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M4 ProのMac miniに買い替えたらすべてが爆速だった

どうも、はじめましての人ははじめまして。そうでない人はこんにちは。けいがと言います。10年以上のMacユーザーです。

先々月、“Mac mini”を購入しました。今回は、Mac miniを買うに至った経緯と、実際に使ってみての感想などを書き残しておこうと思います。

なお、記事内のAmazonのリンクはアフィリエイトになっているので、そういうのが嫌な人は注意してください。


なぜ今

5年使っていたiMacが限界を迎えたからです。

私は定期的に、iMac上のParallelsで仮想化したWindows 10でMagic Online(以下、MO)をプレイして、その様子を配信していました。ただ、Macの上でWindowsを動かし、更にそこで重たいMOを起動し、Mac側でOBSを使って配信するというのは、かなりiMacに負担がかかっていたようで、特にここ最近はかなりMac側の動作が遅くなっていました。Windows側は言うに及ばずです。

そもそも振り返ってみると、5年前にiMacを買い替えたときから、諸々の処理は重かったです。今では存在しなくなってしまったFusion Drive、翌年にリリースされたAppleシリコン。今思うと過渡期のモデルだったのかもしれません。

そんなこんなでストレスを抱えながらiMacを使っていましたが、Parallels上のWindowsをWindows 11にアップデートしたところ、トドメを刺されてしまいました。挙動がとにかく重たくなり、MOで2試合連続フリーズからの時間切れ負けを喫してしまい、あえなく限界を迎えることになったのです。たまたまその配信を見ていたMacに詳しい視聴者と話をしていて、これはもう買い替えるしかないなという結論になりました。もともと、Windows 10のサポートが切れる来年の秋には買い替えるつもりだったので、1年早くなった感じですね。

これまでは10年ほどiMacを使っていたのですが、今回はMac miniにすることにしました。周辺機器はもう既にありますし、Mac miniは最新モデルが2024年10月に出たばかりでしたしね。

カスタマイズ

MacをApple公式で買う際の必須事項といえばカスタマイズです。Appleはハードウェアを売る企業ですので、Windows PCを自作するときのように後からCPUを変えたりメモリを増設したりすることはできません。買う際には妥協せず、限界までスペックを盛ることが求められます。

今までMacを使っていて、CPUにはお金をかけたことがありませんでした。これまでCPUを酷使するような作業をしてこなかったからですね。ただ、最近は配信活動も高い頻度で行なっているわけですので、最新のCPUの性能を感じてみたいということもあり、デフォルトのM4ではなくM4 Proにしました。

メモリは、今までの32GBでも足りないくらいだと感じていたので、48GBにしました。Mac上でWindowsを動かす都合上、メモリはなんぼあってもいいですからね。

ストレージは1TBにしました。今のiMacと同容量で、特に困ってもいないのでそのままです。

iMacを買うたびに不満に思っていたことが、合計約3万円ものキーボードとマウスが強制的に付いてくることです。キーボードもマウスもお気に入りのものがあって買う必要はないので、そのぶん安くしてくれよと思っていました。その点、Mac miniはいいですね。キーボードもマウスも付いてこず、当たり前ですがディスプレイもないので、なんだか割安な気分でした(笑)。

それでも、合計金額は約30万円となりました。目まいのする値段ですが、叫び声をあげるのを我慢しながら購入手続きを済ませました。

開封の儀

届いてみて、あまりのコンパクトさにビックリしました。

逆に本体は思ってたよりも厚みがありました。

ガブリアスちゃんと並べてみました。

使ってみて

速い。とにかく速い。その一言に尽きます。MOも試合中の操作はとても快適です。今までは負荷を少しでも減らすためにアニメーションをオフにしていたのですが、その必要もありません。最高です。ブラウザも、リロードしたときにあまりに一瞬で終わってしまうため、リロードしたかどうか気づかないときがあり、感動しました(笑)。

ただ、どうしてもボトルネックは発生するもので、MOのローディングなどのデータ処理、とにかく重たく動作が不安定なOBS、大容量の外付けHDDを接続しているFinderなど、メモリ48GBでも少しレインボーカーソルになる局面はありました。これに関しては仕方がないですね。

ちょっと気になっていたところとして、HDMIとUSB Type-Cの組み合わせによるトリプルディスプレイがちゃんと動くかというのがありました。実際に使ってみると大きな問題はなかったのですが、ディスプレイのひとつがテレビなので、テレビの電源を落とすたびにアプリの配置が変になります。想定されていない挙動だとしたら仕方ないですが、時間があるときになんとかしたいですね。

Mac miniは音質がヤバいというのは事前にわかっていたので、実際に使ってみてガッカリしたということはありませんでした。音楽以外であればまあ耐えられる音質ですし、音楽を聴くときはヘッドホンやHDMI接続しているテレビから音を出せばいいだけです。

散々ネタにされていた電源ボタンの位置ですが、私はほとんど気になりませんでした。普段はめったに電源ボタンを使いませんからね。もちろん、ごくたまに使うときはちょっと不便ですが、このボタン位置のお陰で他のインターフェースが便利になっているんだろうなと思うと、全然余裕で我慢できます。

移行に際しては少しトラブルもありました。特に一番キツかったのが、CPUの仕様が違うせいで、Parallels上のWindowsの移行ができずインストールし直しになってしまい、Windows 11のライセンスを買い直すハメになったことですね。データが移行できなかったこと自体は、もともとMO以外にはほとんど使っていなかったので問題はなかったのですが、3万円の追加出費はマジで痛すぎました。

せっかく性能の良いPCを買ったのだから、画像生成AIで遊ぼうかなとも思ったのですが、イマイチ使い勝手がわからず本格的に手を付けられていません。

一緒に買ったもの

iMacからMac miniへの乗り換えということで、色々と買わなければいけないものもありました。

iMacからMac miniへの乗り換えということで、ディスプレイが1面少なくなるため、追加で購入しました。MOはそんなに画面表示が重要なゲームではないので、そこまで性能を求めず、コスパ重視で選びました。要件としてはアンチグレア液晶であることが必須でした。

今まで使っていたiMacはRetinaディスプレイで、画面は非常に綺麗でした。それと比べるとさすがに画質は劣るでしょうが、必要なスペックは満たしています。という判断で購入したのですが、角度調整機能がないのが痛すぎました。もうちょっと良いのを買えばよかったと後悔しましたね。買って時間も経っていないですが、もう既に買い替えを検討中です。

ディスプレイスタンド兼Mac mini収納スペースです。デザインも良く、外付けHDDも収納できて便利です。私はよくTwelve SouthのMac周辺機器を買うことが多いのですが、今回もアタリでした。

今まで配信はiMacの埋め込みマイクで喋っていたのですが、Mac miniにはマイクがないので買いました。適当に喋るくらいしか使わないので、単一指向性のお手頃価格のものを選びました。配信を始めたキッカケが「iMacの埋め込みマイクで録音できるから無料でできる」なので、本末転倒感もありますが(笑)。

特に問題なく使えており、使い方も簡単。デザインもお気に入りで、買ってよかったと思います。

USB Type-Cを使う機会が増えたので、セットで買いました。ただまだあまり使えていません。

こちらは外付けのHDDに接続するために使用しています。

まだまだUSB Type-Aを使う機会も多いので、ハブも購入しました。ただ、今後は少しずつType-Cに切り替えていこうと思っています。

以下はまだ買っていませんが、買おうと思っているものです。

諸々のケーブルをType-Cに切り替えた後に必要になりそうなハブです。

iMacと違いインカメラがないので、Webカメラも欲しいです。ただ、現状すぐにWebカメラを使う予定はないので、まだ買っていません。必要に応じて買おうと思っています。

おわりに

というわけで、高かったですが満足のいく買い物となりました。間違いなく2024年のベストバイです。

最後に、今回のMac miniの買い替えやら何やらで、とんでもない金欠状態になってしまったので、もしよければメンバーシップへの加入をお願いします(笑)。毎月パウパーの大会参加レポートなどの記事を書いています。メンバー限定の掲示板もあります。初月無料です。何卒よろしくお願いします。

Amazonほしい物リストも公開していますので、そちらでのカンパも大歓迎です。

以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。質問等ありましたらコメントか、X(Twitter)またはBlueskyでのリプライでお願いします。

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