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東京で維新はなぜ育たないのか?大阪維新はなぜ強いのか?都知事選後の現職の辞職に備えて、必ず次点をとってください。元副知事。

さて。
今回も維新の話です。
また政治の話でごめんなさい。

タウンマネージャーとして地方の活性化を願い、
活動する私としては、
大阪維新の会の影響で活性化している大阪のモデルを
見過ごすわけにはいきません。
今の所他党の話をする予定はありません。

私が注目しているのは
自民党以外の
「地方の与党」です。

それが大阪以外の都道府県でこの現象は起こっていません。
地方の活性化は役所の力、
市民の力だけでは無理です。
市民が自分たちの代表を、
政策をみて決めて
政治がリーダーシップをとって行政が実行する。

市民は主役などきれいごとんばかりいってられない。
市民が自分たちの代表をきめて、
前に進む。
個人の首長として能力の高い人もいると思います。
それを組織として「地方の与党」という活性化スキームを作り、
実行しているので注目すべきと思っています。

政治の話と嫌わないでください。
あらゆる方法とって活性化しない地方の活性化。
ここまでつっこんで考えないと結果は出ません。

東京で仕事をして5年。住んで3年目。
東京は首都でありますが、
その多くは一地方であることがわかりました。
首都や都会や都心と呼べる区は、
中央区、千代田区、港区、新宿区、渋谷区だと思います。
残りは地方色豊かです。住宅地といっていい。緑も多い。
元々は東京は地方の人の集まり。

東京都知事選まっただ中です。

維新推薦候補は負けるでしょう。
できれば善戦してほしいと思っています。
ここで名を売って、
次の総選挙に出馬するのではなく、
4年じっくり東京都知事の準備をしていほしい。

保守党サッチャーに勝つために
労働党ブレアをじっくり育てたイギリスのように。

大阪で発祥して、
大阪に本部がある日本の維新の会。
このままでは、
国政で与党になることはないと思っています。

東京在住からみると、
大阪でどれだけ成功しても、
それは「地方」の話です。

東京は大阪を副首都とかなんて思っていません。
大阪は大阪です。

大阪都構想がどれだけ成功しても、
それは東京100年前の姿と考えます。
やっとおいついたか、ぐらい。

バカにしているわけではありません。
「そんなもの」なのです。

ちなみに私は大阪にいたことがあるので、
いつでも関西弁を話せる
東京在住者です。

大阪維新が大阪都構想を成功させ、
日本維新の会が国政で与党になることを願っている党員です。
あえて提案しますが、
大阪には頼らない、
東京ならではの維新が必要です。

維新の風にすがってくるペンギンたちは、
いずれはなれていきます。
また、柳ケ瀬さんだけに奮闘させていけません。

初代東京維新から維新の会東京支部、
そして現在の東京維新まで、
たった一人で諦めず牽引されているようです。
その貢献は橋下さん並みだと私は思っています。

ただ、東京維新は
途中で都民ファーストの会ぐらいの勢力になれた
チャンスもあったのではないかと推察します。
しかし、東京維新の存在の軸が
まだまだ定まっていない。

大阪維新が大阪都構想という目的をもって、
すべての政策や行動が手段となっているように、
東京維新にも目的がいる。

存在する意義のある、目的のある大阪維新は強いです。
党の設立目的です。

では東京維新は?歴史的に考えても、
議員になりたい輩が、
維新の風を利用しては離脱する。
この状態はまだ繰り返されています。

東京は地方です。

地方からのボトムアップの成功例を
大阪と東京でつくるために
東京にも「維新の首超がいる」と意識させるべきでしょう
ヒントは「築地銀だこ」方式です。
また、いずれ詳しく書きます。

東京都知事選後に
現職都知事の辞職が考えれます。
ここまで自分をよく見せる姿をさらすなら、
2期目ですぐ辞職というプレッシャーを都民はおこすはず。
維新候補は、都知事選で必ず次点をとって、
個人の「副知事」イメージもプラスです。
吉村さんのイメージからくる
「維新の首長」のイメージもプラスです。

東京維新の目的は
日本全国に「維新の首長」をつくる、
その先頭に立つべきで、
大阪維新は特別であって、
日本全国に維新の首長をつくるなら、
まずは東京が、ということです。

その最終目的が日本の首長を維新に、となる。

これが私のいう
日本ではじめての
ボトムアップで日本を変える仕組み。
地方から国を変える具体策。

じつは反維新の首長でも、
評価されている改革首長もいます。
維新に対抗することで、
維新よりも良い改革案が出たりします。

維新の首長が増える二次的作用ですね。

2000年7月1日に
このトヤマグは
富山市中心市街地の情報サイトとして誕生しました。
さまざまな経験を積んで、変遷を経て、
このFBと連載連携したブログスタイルになりました。

この7月で20周年です。

20年目の結果が「地方の与党」づくり、
そして東京維新です。

「タウンマネージャーが商店街でショップを始めたら」


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