資料室(プロフィール・成果・講演動画など)(※作成途中です…)
講演の経歴や研究・検討成果の参考になるようにまとめてみました。
プロフィール
社会環境工学者 技術系公務員
公益財団法人 リバーフロント研究所 主席研究員。
河川環境に関する研究を実践的な立場から仲間と幅広く実施し、優れた成果の社会実装を目指す。1971年三重県紀北町(奇跡の川 銚子川の町)生まれ。1994年大阪大学工学部土木工学科卒、同年建設省入省。ノルウェー道路公団(1992年IAESTE研修員)、土木研究所河川環境研究室、スイス連邦工科大学(EAWAG/ETH)客員研究員、国土交通省河川計画課課長補佐、近畿地整・福井河川国道事務所長、土木研究所 河川生態チーム 上席研究員(兼 自然共生研究センター長)等を経て現職。専門は、河川環境、生態工学。博士(工学)、技術士(建設部門)。主な著書に「エコテクノロジーによる河川・湖沼の水質浄化」(ソフトサイエンス社)。日本を代表する執筆者5000人の1人に選出(現代日本執筆者大事典第5期)。いろいろな外国語を少し話す言語オタク。日本ビール検定2級。
【性格】
新しもの好きで、人懐っこくネットワーカー。
アイデアを出すのは好きですが、詰めるのは苦手です。
典型的なエニアグラムタイプ7です。
研究成果
詳細は下記のresearchmap、researchgate、googlescholarなどを参照ください。
Researchmap
Researchgate
https://www.researchgate.net/profile/Keigo-Nakamura
Googlescholar
3次元川づくり(ALB・河川CIM)に関する資料・動画など
3次元データ(ALB・グリーンレーザ)や3次元データを用いた川づくりに関連して発表した資料や動画等を掲載します。
グリーンレーザ(ALB)による河川測量とその活用(2017年2月)
2016年に日本で初めて公式にALB河川測量を福井の九頭竜川で実施しました。その成果をいち早く技術報告としてまとめました(測量した日から2か月足らずで出版)。入門編としてどうぞ!https://www.rfc.or.jp/pdf/vol_84/p016.pdf
ミズベリング・インスパイア・フォーラム2022 中村 圭吾(動画)(6月)
3次元川づくりに関する内容・経緯などを7分くらいで語っています。
グリーンレーザを用いた航空レーザ測深(ALB)による河川調査の現状と可能性(2019.5)(特集 水環境研究におけるドローン・リモートセンシング技術活用の最前線)
河川CIMで進化する多自然川づくり(2019.2)
これまでの川づくりの課題は、測量・設計・施工技術のレベルに合わせて、川のかたちを単純化してきたことにある。3次元に関する新技術をうまく活用することにより、多自然川づくりに必要な川本来の複雑なかたちをそのまま扱うことが計画、設計、施工、管理の各段階で可能となってきた。つまり、河川CIMは多自然川づくりと相性がよい、と言えるhttps://www.rfc.or.jp/pdf/vol_88/p018.pdf
河川CIM(3次元川づくり)の考え方と標準化に向けた取り組み・課題 (2020.3)
川づくりは3次元へ〜ミズベリング・インタビュー:国立研究開発法人土木研究所 中村 圭吾さん (2020.7)
河川 CIM 標準化検討小委員会 成果報告書 (2021.7)
2019年から2年にわたって、3次元設計を中心に河川CIMを検討し、社会実装を可能にした小委員会の成果をとりまとめたものです。少し厚いですが、ぜひ参考にしてください。
https://www.pwri.go.jp/team/kyousei/jpn/downloads/houkoku20210630.pdf
CADはもういらない!? ~河川CIMの最新技術セミナー~ (2020.12)
上記の報告書の中間報告的なセミナー。挑戦的なタイトルに気概を感じていただけると幸いです。
河川CIM標準化検討小委員会 最終報告セミナー (2021.7)
上記報告書の最終報告セミナーです。
メタバース(仮想世界)を用いた川づくりセミナー(動画)(2022.5)
九州地方整備局では、上記の小委員会の成果なども活かしハンズオン形式のセミナーを開催しました。その動画(前編・後編)です。
前編の下記の動画は、2022年5月12日に開催しましたセミナー「インフラ分野におけるメタバースの作り方と活用」です。この動画はウェビナーの午前中に実施した以下の講演内容をまとめたものです。1.3次元データを活用した川づくりの現状と今後の展望中村 圭吾氏 公益財団法人リバーフロント研究所 主席研究員2.ゲームエンジンについて(ノンゲーム分野での活用事例)杉山 明 氏 Epic Games Japan Business Development Manager3.メタバースを用いた川づくりの魅力とポイント 大槻 順朗氏 山梨大学大学院総合研究部 工学域土木環境工学系 助教
後編の下記の動画はウェビナーの午後に実施したハンズオン研修をまとめたものです。
IDC2020ウェビナー#1「点群データを活用しよう」(動画)
点群を活用したさまざまな取り組みが紹介されています。こちらからは「点群データを活用した3次元川づくりの取組み」 土木研究所 河川生態チーム上席研究員(兼 自然共生研究センター長)・中村圭吾として講演しています。
https://youtu.be/CI9jiVWh824
グリーンインフラに関する成果・動画など
グリーンインフラに関連して発表した資料や動画等を掲載します。
流域治水とグリーンインフラ(note)
中村ら (2021) 流域治水とグリーンインフラ~グリーンインフラ官民連携プラットフォームの取組み~、土木技術資料63(3)、pp.52-53 とそれをもとに一部省略、加筆して作成したNOTEの記事があります。なぜ、流域治水にグリーンインフラが必要なのか、グリーンインフラといっても人によっていろいろとらえ方が違うことなどが書いてあります。
流域治水とグリーンインフラ~グリーンインフラ官民連携プラットフォームの取組み~(土木技術資料2021)
https://www.pwri.go.jp/team/rrt/data/papers/2021/papers_04.pdf
流域治水時代の多自然川づくりと新技術 : グリーンインフラを思考OSとしたデジタルツインの流域管理(河川)
流域治水時代の多自然川づくりを考える ~グリーンインフラと流域管理~(講演資料PDF)
令和2年度多自然川づくり近畿ブロック会議の基調講演資料(PDF)です。
https://www.kkr.mlit.go.jp/river/kankyou/tashizen/ol9a8v000003hqn5-att/R2kichoukouen.pdf
グリーンインフラ評価の 考え方とその評価例 (令和3年度中間報告書)(グリーンインフラ官民連携プラットフォーム)
https://green-infra-pdf.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/Rep-hyoka.pdf
グリーンインフラ技術集(R3.3月)(グリーンインフラ官民連携プラットフォーム
グリーンインフラに関する要素技術、評価方法など幅広く紹介されています。
https://green-infra-pdf.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/技術集.pdf
「土木の日シンポジウム2021」グリーンインフラと市民普請~自然のなかでいきる技術のあり方~
■プログラム:13:00~ 開会挨拶 廣瀬 昌由 氏 (国土交通省大臣官房 技術審議官)土木学会 会長挨拶 谷口 博昭 (土木学会 会長)13:10~ イントロダクション 「市民普請について~これまでの振り返り~」13:15~ 基調講演「自然のなかでいきる技術のあり方を問う」真田 純子 氏 (東京工業大学)13:45~ 事例紹介「現地材料と地元技術で現場土木」松木 洋忠 氏(土木研究所)「“水辺の小さな自然再生”と支える仕組み」瀧健 太郎 氏(滋賀県立大学)「地産地消型の道路舗装: エチオピアの石畳舗装」設楽 知弘 氏(毛利建築設計事務所)[事前収録]、徳永 達己 氏(拓殖大学)14:40~ パネルディスカッション 「グリーンインフラ推進のための市民普請の役割」コーディネーター:中村 圭吾 氏(土木研究所)パネリスト:真田 純子 氏/松木洋忠 氏/瀧健太郎 氏/徳永達己 氏15:30 閉会挨拶 塚田 幸広 (土木学会 専務理事)
生物多様性ネットゲイン・生物多様性クレジット・官民連携・ESG・ネイチャーポジティブなど
生物多様性ネットゲインとは何か~開発事業の新たな潮流~
生物多様性ネットゲインに関するイントロ的解説です
イングランドにおける生物多様性ネットゲイン(BNG)政策とその影響について(2022)(リバーフロント研究所報告第 33 号)
生物多様性ネットゲインに関する8枚の論文。生物多様性ネットゲインのなかみ、評価手法の考え方(生物多様性メトリック)、日本への展開などについて書いています。
公共事業は生物多様性を増やす時代へ
ー英国・イングランドにおける⽣物多様性ネットゲインとその影響ー
リバーフロント研究所報告の研究発表会で使用したパワポです。
イングランドにおける生物多様性ネットゲイン政策と生物多様性クレジットについて
生物多様性ネットゲインは2024年2月に施行されました。この原稿はその少し前の2023年11月時点での最新の動きなどについて書いています。特にネットゲイン政策の柱のひとつである、いわゆる生態系オフセットである生物多様性クレジットに関する状況などを記載しています。
民間企業等と連携した流域の環境保全の取組み事例とその可能性
流域の環境保全は、健全な生態系ネットワークの形成に不可欠であり、サステナビリティや生物多様性に対する企業活動の関心が高まっている。本研究では、民間企業やNPOとの官民連携事例を調査し、流域環境改善の現状と課題を報告。結果から、森林や水関連企業の取組みが目立ち、大規模な取組みは洪水被害が契機となっていること、政策的支援と多様なステークホルダーの連携が重要であるが、国内の中間支援体制は十分ではないことが明らかになった(Chat GPTにより作成)。