見出し画像

2023年08月27日の日記:変わる価値観

2023/08/26に地獄先生ぬ~べ~全話無料キャンペーンをやっていたので、懐かしいな~と思いつつ読み返しました(全部は無理でした)。

子どもの頃に単行本を買っていたマンガで(今でも実家に帰ればあると思う)、すごく好きなマンガだったので読み返せる&色々な人が読んでいるのを見るのはすごくうれしかったんですが……

人の価値観って……結構……変わる……!!!

当時は気にならなかった(多分)描写で結構気になる部分があったので、自分も大人になってしまったんだな~としみじみ思いました。

折角なのでこの「ちょっと引っかかる」要因について考えてみたんですが、これって「自分が大人になって価値観が変わった」だけではないような気がします。

多分、要因は大きく分けて2つ。

  • 自分が大人になることで価値観が変わった

  • 社会の変化により自分の価値観も変わった

考えていたら、同じようで意外と違うな……と感じたのでメモ。

例えば、これは引っかかった場所とではないんですが「夢に向かって頑張っている人が夢を諦めるが、諦めることで新たな幸せを得る」みたいな話は、子どもの頃はなんだか受け入れがたかった。でも、今見るとそういう話もいいなと思える……これは前者です。

後者に関しては私が言わずともSNSでよく目にする話ですが、暴力描写や性的な描写の処理が「昔は雑だったな……」と感じるようなものが該当すると思っています。これに関しては当時だってもっと問題視されるべきだったという話だと思うんですが、なんとなく許されていたのは事実。

おそらく、作家の方は作品が商業作品である以上(商業ではないものはこの限りではないと思いますが)この「社会の価値観の変化」を敏感に捉え、その時代にあった価値観で物語を書く力が求められているんだろうな~と感じます。
これは倫理的な話ではなく、商業作品が大衆向けのものである以上、多くの人に共感される物語の方がヒットしやすいと思うためです。

この辺はぬ~べ~で言うなら「地獄先生ぬ〜べ〜NEO」を見ると、結構実感します。

地獄先生ぬ~べ~NEOに関しては、価値観のアップデートに合わせてキャラクターを一新する必要があり、そのために「あれから十数年……」の時間軸で書く必要があったのかもしれないな……とも感じます(同じキャラクターのままキャラクターの価値観を変更するとキャラクターの同一性が失われる危険性があるため)。

昔の方がパンチが効いてたな~と思う作品もあれば、よくこの描写で流行してたな……と今では正直ちょっと引いてしまう作品もあり、そう言った「価値観の変化」は大きいんだなあと再認識しました。
価値観の変化って徐々に起こっていくものだからなのか、こんなに考え方が変わっていたんだと驚くことも多かったです。

これから先、技術の進化やその他色々な出来事によって価値観はさらにアップデートされて行くと思いますが、願わくば自分がその変化を受け入れられない、過去に固執した人間にならないことを祈ります

いいなと思ったら応援しよう!

Kei
いただいたサポートは大切に使わせていただきます!