一水会批判 神宮外苑再開発に事寄せて


一水会は他の右翼と違つてバランス感覚があり知的である。
右翼思想に盲目的でなく、左側からの意見であつてもそれが日本のためになり建設的な意見だと判断すれば、是々非々で受け止める。
左派左翼が一目置く右翼愛国団体である。

こんなのは全部間違ひか虚偽のどちらかである。

上にに書いてあるやうなことを真に受けたり魅力的に感じて一水会に興味を持つた若い世代の方々が、これを読んで践みとどまつてくれることを切に願ふ。
はじめから申し述べておくが、私が一水会の批判をするとき、彼らが虚構を言ふのをやめるとか、考へをあらためるとか、さういふことは一切考慮してない。さういふのはまともな人間を相手にしたときに考へることであつて、肥大した自己と承認欲求にまみれ、己の誤りを認められず言ひ訳に終止するモンスターには望むべくもない。
メディアにおもねり、自己を等身大以上の存在に見せかける手腕にだけは定評がある彼らに、将来ある若人が惑はされないでほしい。ただその一心で長々と書いた。
言ひたいことはこの「序」にすべて尽くした。ここだけでも読んでくれると嬉しい。

結論から述べれば、一水会は資本主義の申し子、風見鶏のポピュリストに過ぎない。思想や信念、哲学がないのだから右翼左翼といふカテゴリーに入れるべきでない。もつとも「左翼に理解を示す右翼」としてメディアに重宝されることをもつて生業としてゐるのだから、反日活動、利敵行為であると評されるのも当然である。

思想にオリジナリティを出す必要があるのはなぜか。自分たちだけが真の愛国者であり、他は似非保守、ネット右翼、拝米主義者と見下すのはなぜか。自分たちの特色を出して、自分たちを売り込む必要があるからだ。では一水会のオリジナリティとはなにか。現代日本の権力たる左派左翼に媚びてメディアに露出することである。他の愛国団体を出し抜いて、自分たちが一番脚光を浴びなければ気がすまない、売れなければ満足できない。資本主義時代の徒花!! それが一水会の正体である。

葦津珍彦はかつて言つたな。

社会一般の評として「右翼には理論がない」といはれ、また右翼人の中でも「理論建設の緊急」なることが主張されるのも故なしとはせぬ。しかしながら私見を端的に述べれば、日本右翼強化の道は、なにも独創的な理論家の出現を待つべきものではないと思ふ。(中略)
ただ必要なのは、日本民族の精神的伝統の中から、自然成長的に燃えあがつて来るもろもろの諸要求の中から、なにが第一義か、なにが末節であるかを見分けて、西欧追従者とは異るところの独自の大綱的なすぢ道を立てる見識である。この見識が立てば、右翼は、国の危機にさいして国民大衆の自然発生的な心理を動かして、維新の指導力ともなりうるだらう。

日本の右翼――その思想と行動
右翼精神の系譜と現状
―日本人の底にひそむ力強い精神潮流―

まさに一水会にないものがここに凝縮してゐる。無用なオリジナリティを出さんがために頓珍漢なことを言つて失笑を買ひ、王道をゆかず逆張りして嘲笑される。大本を蔑ろにし枝葉末節に拘る本末転倒。すべてがチグハグでボタンを掛け違ふ。全部あべこべになつてゐる。よく思想探求者だなんて名乗れたものだな。

神宮外苑再開発を批判する彼らが明治神宮の尊厳護持を語らず、銀杏並木の心配をする間抜けさ。ここに彼らの本末転倒が如実に表れてゐる。
真に必要ならば、明治神宮のためならば、銀杏並木なぞ切り倒しても構はないくらゐ言ふのが右翼、愛国者であらうが、そんな気概のあるはずがなく、ただひたすら大衆に阿り、メディアの歓心を買はうと必死で周囲の顔色をうかがひ右往左往する。これが彼らの正体である。

さて、ここからはレコンキスタに掲載された神宮外苑再開発反対論に批判を行つていく。


レコンキスタ528号 
「財閥富を誇れども…神宮外苑「再開発」を問う 批判


初つ端から「音楽会の巨星も憂えた」として坂本龍一の名前を挙げてゐるが、元総理大臣経験者や政治家が大好きでたまらない権威主義者の一水会らしい文章である。思想探求者を名乗るのならば人の名前で語らずに自身の言葉で語つてもらひたいものだ。

「森を守れ」という最後の主張が、遺言のようにデモに谺した

レコンキスタ528号 
「財閥富を誇れども…神宮外苑「再開発」を問う

神宮外苑再開発を、明治神宮を誹謗中傷したお前らの嘘を暴く私の声が、お前らの耳を劈くほどに谺し、お前らの空虚な嘘が谺するレコンキスタをバラバラにする。急いで首を洗へよ。

案の定、行間の読めないネット右翼は、「都の方針に反対の主張をしたから」程度の理由をもって、再開発反対派について「左翼的主張、よって耳を傾ける必要なし」という浅はかな主張を繰り広げている。

一水会はいつだつてかうだ。誰もこんなこと言つてやしないのに、勝手に反対の理由を捏造して、勝手にそれに反論する。妄想癖も大概にしてほしい。
神宮外苑再開発は民間の事業である。都の方針ではない。だから「都の方針に反対の主張をした」といふ理由で「左翼」であるなどと言ふ者はゐない。誰も言つてないことを唐突に捏造しそれに反論して論破した気になるのは一水会のお家芸で以下頻出する。

「歴史ある森を守れ」という手紙に関していえば、「左翼的文化人」の高踏的・独善的な主張の範疇とは異なり、ダイレクトに地域住民の郷土愛を汲んだもののように思える。

思ふのは勝手だが根拠は明示されない。すべてがフワッとした自身の感覚、感情、気分によつて論が展開されていく。小学生の自由研究のはうがよほど論理的に構成されてゐる。

すでにこの、神宮外苑再開発の問題については、週刊『ダイヤモンド』や、対米自立を訴える保守オピニオン誌『月刊日本』が、反対を言明する記事を幾度も掲載している。

権威主義者にとつて「他誌に書いてある」ことは評価の対象なのだらうが、大事なのは内容である。
なんの知識もなく気分で書いてゐるから自分の言葉で語ることができない。他誌の内容を引用するしかない。

事の発端は明治神宮の元宮司外山勝志が神社経営を私物化し、更なる金儲けを目論んで再開発を企図したと言われる

「企図したと言われる」!!!!

例によつて例のごとく、根拠は明示されない。よつてこのままではただの誹謗中傷に過ぎない。一水会は至急根拠を示すべきである。できないのであれば撤回謝罪せよ。
今年6月1日、外山勝志氏は帰幽。一水会に良心が残されてゐるのならば墓前にて謝罪撤回を報告すべきである。

一水会は中露に阿る記事を書くが、そのためなら事実を捻じ曲げさへする。これは金銭の授受があるからではないかといふ話をいたるところで耳にする。しかし私はその証拠を持たない。だからそれを事実であるかのやうに書いたりはしない。しかし一水会はそれを平気でするわけだ。

(銀杏並木について)新球場の外壁との距離があまりにも近く、並木の根が甚大なダメージを受けることは避けられない(中央大・石川幹子)

少し調べればわかるデマゴーグを真に受けて恥づかしくないのか?
𝕏 えびすいさん1 
𝕏 船木朱音さん
𝕏 とわのまる 東京大改革3.0さん

ちなみに事業者が新球場を銀杏並木から離して建てると決まつた途端、こいつの仲間たちは新球場が狭くなると難癖をつけはじめてゐる。ゴールポストを動かす、ああ言へばかう言ふの典型、反対するためならなんでも言ふ連中の片棒を担いで、明治神宮の足を引つ張る一水会。彼らの言ふ愛国とは一体?

神宮外苑が名勝に指定されれば、自然・景観を破壊する再開発は防げるのではないか(自民党・船田)

名勝指定とは、鑑賞上価値の高いものを姿そのままに保存することを目的として指定されるが、神宮外苑は米占領軍に破壊され、往時の美しい景観は消え去つて現在に至る。万が一名勝指定されるやうなことになれば、現在の姿がそのまま保存され続けることになる。
明治神宮がアメリカ占領軍に破壊された無惨な絵画館前をそのままに名勝指定し保存するわけがない。

往時の神宮外苑 聖徳記念絵画館前広場(絵画館屋上からの撮影)
現在の神宮外苑 聖徳絵画記念館前 軟式野球場

この現在の絵画館前の無惨な姿を見ろ!!
米占領軍が破壊したままに、聖徳絵画記念館への直通する道は塞がれ、妨げられてゐる現状をそのままにして、名勝指定せよとは恐れ入る。どこに見るべき景勝があるんだ? 対米従属をやめろと叫びながら米占領軍の残した負の遺産をそのままにしたいとは一体どういふ了見であらうと思ふが、結局対米自立といふのも確固たる思想に基づいて主張してゐるわけではないことの証左である。一水会には思想や哲学があるわけではないと述べたが、こんなところもにもそれは現れる。

国民奉賛の赤誠を忘れるな!

明治神宮外苑のために勤労奉仕に従事した先人たちは、明治大帝の御ために、明治神宮の御ためにと御奉仕申し上げたのである。それがまさかこのやうに反明治神宮の思想に利用されようとは思ひもしなかつたであらう。同胞へのこんなにも酷く、残酷な仕打ちがあらうか。
一水会こそが、国民奉賛の赤誠を、当時の国民の真心に思ひをいたせ!

日本土着の、泥くさい生活者の息づかいはない。民族の祈りはなおさらない。拝金主義のいやらしさがキラキラ輝いているだけだ。神宮外苑もまた、そうした神不在の「ガラスの棺桶」に変貌してしまうのだろうか。

ビルが建つことに対してこの仰々しいもの言ひなのだが、こいつらはどこか洞穴にでも棲んで文明と無縁の生活でもしてゐるのであらうか。
明治神宮を永遠たらしめるためには外苑の整備が必要で、そのためには資金が必要である。しかし明治神宮にそんな潤沢な資金はない。ゆゑに高層ビルを建設するのである。実務従事者の苦労も思はず、いつちよまへに口だけは出す。何様のつもりだ?

では一水会は明治神宮永続のためにどんな妙案を持つのかといへば、下記の提案をしてゐる。

政教分離の原則があり、国の補助は不可能であります。(略)全国民にクラウドファンディングをするのも一策でしょう。日本人の心には神仏を敬う精神があります。日本人の象徴である明治神宮が経済的危機に陥っていると聞けば、すぐに資金は集まってくるでしょう。明治神宮の森は日本人の心であり、魂と言えます。これをものの見事に切り倒す行為は、日本人の心や魂を切り倒すと同じ事です。

レコンキスタ535号
小山博史の苦言・直言
日本人の心や魂を
切り倒すな!外苑再開発は「中止」一択!

すぐに集まるなら早々に実施して寄付してもらひたいものだが、老朽化した神宮球場が使へなくなり、その収入を補填するために本当に毎年何十億円も集まるのだらうか。無責任に放言するだけなら誰にでもできる。口だけでなく手足を動かしてもらへないだらうか。お前らが揶揄する口先だけのネット右翼との違ひを見せてくれ、頼むから。

愛国的国民の真心がこもつてゐるから樹を切るなと言ふ。木を切るのは日本人の心や魂を切り倒すことと同じだと言ふ。樹を切らなければ再開発はできない。樹木は人命と同じ価値があるといふ環境カルトと同じやうな発言をする。農耕従事者であれば農作のために樹木を伐採したり草を抜くことが日常茶飯事であるから、このやうな荒唐無稽な論にまどはされることなぞないのだが、机上の空論、ネット農本主義者の諸君は平気でこんなことを言つて恥づるところがない。

神宮の森の木々を利権の為に伐採するなど、言語道断の事態であり、今後もこの問題を糾弾し、最終的には「中止」に追い込まなくてはなりません。

ここまでお読みいただければご理解いただけるだらうが、一水会は神宮外苑再開発に建設的な提言など一切してゐない。中止せよと明言してゐる。
これは明確に明治神宮永続の妨害であり、米占領軍の破壊を永遠ならしめようといふ狂気の沙汰である。反論があるならいくらでも聞いてやるが、知識も知恵も気概もないから反論できまい。

さて、再度レコンキスタ528号「財閥富を誇れども…神宮外苑「再開発」を問うの批判に戻る。

明治神宮の神職は、毎朝明治天皇の御製を拝しながら神明に奉仕しておられるのではなかったか。

明治天皇御製を引用しながら上のやうに述べ「御祭神の大御心を体し再開発計画の再考を」と述べる。
ここで御製を引用しないのは、私の慎ましさ、見識であるが、一水会の皆様にはご理解いただけるだらうか?
我田引水の自説補強のために、御製を引用利用する浅ましさ、お前らからは腐臭がする。
明治天皇が聖徳記念絵画館前の米占領軍に破壊蹂躙された現状を肯定されてゐるかのやうに記す常軌を逸した記述、日本人としての慎み、常識があればとてもできないことを平気でする。日本人としての誇りを、魂を、謙虚さを、一体どこに置いてきた? ロシアか?

この明治神宮から発せられた悲痛なる文章を読んで、なにも感じない連中に何を言はうと詮ない。
明治神宮が百年、二百年先を見据ゑ、今後どのやうな厳しい時代が到来しようとも、境内の一部を切り売りして神社を護持せねばならぬやうな事態を招来せぬやうにと、此度の神宮外苑再開発を実施する旨を宣言してゐる。

「名勝」指定による樹木の保全も見据えながら、一人ひとりの崇敬者と真摯に向き合うべきではないか。それが御祭神の大御心にもかなう、唯一の道ではないのか。

再三述べてきたが、米占領軍に破壊された傷ましく無惨な外苑に名勝の価値はないし、この姿を残置せしめるなど日本人として屈辱以外のなにものでもない。よつて名勝指定などはハナから問題にならない。それをよりにもよつて「御祭神の大御心にもかなう、唯一の道」などと言ふ一水会が、言ふこと為すことすべて間違つてゐるのがおわかりいただけよう。

こんな無内容の扇動記事に踊らされるジャーナリストなんてのもゐるらしい。一水会の反日、利敵行為の成果であり証明の一つとして、ここに掲げておく。


レコンキスタ543号
「大ビルは建てども 大義は崩壊し」…
神宮外苑再開発問題を、愛国的観点から改めて問う! 批判

一水会や月刊日本は題名だけを見ると興味は惹くが、内容は無価値、無内容であり全くおもしろくない。見出し詐欺が常であるが、この記事もその例に漏れない。
鼎談であるが、とてもシラフでやつてゐるとは思へない。一升瓶をラッパ飲みしながら阪神タイガースを応援する大阪人よりもひどいデタラメな発言が続き、戦慄する。

外苑再開発の当事者は、三井不動産、伊藤忠商事、そして明治神宮、日本スポーツセンターです。(略)民間主導とはとても言えない事業です。

デマ、虚偽、印象操作の類である。上記発言には何らの根拠もない。外苑再開発は民間主導の事業である。

その決定プロセスにいかがわしい点がなかったといえるのか。
内苑の維持に公的資金を投入できるスキームを検討したり、広く国民から寄付を募るなり、やりようはいくらでもあるでしょう。

公的資金投入のスキームとか、広く国民から募金しろとか、やりやうはいくらでもあるらしい。それならさつさとそれをしろと思ふが、口だけ達者なネット軍師様はいつになつても動かれる様子がない。神宮球場の収入は約20億円ほどらしいが、老朽化して使用できなくなる神宮球場をそのままにして、毎年毎年20億円も寄付を募り、それが本気で集まると思つてゐるのだらうか?

大企業が関与することは一切まかりならぬとまで教条的なことは言いませんが、崇敬者の意見・感情を汲まずに、大企業主導の再開発計画を推し進めていいものでしょうか。

明治神宮の崇敬者ならば、明治神宮の永続のために再開発に賛成する。明治神宮に弓引く極左や共産党、反日環境カルト、あるいは内苑と外苑の区別がつかない無知の輩だけが反対してゐる。さて、一水会はこのうちどれに当てはまるんだ?

外苑の未来が、このまま三井不動産のスキームだけで進められていいのでしょうか。明治神宮には歴史をふまえ、もっと主体性をもって本問題に取り組んでほしいものです。

デマ、虚偽、印象論の類。
先に引用した「神宮外苑地区まちづくり計画」への参画についてといふ文章からも、明治神宮が主体性をもつて取り組んでをり、三井不動産だけのスキームなどといふ荒唐無稽な話でないことは明らかである。

名物のイチョウ並木は保全されると再開発推進派・賛成派は言いますが、本当に彼らを信用していれば守られるのでしょうか。

陰謀論に汚染されてゐる相手との会話がいかに困難を極めるか、その証拠のやうな発言である。中露や左派左翼の言動には唯々諾々とするくせに、急に猜疑心をむき出しにして疑り深くなる。コントか?

神宮外苑は所有者や都だけのものではなく、広く一般利用者、それこそ大人から子供までが利用するものです。先に紹介した四つの団体だけでなく、幅広い人の意見を聞いて、立ち止まって考える必要があるでしょう。

神宮外苑再開発反対派は題目のやうに「立ち止まって」と言ふ。勝手に立ち止まつてくれ。明治神宮は百年先を、二百年先を見据ゑて先に進む。未来に進む。足手まとひのお前らを待つてなどゐられない。
それにしても共産主義者の斎藤幸平のやうなことを言ひだすものだな。明治神宮外苑は皆のものであるらしい。畏れを知らぬ傲慢、厚かましさ。日本人としての慎みはどこに置いてきた? モスクワか?

神社とは誰のものかというと、宮司・神主や一握りの大企業だけのものではなく、皇室のもの、「ネイション」としての国家のもの、氏子や崇敬者のものでもあるということを、神職の方々には忘れないでほしいですね。

こんな発言をするやうな連中である。神社が皆のものであるとは恐れ入る。思想信仰の上で申し上げれば神社は神のものである。上記発言は戦後日本人がいかに伝統と切り離されてゐるかを証明するものであらう。
ちなみに神社が法的には宗教法人のものであるといふことを私は知つてゐる。彼らは法的な所有と、思想信仰としての所有を意図してかどうか知らぬが混同して語つてゐる。それも誤つて語つてゐる。

イチョウの根にダメージがあるということも言われています。とにかく、秘密主義ではなく、万民が納得できるように、オープンに工事をすすめてほしいです。

神宮外苑再開発における根系調査資料
jingugaienmachidukuri_news_20230111.pdf
jingugaienmachidukuri_news_2024090903.pdf
jingugaienmachidukuri_news_2024090906.pdf
21202335724.pdf (tokyo.lg.jp)

なにが秘密主義だらうな。こんなにも情報はオープンにされてゐる。自分の調査勉強不足を棚に上げて事業者に責任を転嫁する。一水会が如何に事実に基づかない発言をする団体であるかの証拠が積み重なつていく。(神宮外苑再開発によつて建造される高層ビルよりも高く一水会のデタラメが積み上がつていく。もう天にも届かんばかりだ。いい加減にしてくれ)
口ばかり動かすのに忙しい一水会と違つて事業者はしつかり工事を進めていくから安心してほしい。
それにしても中止しろと言つておきながら「オープンに工事をすすめてほしい」とは、もはや自分が何を喋つてゐるのかすらわかつてないのではないか?
こんな支離滅裂な輩に一貫した主張があるはずない。

「自然を守れ」と都知事選で蓮舫候補が再開発反対を訴えていたのですが、それで保守派は一気に「再開発賛成」になびいた空気を感じました。(略)
「リベラル憎し」の逆張りで、保守派もかたくなになりすぎてしまっていないでしょうか?

逆張りばかりしてゐる一水会がなにを言つてるんだ。自虐か?
リベラル憎しの逆張りなどでなく、蓮舫が神宮外苑再開発反対派の荒唐無稽の反対論を公然と述べたことで批判が殺到、多くの日本人が反対論のデタラメに気づいたといふのが正しい。その意味で蓮舫は明治神宮外苑再開発推進の立役者であると言へようし、共産党や環境カルトに騙され、そそのかされ、その政治生命をも断たれたと言へよう。明治神宮に弓引き、デマを並べ立てたものの当然の末路だ。貴様らも他人事ではない。震へて眠れ。

再開発推進派ははっきりいって「政・官・財」の癒着そのもので、伝統精神が軽視されているわけでしょう。在野の崇敬者として、認めるわけにはいきません。

デマ、虚偽、印象論の類。もううんざりだ。「政・官・財」の癒着ならさつさと告発なりなんなりしてくれよ。現実、事実、論理を軽視してる分際で、伝統精神軽視もないもんだ。そもそもこいつは伝統精神が何かすら言葉で語ることはできまい。

神社本庁・明治神宮は日本会議と一体化しすぎて、神社への崇敬心が強くても、政治信条の違いから、崇敬組織に入りづらいという人も多いのではないかと推察します。「国民の赤誠」ということを彼らもよく言いますが、実態は単なる戦後保守となってしまって、かえって国民との関係を断たせることになっているのではないかと懸念しています。

戦後の価値観にどつぷりと浸かり、日本の伝統的精神と隔絶されたのがお前たち一水会である。戦後保守ならぬ戦後左翼となり、反日利敵行為に明け暮れ、日本国民を断絶してゐる。現にいま、私がその証拠をここに次々と挙げてゐる。反証できるならしてみるが良い。

一水会、その見苦しい弁明の記録

これまでの彼らの主張を見てきたものは上記発言に唖然とさせられるに違ひない。銀杏並木の保存は既定路線であり、当初から伐採するなどとは言つてない。反日環境カルト活動家を中心とした勢力が、デマや印象論でさも伐採されるかのやうに言つてゐただけである。
それをさも自分たちの手柄で、自分たちの批判によつて、事業者が計画を見直したかのやうに主張する(これまでの一水会の批判を見てくれば、荒唐無稽なデタラメな批判しかしてをらず、とても事業者が真に受けるやうなものでないことは誰しもの目に明らかであらう)。
この天をも恐れぬ手前味噌、面の皮の厚さにはある種の畏敬の念すら抱くが、ここにも彼らの特徴の一つである、セルフプロデュースが見て取れる。だがよほどの間抜けでない限り、こんな浅ましい手口は見抜かれる。「さすが本物の右翼」「真の愛国者は一水会だけ」などと恥づかしくてとても見てられない絶賛コメントばかりではなく、下記のやうに冷静な目で一水会を見てゐる人たちもあるのである。

さて、さすがに先程の一水会の発言には批判が殺到したらしく、下記のやうな見苦しい言ひ訳をはじめた。

これまで根気強く読んでくださつたかたは、これがいかにデタラメな記述であるかご理解いただけよう。彼らは木を切るなと言ひ、施設の老朽化について一言も触れず、ましてや絵画館前が整備されるのは良いことであるなどと言つてない。外苑再開発におけるメリットをひとつも語らずに中止せよと明言してゐたし、下記の通り発言もしてゐる。

樹を切らねば再開発は不可能である。つまり「再開発は不要」と同義のことを言つてゐるわけである。はじめから思想哲学見識もないままに、大衆に媚びてゐただけだから批判を浴びて右往左往、周章狼狽してこんな無様をさらすことになる。

尊皇心のカケラもない財界人や政治家が、このようなカネ儲け至上主義の発言をすることは、はなはだ不敬千万で許しがたいという思いはあるにせよ、良心的国民が徹底的に抗えばいい話である。

レコンキスタ528号 
「財閥富を誇れども…神宮外苑「再開発」を問う

一水会の言ふ「徹底的に抗」ふとは一体なんであらうか?
ビルの建つことを批判しておきながら、そこになんらの変更もないにもかかはらず前言を翻す。徹底抗戦を言つておきながら平気で矛を収める。言葉が軽い。軽すぎる。どこに信念や気概、哲学、思想があるのか?
「尊皇心のカケラもない」と他者をこの上ない言葉で罵倒しておきながら自身はこの体たらく。神宮外苑再開発が本当に大御心に反すると信ずるのであれば最後の最後まで徹底的に戦つて然るべきはずである。「尊皇心のカケラもない」のは一体誰のことか自明であらう。一水会には中身がない。中身のなにもない透明のガラスの棺桶、これこそが一水会の本質である。

神宮外苑再開発は「適法」であり「違法」でなく「ルールを守ってい」る、と一水会も認めてゐる。しかしどうしても非難したくてたまらなくて、無理やり理由を作り上げる必要に迫られて、荒唐無稽のデマや印象論を飛ばすのである。
どうしてそこまでして、陰湿執拗に明治神宮を攻撃するのだらうかと不思議でならないが、反日活動家といふのは得てしてかういふものである。


をはりに

深圳の事件が反日感情の故に起つたかどうか、それはわからない。
独裁情報統制国家中共で起きた事件であるからこのまま闇に葬られ、今後もわからぬままであらう。
しかしこれまでに中共の反日教育、反日宣伝によつて日本憎悪の事件が現実に起きてをり、今回もさうでないかと疑念を持ち、これからも起きる可能性があるのであるから、国を挙げての反日教育、反日宣伝をやめろと訴へるのは当然である。
それを「安易に反中感情を煽るべきではない」とは一体誰に配慮してゐるのか。中共のプロパガンダの可能性も考慮される「突発的に起こった」などといふ言ひ分をそのまま垂れ流して満足する一水会とは一体なんだ?
少なくとも愛国的な団体では有り得ない。
対米従属からの離脱を求めながら、対露対中隷属では本末転倒であるが、この本末転倒こそが、一水会のアイデンティティであり、オリジナリティ、最たる特徴なのである。
さて上記投稿には当然批判が殺到し、一水会は弁明を余儀なくされるがその弁明が例によつて例のごとく、話のすり替へと妄想の産物によつてなされる詭弁であるから救ひがない。

上記で述べたやうに反日教育反日宣伝をやめろといふ批判は当然なされて然るべきものであり「反中感情を煽る」ものではなく、日本人の安全のためにも、真に日中友好、世界平和を希求するものにとつては当然の要求である。
誰も「いつも米軍は批判している」クセになどと言つてはをらず、一水会が日本人として当然言ふべきことを言はずに中共に阿る姿勢が批判されてゐる。
それをとぼけて、妄想癖でもあるのか都合の良い批判をつくりあげそれに対する反論を行つて、煙に巻く。いつもの手口である。
𝕏で発言するたびにこの調子である。いちいちツッコミを入れるはうの身にもなつてもらひたい。

ほら、こんなこと誰も言つてやしない。
「日本人の残虐性」「日本の汚染水放出」といふ事実無根の宣伝を国を挙げて行つてゐる中国共産党政府と、それを信じて事件を起こす連中が現実に存在してゐることに対する批判を「史実を教えるなというのはお門違い」などと話をすり替え、詭弁を弄する。
これが彼らの手口であり一事が万事この調子なのだから、いかに信じるに足らないか、賢明な読者諸氏はおわかりになられよう。

対米自立を絶叫しておきながら拝露従属でなければ考へられない、得体のしれない情報をもとになされるロシアの領海侵犯擁護。
こんなことを発言すればまともな読者はついてこない。事実になど興味がない自分好みの情報に接したい大衆と、陰謀論者からの支持を得るのみである。このやうな発言を繰り返す一水会の自壊は時間の問題であらう。愛国不在の極左の棺桶が砕け散る日もさう遠くあるまい。日本人の良心を信じたい。

最期に一水会に下記の言葉を送り、擱筆したい。

よくもまあ言行不一致をこれだけさらけ出して、恥づかしげもなくエラさうに説教をかませるものだと思ふ。

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