『星野リゾート 青森屋』訪問記
2021年11月、3年ほど前になりますが青森・三沢にある『星野リゾート 青森屋』に1泊2日、訪れました。
東京から3時間、新幹線に揺られてやってきたのは八戸。青森屋の最寄り駅、三沢への玄関口です。
11月末の青森、訪れたときは冷え込んでいて駅のコンコースは暖房がなくとても寒かった記憶があります。
駅には巨大な八幡駒(やわたうま)のオブジェが飾られていました。横の説明板によると、馬は八戸地域の古くからの名産で身近で神聖な動物。それが象られた八幡駒は縁起が良いものとして人々に浸透していったそうです。
八幡駒は日本三大駒の一つだそう。三大駒は馬の形をした玩具で、残り2つは宮城の木下駒、福島の三春駒です。
さて、八戸から青い森鉄道に乗り換えて最寄り駅の三沢にやってきました。
ここから送迎バスも出ているそうですが、徒歩でも行けるとのことで歩いて向かいました。
5分ほど歩いて青森屋の入口が見えてきました。宿泊棟まではここからまだ5分ほど歩きます。敷地内には公園や宿泊棟内以外にある入浴施設「元湯」もあり、かなり広かったです。
部屋は落ち着いた雰囲気で、もうここに住みたいくらいでした。
りんごジュースが出る蛇口があったりイベントが開催される「じゃわめぐ広場」の一角「ヨッテマレ酒場」で数量限定の焼きりんごを食べました。焼きりんごは久々に食べた気がしますが、甘くてとても美味しかったです。
食べてる間、広場のイベントスペースでは方言講座がやっていました。そっちも参加してみたかった…
夕食後、スコップ三味線のステージをイベントスペースで観ました。スコップ三味線、音楽に合わせてスコップの掘る部分を叩く感じで演奏していました。三味線といっても、もちろん弦も何もないので音程は変わらないですが本物の三味線を聞いているかのようなリズミカルで迫力あるステージでした。
お風呂の話。
露天風呂「浮湯」は池と一体化したようなお風呂で、夜と朝に入りました。朝も気持ちよかったですが、夜は特にうっすらと明かりが照らされてまさに浮いているような気分。すごかったです。
敷地内の公園を散策しました。提灯を借りて、秋深い夜をしっとりと味わいました。公園内には足湯や有料のラウンジ「八幡馬ラウンジ」、食事施設「南部曲屋」などがあります。
また、雰囲気あるお堂?があります。夜、ゆく年くる年のような静かな雰囲気でした。
翌朝は予約制のりんご馬車に乗車。知らない種類のりんごをいただき家に帰って食べましたが、やはり青森のりんご、美味しかったです。
盛りだくさんな1泊2日。できることならもっと泊まりたかったです。時間の都合で楽しめなかったいろんなアクティビティや施設がまだまだあって、もう一度行きたい!
最新情報はホームページなどでご確認を。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
*参考サイト
・『星野リゾート 青森屋』公式HP
・Wikipedia