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僕がプラントベースダイエットをやめたワケ
今まで2ヶ月ほどヴィーガンに挑戦してみたのですが、ヴィーガンは地球環境にとって最善の選択肢ではないと思い、今は野菜中心の食生活を送っています。
ヴィーガンだと輸入品が多くなりがち?
ヴィーガンにとっての主なタンパク源は豆類やナッツ類になります。
大豆の食料時給率を見てみると7%とかなり低く、他のひよこ豆やカシューナッツなども殆どを輸入に頼っているのが現状です。
また、日本でヴィーガン食があまり浸透しておらず、食のバリエーションを増やそうとするとどうしても輸入食品に頼ってしまうことが多くなってしまうのが現状です。
カッコいい農家との出会い
僕が肉を食べない理由の一つに国産の肉であっても(特に安い肉は)輸入飼料に頼っている場合が多く、見えにくいところで環境に負荷をかけてしまっていると思ったからです。
そんな時、広島県東広島市志和町にある夜明けのジョニー農園を訪れる機会がありました。
ジョニー農園の鶏🐓が食べている飼料のほとんどは広島県産です。しかもその飼料に使われているのは、出汁を取り終わったカツオや牡蠣殻などの「産業廃棄物」なんです。
さらに、鶏は野菜クズや雑草も食べてくれます。
以上のような「廃棄物」と言われるものを鶏が食べ、鶏糞になり、それが野菜の栄養にもなる。
輸入品の豆類やヴィーガン食品をたくさん食べるよりもジョニー農園のような農場の鶏肉や卵を食べた方が環境にいいじゃん!と思ってしまったのです。
やっぱり、生産者が見える食べ物がいい
グローバル資本主義下では国内でも地球規模で分業が進んでいます。
そうなると、どうしても生産者と消費者の距離が遠くなり、「誰がどのように野菜やお肉を生産したのか分からない」食品が大半を占めています。
もしかすると、ヴィーガンだった僕がが買っていた野菜には農薬が大量に使われていて土壌劣化を起こしていたかもしれないですし、枯渇寸前の地下水や手洗いに必要な水を大量に搾取して育った野菜かもしれません。
一方で、有機農家は環境負荷が小さい農法を用いているところが多く、産地直送で野菜の定期便を販売しているところが多いようです。
このように、生産者がどのように生産しているかが見える形で食品を買い、食生活を考えるのが「より環境にいい」のではないでしょうか。