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恵まれる熊本ロードトレーニングコース①菊池市

◆プロローグ

少し前、東京の方々とロードレースにおけるトレーニング環境の話をすることがありました。
やはり熊本は(田舎だから)相当トレーニング環境に恵まれているようです。その、トレーニングコースを紹介していこうと思います。
ついでに元Jpro選手、E1選手がどんなコースでどんな風に練習しているかも紹介したいと思います。

◆ラインコースより周回コース

サイクリングなら同じところをクルクル回る周回コースはつまらないと思いますが、レースのためのトレーニングは周回コースが色々な面で優れていると考えます。
・周回コースのメリット
 1.走行距離と練習時間を計算しやすい
 2.危険、注意な箇所を把握しやすく安全な環境で練習できる
 3.インターバル練などのメニューや補給、休憩などを組み込みやすい
 4.トラブルがあった場合、その対応が安易になる
 5.遠くまで行かなくても距離、時間を稼げる
飽きやすい、練習が単調になる等のデメリットもありますが、オプションを組み込んだり、コース自体を複数準備することで対応可能。

◆私の周回コース

①菊池(メイン)
②金峰山~玉名
③阿蘇
④山鹿(あんずの丘)
⑤宇土~天草

この5地域でその時々の課題や気分でコースを変えています。
平坦走を中心としロングしたい時は天草方面が多いですね。

◆メインの①菊池周回コース

菊池市営旭志グラウンド(〒869-1208 熊本県菊池市旭志伊萩)を起点とし、菊池市の山間部を周回するコースです。

旭志グラウンド トイレ・自販機有り

1周26kmほどのコースで獲得標高は544 m/周(データ上)
ほぼ平坦は無くアップダウンのみのコースで①~⑧のような特徴があります。

①県道329号を北上
5km 2~5%ほどの緩い登りで、ここではSFRベース走や高ケイデンス走、ダッシュなどのメニューをすることが多いです。

2~5% 5kmほど続く

②県道329号から国道387号へ左折(1個目の一時停止)
約3.5kmほど国道を走行しますが、交通量もそれほど多くなく道幅も広いので危険度は低い。

走りやすい国道387号

③トイレポイント
周回コースの中間点にトイレ・駐車場・自販機のある重味青空市場(国道387号沿い)があります。ここを起点として竜門ダム周回練をする場合もあります。

重味青空市場

④重味青空市場の先から菊池中央地区農免道路へ左折
写真は農免道路中間、菊池川に架かる豊潤橋。
農免道路はアップダウンを繰り返し県道203号へつなぎます。

豊潤橋
豊潤橋から見下ろした菊池川

⑤コース最大の登坂部は農免道路の県道203号合流前の坂。
県道203号合流丁子交差点は左奥が見にくいのでしっかり確認して進行します。(2個目の一時停止)

⑥県道203号前半は唯一の平坦よりの緩い下りでTTモード。

⑦県道203号後半のワインディング
10%前後の下りで、安全マージンを意識しながら、ある程度攻めた練習をします。下り切ったら県道23号と合流(3個目の一時停止)。

道路の左端により過ぎないのと膨らまないよう注意

⑧県道23号の快適なアップダウンをこなし、県道139号で起点へ戻ります。
県道139号は2段坂になっており、コース最後とあって、しっかり踏んでいきます。
坂の頂上部左右はニンニク畑となっており、私はニンニクの丘を呼んでいます。(めちゃ旨い国産、旭志産ニンニク)

このコース26km中、信号は点滅押しボタン式のみで赤信号を見たことありません。一時停止も国道・県道合流部の3か所のみでストレスフリーで周回できます。

コース唯一の点滅信号(赤は見たことない)

このコースを中心とし、以前も記事を書きました6kmコースや11.5kmコースを含め、竜門ダム周回などを加えた強度アップコース。
四季の里Climb(3.6km300mUP)や、鞍岳Climb(10km800mUP)などの登坂強コース。
スプリントやTT練習に向く3kmほどの平坦路などバリエーション豊かで、最大50km信号無しの周回コースも設定でき、菊池はロードトレーニングに最適です。
途中、遊水池もありボトルの補給、クールダウンも可能。
菊池は温泉も豊富で、練習後に立ち寄りもできまさに天国!

起点近くの杉井川水源(いがわさん)

◆この日のオプショントレーニング

周回練習後、コース途中の枝道(斜度15%以上)でペダリング&体幹トレーニングをおこないました。


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