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【プロセスが先】×【決断が後】=【ゆでガエル】(2024/5/26メルマガより)

こんにちは、OGSコンサルティングの深石です。

先週の木~土と2泊3日で東京出張に行ってきましたが、今回の出張も、とても有意義な出張となりました。コロナショックが開けて久しいため、東京駅、品川、新宿、渋谷、原宿、池袋、幕張、etc どの駅、どのエリアも、とにかく人が溢れていて、コロナ前の活気が戻ってきていることが嬉しく感じました。

また、このメルマガを読まれている皆さんも、出張に行く機会が増えてきていることと思いますが、“face to face” や “対面コミュニケーション” の重要性についても、この出張で改めて認識する機会となりました。

出張アポの中には、SNSでのマーケ支援をしてもらっているパートナー企業様との打ち合わせもあり、今回、初めてオフィスにお伺いさせていただきました。

その企業様とは、ちょうど1年前の5月から取引を開始し、SNSを活用したマーケ施策でかなりの成果を出してもらい、今後はさらにその支援内容を拡充してもらうために、直接お会いして未来に向けた戦略を色々と話してきました。

その際、印象的だったのは、オフィスの広さ。最近、オフィスを移転されたとのことでしたが、受付の扉を入ると、かなり広い空間にソファが一つ。その空間の奥には、ガラス張りの会議室が3つ。そして、ソファの右側にある扉を開けると、その先にはさらに広い執務スペースが広がっており、従業員の皆さんが各々業務をされていました。

弊社の担当をしていただいている役員の方に、一通りオフィス内を案内してもらった際、

「すごく広くて、景色もキレイで最高ですね。」
「まだまだスペースも空いてますし、今後、かなり人数が増えても対応できますね。」

とお伝えしたところ、

「今は30名規模ですが、今後、100名、300名と拡大するので、家賃はかなり高いですが、先にオフィス契約しちゃいました!」

と言われていました。

まさに、決断が先。プロセスが後。

「事業や組織の未来・ビジョンを必ず実現させるために、自分たちがそれを覚悟するために、移転を決めました。」

その役員の方は今年31歳。社長は一つ下で今年30歳。ビジネスに年齢は関係ありませんが、その決断力や攻めのマインド、実行力にとても刺激を受けました。

その企業様は、他にも新卒採用支援事業や、学生BPO事業など、多角的な事業ポートフォリオを組まれており、そのビジネスモデルも非常にポテンシャルに富んでいるため、今後3年・5年で組織規模もかなり拡大していく方針とのことです。

とはいえ、現状の組織規模や事業規模で、“あの場所”、“あのサイズ感”のオフィスを契約することは、相当ヒリヒリでしょうし、当然ながらリスクもあります。

しかし、未来のゴールを達成するためには、“いま”挑戦する必要があり、それに伴うリスクを恐れていてはそのゴールを達成することは未来永劫ありません。

「ある程度、見立てがついてから攻めよう(投資しよう)。」

多くの組織(人)が、このような思考になりがちです。ただ、この、「プロセスが先、決断が後。」という思考では、先に決断・実行・改善をし続けている組織(人)との差が指数関数的に広がっていき、いざ攻めようと思った時には、

「時すでに遅し。」

といった“ゆでガエル状態”になるのがオチ。

以前のメルマガで、「投資」と「消費」について触れましたが、皆さんはその後、何か「投資」はされましたでしょうか?

私は仕事上、経営者の方や未来を創るリーダーの方とお話する機会が多くありますが、やはり、優秀な経営者やリーダーに共通しているのは、“投資”に対する圧倒的な決断力や決断スピードです。

人の脳には「損失回避性」が備わっているため、ついつい失敗やリスクを回避する行動をしてしまいますが、決断を先に延ばすこと自体が往々にしてリスクとなりますので、“誤った回避行動”となってしまわないように、

リーダーこそ、「決断が先。プロセスが後。」という思考で、今後も事に当たっていきましょう!

では、今週も熱量高く、一緒にやり抜きましょう!

深石

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