『ZorinOS』に出会えてうれしい
『ZorinOS』というものをインストールしてみたら、あまりの快適な動作に驚いた。『ZorinOS』はゾリンオーエスと読むらしい。ウィンドウズなんかのOSは数万円するが、この『ZorinOS』は無料で使えるようだ。
アイルランドの首都ダブリンに拠点を構えて、最初は2人の少年ではじめたとのこと。これはなんだか応援したい。
『ZorinOS』はウィンドウズでもなくマックでもなくリナックスなんだそうだ。リナックスはLinuxと書く。
(以下、『ZorinOS』の公式サイト、英語サイトですが写真や色が心地よい)
リナックスの存在は以前から知っていたが、今までインストールまではしたことなかったので「おお、これがリナックスというものか!」とはじめて出会ったのでした(USBメモリを使って、トラブルなくインストール出来ました)。
しかし、この見た目のカッコよさはどうしたことだろう。こういうカッコよさはマックにはあるが、ウィンドウズには感じられない。ウィンドウズはなんか無骨で会社で仕事に使うものみたいなイメージがあって、ウィンドウズを長時間使ってると私は、なんだかブルーな気持ちになってしまう。
その点『ZorinOS』は色も見た目も心地よいので、使っててなんだか楽しく感じるのだ。
しかもこの『ZorinOS』は15年前とかの古いパソコンでもサクサク動くことを目指して作られてるところがあるらしくて、今回私が使ってるのはそれ以上の20数年前ウィンドウズパソコン(Windows Vista)なのであるが、サクサクと動いてる(Zorin OS 12 Liteを使用)ところがスゴい。
ウィンドウズとして使ってた時は、なにかしようとすると待たされたりすることがあった。矢印のマウスカーソルがクルクル回って、「今準備してるんで、もうしばらく待って下さいね」というのがあった。そのまま待っていたら結局固まってしまって「すいません、できませんでした」ということもよくあった。
『ZorinOS』にしてからは、そういうことがほとんどなかった。バイクのエンジンだとスクーターの50ccから、中型の250ccになったような感じで、坂道でもノロノロになったりしない。
TVer(ティーバー)というサイトがあって、ここでは見逃したテレビ番組を1週間以内であれば見ることができる。どうせ無理だろうなと『ZorinOS』で見に行ったら、問題なく動画を再生できた。調子に乗って有料のNetflixなんかまで見に行ってみたら、これまた止まらずに再生できた。『ZorinOS』スゴいではないか、なんだかスゴすぎるではないか。『ZorinOS』のがんばりに感動してしまった。
しかも『ZorinOS』のソフトウェアは基本無料で使うことができる。ワードとかエクセルとかパワーポイントとかウィンドウズでは数万かかるのがであったが、『ZorinOS』は互換ソフトが無料で使える。だからってまともに動かないとかいうことは全然ない。
3DCGを作るソフト(ブレンダー_Blender)まで動くし、これも無料である。
ウィンドウズだって無料ソフトは沢山あるけど。あまりわからずに無料ソフト入れてみたらウィルスに感染したりすることがあったりする。
そういう警戒しないといけない感じが、リナックスとか『ZorinOS』ではあまりなくて、「この広場なら楽しく過ごせそう」「この広場でなにかやってみたい」みたいな、なにか豊かな気分になれているのを感じる。
『ZorinOS』に出会えてよかった。こんな出会いがまだあるとは思っていなかったので、とてもうれしい。
(以下、少し長いですが『Zorin OS 16』のデスクトップツアー)