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2つの水風呂で整う〜健康ランド末広湯

今日は、豊島区要町にある健康ランド末広湯をご紹介しましょう。

ここには露天風呂があるのですが、通常は備長炭を入れたお風呂、そして毎週日曜日は那須高原温泉の湯の華を入れたお風呂になるのです。

備長炭
那須塩原湯の華

となれば、やはり、日曜日に行きたくなりますよね。
ということで、行ってまいりました。

ちょっと湯の華の実力をブログでお見せするため、指輪の写真を撮りました。(銀は硫黄に反応するので、ちゃんと硫黄が入っていれば変色するのです)

指輪ビフォー

これがビフォーです。

指輪

これがアフターです。

ちょっと黄色く変色しているのが分かるでしょうか。やがて自然に色が戻るまで、この色を楽しみたいと思います。

さて、湯の華の力を分かっていただいたということにして、話を進めましょう。

まず、入り口はこんな感じ。ビル銭です。

入り口

入ると、待合室には水槽に泳ぐ大きな魚が目を引きます。

待合室

さぁ早々にお風呂へ参りましょう。

お風呂はカランにホースのシャワーがついていて、使いやすい造りになっています。リンスインシャンプーとボディソープも置いてあります。サウナもあります。

お風呂はジェットバス、白湯、漢方湯、露天風呂、そして水風呂が2つ。
体を清めてお風呂に入ります。


漢方延寿薬湯

漢方

説明はこんな感じですが、実際に入ると、とても強力です。
漢方の香りが強く、初めて入るとむせるほど。
これは効きそう。

露天風呂

次は、期待の露天風呂です。

露天風呂への扉を開けると、まず目に入るのが、打たせ湯。そして、野趣あふれる岩風呂。溶岩を持ってきたような岩で囲まれて、非日常感満載です。
露天とはいえ、空は見えませんが、冬の冷たい外気が流れ込んでひんやりしています。

※男風呂は空が見えるそうです。
 どうしても女風呂は外から見えないようにするため、露天風呂があっても空が見えない銭湯がほとんどなのです。残念ですが、仕方ありませんね。

その先に、那須高原温泉の白濁したお湯が広がります。
温度は41℃ぐらいでしょうか。
ゆったり浸かれる温度です。

浸かると、冷たい外気がきもちいいんですよね。

目を閉じると打たせ湯の落ちる音が小さな滝のようで、水音しか聞こえない静寂に浸れます。最高ですね。

十分に温まったところで、水風呂へ向かいましょう。

水風呂

水風呂が2種類あるところは珍しいんじゃないでしょうか。
しかも、温度が違います。ひとつは18℃ほど。ひとつは28℃ほど。

28℃なんて、シングル(10℃以下)が好きな人から見たら、水風呂と言えない温度かもしれませんが、この28℃の水風呂が、かなりいいんですよ。

まず、お風呂自体が、大体40℃から44℃の低めの設定です。
ぬるめのお風呂に、キンキンの水風呂はきつい。
それが、28℃だと、ぬるめのお風呂でも交互浴ができます。

それだけではありません。18℃ではせいぜい10秒~30秒ほどしか浸かれませんが、28℃ならゆったりと浸かることができます。

ぬるめのお湯で十分に温めた体を18℃の水風呂でキュッと締め、そのまま28℃の水風呂に入り、目をつぶってリラックスします。
聞こえてくるのは水泡がはじける音だけ。
そのままひたっていると、やがて、自分の体に水が通っているような感覚に、さらには自分の体と水の境目が分からなくなってくるような感覚が……。ああ、なんて気持ちいいんでしょう。

最後に薬湯でもう一度からだを温めて、家に帰ることにしましょう。

ああ、今日もごちそうさまでした。





世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。