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私は若い感性なんて絶対信用しない。いつまでも、子供たちに愚作な商業活性化を教える大人たち。

さて。私は年齢が低いからといって、
若い感性があるなんて、
まったくもって思っていないタイプです。

10年前から格闘技に関わってきたので、
スポーツ分野で天才少年や
天才少女がいるのは目の当たりにしてきました。
身体能力もさることながら、
大人顔負けの感性はありましたね。

私がコピーライター兼
クリエイティブディレクター時代から、
専門学校生や大学生の
グラフィックデザイナーインターンに教えてきた経験があります。
タウンマネージャーとしても
商店街活性化でも地元の大学生4人ぐらいに一年ほどつきあいました。
最初に面談した印象は、誰もがほぼ同じです。
いったい誰に教わると、
そんな感覚になるのでしょうか?
という感じ。

まあ頭の固いこと。そして、古くさいこと。
新人スタッフ研修も合わせると
のべ50人ぐらいは見ていますから、
それなりの平均値だと思います。
不思議ですね。
感性だけなら私のほうが20歳は若い(笑。

私の場合、経験して失敗してきて、
次はこれだなと思考するので、
今までとは異なる手法を探します。
学生さんら、過去の事例を学校で教わるのでしょう。
それ今からやりますか?
それどこが新しいの?
なんて引き出ししかもっていません。

こと商店街活性化というジャンルでは、
未だ壁新聞をつくろう!なんて感じです。
大学生と小学生の違いがわかりません。
20年前の手法が現代に蘇る!

隣県のある大学に商店街活性化セミナーの
講師で呼ばれたことがあります。
学生さんの発表を聞いて
コメントを求められてこう返事しました。
「私はこれを聞きにはるばる来させられたの?」
商店街の若手店主と協同で、
チラシをつくって手配りするという
画期的ななものでした(笑。
その大学は一応IT系が売りなのに。

これは子供たちが悪いとは思っていません。
若さはバカさです。仕方ないです。
彼ら彼女らに、偉そうに教えている大人の責任でしょうね。
大学教授から商店街のおっちゃんたちまで。
商店街活性化について、
偉そうに人様のおぼっちゃんお嬢さんに、
何か教えられることがあるのかよ!
と思ったりしています。

この日本の商店街の現状をみてみたら?
地方のほとんどは全滅なのです。
誰も活性化なんてできやしなかった。
そんな愚作の真骨頂でやらかしても、
まったく反省しない大人たちが、
前途洋々の若者に何が教えられるというのやら。

商店街の活性化は、
商業集積地の経済問題です。

にぎわい創出などという思い出づくりなわけない。

それが補助金やら助成金使って、
全国で日々繰り返されている。
私の田舎の商店街で映画撮り始めたときは、
腹抱えて笑いました(笑。

思い出づくりでひらきなおるのなら良いですが、
それが商業集積地の経済問題を
解決すると思っているのなら、
若い人たちがかわいそうというものです。
私が教えてあげようか(笑。

写真は商店街での風景。
たぶんCMか何かの動画を撮る為に、
振り袖の女の子が商店街に集結していた。
私の田舎の商店街では
ときどき着物をつかったにがやかしがある。
正直いえば商店街活性化事業で、
呉服店系が主になることは
ありえないだろう。

どれだけ店があっても
商店街の客数がかせげる商売ではない。
店はあってもショールーム要素が強く、
商店街での店頭売上よりも、
展示会販売がメイン。
ましてや、新規顧客がカウントできる商売でもない。
商店街活性化に必要な業態としては、
確実に脇役だと思うのです。

なのによく着物系のにぎやかし。
その「予算」はどこからくるのかと感心しています。

「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」


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