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第116弾「イチカ」

ハーイ!みんな元気?あたしけいご。

116曲目はこれ。イチカ。毎回、曲を出すたびに「歌詞が…」って思う。曲を後悔することはないけど、歌詞を「もっとああすればよかった…」とか「もっとできたはずだ…」とかすごい思う。歌の下手さは、あんまり気にならない。だけど、歌詞の至らなさは「クッソー」ってなる。自分のこだわりめいたものが、歌詞にあることがわかる。でも、出す。そこを作り込もうと思うと便秘になるから、出す。見栄とか恥とか言っている場合ではない。出す。出した後に「実はこれはですね…」と言い訳する。それが、この記事。

「イチカ」 作詞・作曲 Keigo Sakatsume

あんまり先を 考えちゃうとさ
どうしたって すぐ 疲れちゃうから 

いまはここに 君といよう このままで

とんちんかんな 安心感でも
ないよりは ずっと うれしいだろう

勘違いだと わかっている でも 続けていこう

夢の終わりは少しせつなく 涙がこぼれそうにだってなる
生きているだけでいいよ あとは全部おまけだろう
再び生きることのない今日の 太陽が海に沈んで消える
いちからひゃくを 繰り返す むきだしのまま

顔がいいだけじゃ 飽きられちゃうから
脳みそから セクシーにならなくっちゃ

ひたむきに生きる姿は「美しい!」

みそっかすでも 出たとこ勝負で
かっこ悪さも かっこ良さになる

いちかばちかの大博打「それでこそ!」なんてね

自分でもびびるほどのでかい夢が いま 目の前で帆を上げる
汚れたままでもいい はみ出し者にも福は来る
どうすりゃいいかわからんときは 損になる道を選べばいいよ
いちからひゃくを 投げ返す からっぽのまま

夢の終わりは少しせつなく 涙がこぼれそうにだってなる
「生きているだけでいいよ あとは全部おまけだろう」
二度と会えない人の言葉も いま ぼくたちの胸を温める
一度きりの朝(あした)を 迎えにいこう 迎えにいこう

突然ですが、虚無っているあなたに朗報です!明日8月12日(月)15時から神奈川県横浜市港北区富士塚(菊名駅から徒歩10分)にある「ごちゃまぜの家」でミニライブやります!お盆だからこそ虚無りがちなあなたは、是非!里帰りを遠慮する口実に使ってください!今回は坂爪圭吾・保科亮太・稲村彰人の3人体制です!場数を重ねさせてください!誰か来るのかな!ひとりでも来てくれるといいな!激混みの新幹線に立ち乗りで帰省するより、冷房の効いた横浜の古民家で牧歌的な時間を過ごしましょう!里帰りなんて、いつでもできるはず!畢竟、誰もが最後は(土とか海に)里帰り!YEEEES!

歌詞を解説させてください。えっと、まず、あたしは「先のことを考えると割と簡単に死滅をする」生き物です。逆に言えば、いまここに集中している限り生きていける生き物でもあります。過去とか、未来とか、背負えない。だけど、いま、ここ、自分、程度だったらどうにか背負える弱者です。あたしの歌は、基本、弱者賛歌です。ダメならダメで、いいじゃない。友達がいない?いいじゃん!お金がない??いいじゃん!!お先真っ暗???いいじゃん!!!と、なんにでも「いいじゃん!」と言いたいタイプの人間です。

いいと思うんだけどなあ…人並みであることから脱落しても、人生は続く。捨てた先にも、人生はある。極論、大事なことって「どのような環境に置かれても、泣くか、笑うか、それは自分で決めることができる」ってことなのだと思う。どんな環境でも、笑えるポイントを見つけ出す力が、生きる力であり、ユーモアの力である。だから、ねえ、色々なことを肯定していきたいと思う。明日のことなんて誰にもわからないけど、いま、自分が生きていることは『たしか』だし、今日食べるものがあって、今日寝る場所があるなら、別に文句を言うことってそんなにない気がする。食べるものがなくなったら、そのときは『死に物狂い』で狩猟採集に出ればいいわけであって、なくなる前から「なくなったらどうしよう」って怯えるのも、どうかと思う。

いま、生きているのよ。いま、生きていると言うことを過去や未来に汚されてたまるかって話よ。先のことなんて誰にもわからないのだから、いま、自分にできることを全力でやる。やりきったあとの「俺はやった(感)」こそがご褒美なのだと思う。やりきった夜は、スヤスヤ眠れる。あたしなら「歌を作る」ことに命を燃やして、できがいいだの、できが悪いだの、仕上がりに一喜一憂する。素晴らしい作品ができれば「よっしゃー!」だし、無様な作品ができれば「消えてー!」だし、もう、清濁併せ呑んで、生きてやる。

全然関係ないけど、電車とかでスマホゲームやってるひとを見ると、あたし、腹立っちゃう。なんだか「お前、なにやってんだよ」とか言いたくなる。いや、別に、それぞれの人生なにをやるかはそれぞれの自由だとは思うけど「微妙すぎるぜ!」って思う。余計なお世話を百も承知で言うけど、自分が生きているってことをもっと大切にしろ。って、そう思う。自分が生まれてきたことを大切にしろ。あたしの怒りは、この言葉に要約できる気がする。他者に向けた言葉は、無論、自分にも向けた言葉でもあるわけでして、あたしは、あたしに「自分が生まれてきたことを大切にしろ」って思う。自分なんかダメだと思うひまがあったら、そうではない理由を、探しなさい。

と言うわけで、懲りない我々は明日8月12日(月)ミニライブを開催することになりました。愚かだなあと笑っていただけたらうれしいのですが、実際に聞きに来ていただけたら、もっともっともーっとうれしいです。我々のモットーは「技術だけじゃないなにか」を伝えることにありまして、それが、少しでもあなたのハートに響けばマンセーです。これまで116曲作ってきまして、大概はゴミだけど「あ、これはちょっといいぞ」って思えた曲が、少なからずあります。それを、是非、リアルで聞いていただけたら嬉しいです。これは完全に言い訳だけど、あたしたち、絶対生の方がいいから。動画なんて見ている暇があったら、リアルな風に吹き飛ばされて「あいやー!」とか言っている方が、絶対、5億倍くらい楽しいから!そして懲りずに宣伝です!9月9日(月)は吉祥寺で命を賭けます!よろしくお願いいたします!人助けだとおもって!!是非!!バーチャルよりも、やっぱり、リアル!!

<ムジカダレダ 公開生放送!第 312 夜>
~さよならフォロワー♪~

場所 : 吉祥寺曼荼羅
日にち : 9月 9日 月曜日

出演:Agape
坂爪圭吾 Gtr,Vo
竹谷純平 Gtr
保科亮太 Ba
稲村彰人 Key
嘉向徹 Dr

宅嶋淳 Gtr,Vo、菅原敏 pf

さとこ Vo、オミオ長谷川 AG

時間:18:30 開場 19:30 開演

料金:¥2,500(1 ドリンク別途)

※予約は、http://www.mandala1com

◎当日までに「Agapeを見に来た」と連絡をくれた方には千円をお返しする実験も実施します!!

当日YouTubeLIVEにて生配信いたします
URL https://youtu.be/Uy88wnHvx9Q

吉祥寺のライブハウス曼荼羅からお送りする、トークとライブの音楽番組です。
お楽しみに!

スマホゲーム愛好家のみなさま、ごめんなさい。あたしは、こうしてすぐに敵を作る。スマホゲームにも、きっと良い部分があるのよね。あたしも、人生で一番落ちていた時期に延々と花札をやっていた時期がある。自殺するくらいなら、スマホゲームをやっていた方がいいのかもしれない。電車の暇潰しにもなるしね・・・とか言いながらやっぱり「活字読めよ」とか思っちゃうし、ねえ、やっぱりスマホいじっている姿って、まったく美しくない。誤解を恐れながら言うと、人生が充実していないひと独特の倦怠感を身にまとう。って、弁明しようと思ったのに、更に否定をしてしまった…生きているだけでいいとか歌ったばかりなのに…なんにでも「いいじゃん」って言いたいタイプであるとか大嘘じゃん…言葉が宙を舞う…まあいいや…これがあたしの本音なのだから…自分を取り繕って愛されるよりも、自分全開で愛されたほうが、よっぽどうれしいですもんね!!!ありがとうございます!!!

じゃあ、またね。愛してるわ。バイバイ。

坂爪圭吾 keigosakatsume@gmail.com

【イベント情報】

8月12日(月・祝日) 15時~16時@神奈川県横浜市「ごちゃまぜの家」

8月24日&25日(土&日) 15時~16時@神奈川県横浜市「ごちゃまぜの家」

9月9日(月) 19時半~@東京都吉祥寺「曼荼羅」

○バンドプロフィール紹介

Agape(アガペー=神の愛という意味がある)

2014年2月14日。Guitar & Vocal の坂爪圭吾が、当時同棲していた彼女に振られ、振られた勢いをそのまま活かすかたちで、「ひとは家がないと生きていけないのか」という問いを持ちながら、定まった家がない状況で如何にして生きていくかという実験を開始。

その体験談を綴ったブログ『いばや通信』が、爆発的な人気を博し、結果的に日本全国、世界20ヶ国ほどに、トークイベントなどで招聘されるようになる。「とにかくやばいことだけをやる」というコンセプトに基づいた会社、【合同会社いばや】の代表としてブログや講演活動に専念するなか、“家を熱海に買ってもらう”というゴールを果たした頃に、会社が円満解散。

ホームをレスしてからちょうど5年後。2019年2月14日。イタリアはヴェネツィアで、ある女性を通じて「音楽をやりなさい」という啓示を受けた坂爪圭吾が、日本に帰国後、一日一曲の曲作りに邁進するなか、一人、また一人と毎月メンバーが増えていき、現在5人体制で活動している(今のところ全員無宗教)。

メンバーのほとんどが、“中学校の授業以来”という驚愕のバンド結成状況の中、「ド素人から成長していく姿を公開していくことが、自他共に勇気が出るのではないか」と開き直り、約半年で、およそ百数十曲の音源を作る。それらの楽曲は、「ジャンルはなんですか?」とカテゴライズされないために、様々な趣向が凝らされている。

メンバーそれぞれが、駄目なら駄目なりに、失敗したら失敗したなりの姿を晒していくスタンスで、“技術だけではない何か”を感じてもらえるような演奏を心がけている。
◯メンバー紹介

Guitar & Vocal の坂爪圭吾(34)音楽活動歴約半年で、毎日一曲のペースで創作し、百数十曲の持ち曲のほとんどの作詞作曲を手掛けている。

Bass 保科亮太(31)音楽活動歴約五ヶ月で、「圭吾さんがギターで、ドラムは重そうだから」という理由でベースに挑戦。作詞も手掛けている。

Guitar 竹谷純平 (34)音楽活動歴約四ヶ月で、「誕生日が一番早いのと、唯一の長男だから」という理由でリーダーに抜擢。愛されキャラでありつつ、“アニキ”の愛称で親しまれる。ライブ時のMCと、エレキギターでのソロ演奏に注目。

Keyboard & vocal 稲村彰人 (26)音楽活動歴約三ヶ月で、仲良くしていた先輩たちに、半ば強制的にバンドに加入させられる。が、秘めていた才能が開花。その独自の世界観と歌唱力から、米津玄師さんに対抗しないかたちで人気を獲得している。

Drums 嘉向徹(28)バンド結成前から坂爪たちと親しくしていた、最後の精鋭。メンバー全員が「アガペーのリズム体になるのは、彼しかいない」と断言し、その登場を待ち続けていた。“ドラムというより、大地そのものを叩きたい”という独特の表現は、幼少期から海とさざ波の中で育った背景に起因している。音楽活動歴、堂々の0ヶ月で、初ライブに挑む。
◯バンドからのメッセージ

まずは「1年後、見ててください!」を合言葉に、Agapeを応援してくれているファンと共に成長していきたいと思っています。年齢的にはアラサーですが、まだまだ多感な我々Agapeの音楽を、ぜひリアルで体感していただけたら嬉しいです。

9月9日(月)19時半~@東京都吉祥寺「曼荼羅」でお会いしましょう!!


バッチ来い人類!うおおおおお〜!