母に「遺産は残さないよ!」と言われた話
※執筆時は2022年9月ごろです。
家出から、2年経ちました。
まだ実家には帰ってません笑
しかし、ここ半年で色々進歩したことがあります。
まず、○月月初、母を含めた家族4人で食事に行きました。
母が好きな小料理屋さんです。
小料理屋のおかみさんも母と懇意にしている方なので、母のホームグラウンドとして落ち着いてコミュニケーションが取れるのではという父によるチョイスでした。
また、実家にご飯を食べにも行きました。
先日のサシのランチでは、
母との距離感がずっとわかりませんでしたが、
一緒に生活するのが非常にストレスなことだけははっきりわかりました。
母の「実家に帰ってきたら?」に関して
私の回答は「生活はしないけどたまになら帰るよー」ですし
「一緒に生活してるとまじQOL下がるしね〜、毎日空襲警報に怯えるみたいな感じ」
というと母が「あぁ、、空襲警報か、、」と、なんか納得していました。
私が母の言葉がきっかけで家出したことについては母なりに、いろいろ後悔はしている様子でした。
まぁそりゃそうか。と思ったんですけど
しているのは「後悔」だけで「反省」はなんかあんまりしてなさそう。
ぶっちゃけ反省してたら帰ってこいなんて言えない気がするんですよね。
それはともかく、その日1日の母はなんだかおとなしかったです。
こんな感じ (´・_・`)
お付き合いしているパートナー(たくもん)の話もしたけど、ちょっとどういう内容を話したか忘れたんですけど。。
遺産は残さないよ!!!!みたいなことをかなり語気強めでいわれました。
残さなくていいけど、、、頼らないでいいように今頑張ってるのにそういう言い方をされても、、てか何様、、、?って思った
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これを機にちょっと相続のこと調べてみたんですけど、子供に相続させたくない場合にとれる手続きもありますが、その手続き自体正当な事由があって認められることであって、基本的には民法が優先されるっぽい。
なので、相続する権利を持つ側が主張すれば一部はもらえるものになってる。
びた一文渡さん!のつもりなら生前贈与や相続廃除など手を色々な手を回しておく必要があるんですね。
へー、勉強になった。
ちなみに相続廃除の事由の具体例は下記のような感じらしいです。
言葉がわかりにくいので私と母の関係で補足すると
被相続人=母 相続人=私になります。
なるほど〜、当事者が残す残さんの意思はまぁいろいろあるとしても
民法自体では決められたものはあるんですね。って感じ。
上記の具体例から考えて、相続廃除は真っ当に生きてたら該当することが難しそうに見えます。
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という蘊蓄は置いといて、なんていうかこの遺産は残さないよ!の発言
私は結構傷つきました。
ジャイアンとスネ夫がおもちゃをのび太に見せびらかして「いいだろ〜お前には遊ばせてやんね〜〜」みたいな意地悪に似たものを感じるんですよね。
遺産って、シンプルに人が死んだらその人のお金が入ってくるってことなんで、あてにする=その人の死を待ち望む的なことになるように思います。
私は母に対してそんなことを考えたこともなかったのに、急に話に出されて
しかも、私が母のお金をあてにしていたことを非難するような態度で
「遺産はのこさないよ!」と
残したくない気持ちがあるのはわかったけど、私がどんな気持ちで仕事してるかはわかろうともしてくれないことに傷つきました。
親のお金をあてにしなくていいように自分の足で立つための努力を重ねている人間に対して、そういうふうに軽はずみに言えてしまう神経が本当に理解できません。
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まぁ残したくないだけの理由があるならそれはそれで、別な話し合いが必要だよねってことなんで、それはそれでちゃんと家族会議しような!が私の結論ですけど
要は言い方や、私自身に対する理解もおろそかにした上での発言が気に入らなかった。という話です。
私は、その人自身が抱いた気持ちは否定しません。
だからこそ話し合いでお互い納得できる「落とし所」を探るべきと思ってます。
私が思っていることを通そうとするあまりに相手に過剰に我慢をさせたり、逆に向こうの主張を黙って引き受けて不満を溜めて私が爆発したりは本意ではないからです。
ただずっと母相手にだけ「話し合い」ができないんです。
向こうから何か言われるとしたら「こう思うけど、あなたはどう?」ではなく「これをしろ!」とかの命令形です。
私自身、母や家族のことに関しては前向きな解決を望むんですが、今のところ消極的な解しか選択できてません。
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親子ってめんどくさいなー。
私もいつかこうなる時が来るんだろうか。
そうならないように、しっかり「子供」のうちに残そうと今日も書いてます。
今日はここまでです。おやすみなさい。