一水会からの返答と、その後
伯父さんの抗議文に対する一水会からの返答に伯父さんが返信してから一週間以上経ち、その後返信もないのでまたことの成り行きを記しておく。
抗議文に対して一週間もかけて練りに練つた文章をおよこしになつたものの、一日と経たず返信されて、口から泡吹いて絶体絶命。その後、お変りなくお過ごしでいらつしやいますか。
こちらの抗議内容に対する返答は一切なく、自己弁護だけが長々長々長々(以下略)書かれてあり、𝕏で行はれた弁明と同様に「批判はその本質気づき、徳を高めてくれる」などとお書きでありました。
私たちの批判によつて貴会が本質に気づき、徳が高まつていらつしやるのでしたら、私もこのやうな文書をしたためる必要もないと思ふのですが……。
明治神宮は大御心に反してゐて、元宮司はカネ儲け主義であると機関誌上で誹謗中傷した貴会に対して、証拠を、事実を、根拠を示せと申し上げましたが、文学的表現であつたとか荒唐無稽な弁明でひたすら言ひ逃れに終始するばかりで、結局は一切の根拠を示すことができず、醜態をさらし不徳が積み重なつてらつしやるやうにしか見えないのは、私たちの不徳の至りでありませうか。
また、唐突に「会はう」との申し出が記されてありましたね。こちらが頼んだわけでもありませんのに、一体どういふことなのでせうか。しかも不躾にこちら側を呼びつけるものでありました。私たちは貴団体の傘下団体でもなんでもありません。会はうといふのであれば、そちらから出向いてくるのが筋ではありませんか?
甘く見られたものですね。会ひさへすれば懐柔できるとでもお思ひになられれましたか。今までもさうしてきたのでせうか。私たちはカネで転びもしなければ、人情にほだされて節を曲げることもいたしません。貴団体とは違ひます。
返答の署名は木村代表のものでありましたが、本当にご本人が執筆されたかは甚だ疑問です。かつての正々堂々たる覇気に満ちた御文章の面影は微塵もありませんでしたから。武士の情けで公開は控へますが、御許可くださるのでしたらいつでも公開いたします。それが美徳と公論喚起のためでございますものね。