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論理学など。

皆さんは映画お好きですか?
最近予定がないと家にいがちな僕はNetflixやAmazon primeをふんだんに駆使して映画を見ています。

そんな家にいがちな僕を奮い立たせてくれる映画が2つあって「プラダを着た悪魔」と「マインターン」です。どちらもアンハサウェイが主演のですが、これらの映画を見るとなにやら家にいるのがもったいない感じがしてくるんですよね。ぜひ何かの機会に観てみてください。

あ、こんばんは。ちやそです。

皆さんは論理学という学問に触れたことがありますか?
本来の論理学は『論理記号』と呼ばれるものを使って式を作り出すものなのですが、
そんなことを言われてもピンときませんよね。僕もピンときません。ここではそんな難しい話をするつもりもないし、僕が説明できるわけもありません。

ただの推理ゲームをしてみたいと思います。

多分どこかで見たことあるって人もいるんじゃないかと思います。見切れてますがC君は白です。答えを下に書いておくので解き終わった人はぜひ答え合わせして見てください。




答えはB君ですね。ですが、この問題に於いて『B君』というだけの答えでは3割ほどしか正解してるとは言えません。
そこに至るまでの過程が大事なのです。

まず図を見てもらえば分かりますが、一番情報量が多いのはA君です。
もし仮にB君C君が赤色の帽子を被っていたとしたら、A君は瞬時に答えが分かるはずです。これは色が逆でも同じです。
でも、A君は瞬時に答えを出すことができませんでした。
なぜなら、B君C君がそれぞれ赤と白の帽子を被っていたからです。
C君が答えを出せずに悩んでいると、B君に新たな情報が生まれます。
それはA君が答えられないパターンが答えであるということです。
A君が答えられないパターンというのはB君C君がそれぞれ違う色の帽子を被っている時ですので、B君は目前にあるC君の帽子を色を見て、自分の帽子の色が赤であると分かるわけです。

このパズルのおもしろい点は、自分以外の人の視点を経由して推理することと、『しばらく経ってから』という『答えの不在』を推理に組み込んで背理法を使うというところです。一番情報量の多いはずのA君が答えられるのではなく、『情報の制限と推理による補完』により、真ん中に座るB君が答えを導き出せるという点が非常に面白いですよね。


では、ここでもう一問出しておきます。

さて、今回は図もありませんし、三人がそれぞれ何色の帽子を被っているかも報されていません。
ここからどう推理したらB君は自分の被っている帽子が赤だと答えられるんでしょうか。

ぜひ皆さんの考えを聞かせてください!

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