペンギンが集まっては、
維新の風で議員になる。
議員になれたら不祥事起こすわ、辞めるわ、裏切るわと
皆さんご存知の通りです。

私の出身の富山県に維新の会と名乗る組織があるので、
一瞬誤解しますが、
維新の組織化はぜんぜんすすんでいません。
地方維新の会がっても組織はなくて、
ひとり維新の場合も多いです。
https://o-ishin.jp/about/branch/
こんな感じです。

どうやったら地方組織ができるか?
ここもはっきりした目標が必要なのでしょう。
「維新スピリットを地方へ」では難しい。

大阪維新のモデルは成功事例で成功体験です。
そのまま他の地域にはもっていけません。
東京都ですから都構想は必要ありません。
以前に中京都という話が愛知と名古屋でありましたが頓挫。
新潟県と新潟市でも知事市長の関係が良好だったため、
都構想的な話もあったような気がいます。
府市あわせ解消といって、
京都府と京都市で都構想もおかしいです。
ここにジレンマがあります。

本来はここに注目。

橋下府知事誕生→まず首長をとる
大阪都構想を構想→目標に集う仲間が必要

ここが維新が維新である部分です。
議員を選挙で増やしても、
関西以外は風にすがるペンギンばかり。
「地方の首長に維新を」が
ベストな活動と思っています。

維新首長が誕生して、
維新首長がそれぞれの地域の「都構想」に変わる、
政策課題を目標に行政を司る。
与党でないとすすめられないのであれば、
次にその政策課題に呼応する議員をつくっていけばいい。

たとえば私の出身県富山では、
来年市長選がある。
そこに15年近く続けてきた
コンパクトなまちづくり」を全否定して
選挙に出て、
たとえば「郊外に広げるまちづくり」
「駅周辺を集中して都市化するまちづくり」などを掲げ、
勝って首長になればその政策をすすめる。
与党の自民富山が反対するなら、
与党を割らせる。選挙で議員を増やす。
大阪維新のビジネスモデルを
全国で活かすとはこういうことではないかと思うもです。

そこで「築地銀だこ」。

大阪はたこやき発祥の地と言われています。
大阪名物といえば、大阪のソウルフードといえば、たこ焼きです。
私は赤鬼さんが好きでした。
百貨店催事でよく一緒に出たことがあり食べてました。

しかし、たこ焼きのチェーン店化を成功させたのは
じつは「築地銀だこ」。
群馬発祥で本社は東京ですし、どうも大阪とは関係がないようです。
名前の通り「築地」は東京です。
銀だこの銀は銀座をイメージしているらしく、
いつか銀座に出店するために銀だことしたらしく、
その目標も達成しています。

大阪にはおいしいたこやき店はたくさんあるのですが、
全国展開しているたこやきチェーン店はないのかもしれません。
最大チェーン店は東京の「築地銀だこ」で、
大阪にもあります。値段が高い!というイメージながら受け入れられているようです。

こてこての大阪発祥のグルメを、
すっとスムーズにスマートに東京はもちろん、
日本全国に広めて600店舗超。

東京維新は、大阪に次いで
維新が首長をとった大型自治体として、
何を目標にし、その目標達成のために議員が集まり、
与党を形成し、過去の行政とはことなる政策課題を解決し、
東京を改革し、都民の幸せにつなげる。

このスキームは「橋下さんがいたからできた」「大阪だからできた」とい
現在のビジネスモデルをカバーしていると思っています。
これが実現していくと、地方組織が充実し、
いつの日か日本の首長を維新で。
となります。

よって、東京維新は、
東京維新としての「都構想」に変わる結成目的が必要です。

小野さんが次の衆議院選挙に出馬してしまうと、
残念ながらペンギンが一羽増えただけになってしまいます。
都知事選にでたのはそんなものかと、
私には思えてしまいます。

現職が二期目をまっとうするとは思えません。
次の衆議院選前に辞職し、自民党復党、
当選後の総裁選に二階派の候補として立候補。
当選して総裁になり、首班指名で日本初の……
想定できなくもない。

それがなくても
次までの4年間。
東京について考えて、調べて、話して、歩いて、
日本維新の会の公認候補として
都知事選に出るべきです。

この4年間で提言し、
独自に東京維新の結成目標を掲げるべきでは。
いいところまで来ていると思います。

都民全員PCR検査からの
経済と感染予防のバランスなど。

世界で唯一PCR検査に消極的な理由は、
東京五輪の開催可否です。
陽性率や感染者実数がわかってしまうと、
この時点で、開催不可能なのでしょうね。

「タウンマネージャーが商店街でショップを始めたら」

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