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自転車の交通安全 その②二段階停止

RIDE SAFELY 安全に走ろう!

表題のイラストは自転車にとっての地獄絵。(不停止と無灯火逆走)
自転車の交通安全 その②は「左側通行」のつもりでしたが、やはり安全確保の大前提は安全確認だと思い「一時停止」をとりあげます。
令和5年度のデータでは自転車関連交通事故は約80,000件。
そのうち、交通違反が絡むのは約50,000件。
一時停止無視を含む交差点等の事故は25,000件ほどあります。
キチンと停止し、安全確認ができれば単純計算で50%は防げるわけです。
もちろんそれには全ての交通もキチンと一時停止する必要があります。

二段階停止

一時停止が必要な場所には逆三角形の標識と、路上ペイントの停止線があります。一時停止の目的は安全確認ですので、停止線で止まればよいわけではありません。
①停止線で停止➡飛び出してくる車や人、自転車、バイクを避け、他交通要因の初期の事故防止になります。
※停止線で止まっても、見通しの悪い交差点では左右の交通が見えないことがほとんどです。

②安全確認できるまではジワリと車道前まで進み、必要があれば停止→左右の安全確認をします。
この①と②の動作が「二段階停止」となり、安全を確保できます。
特に見通しの悪い交差点や信号機のない交差点で有効で、他の交通に自分の車両を認知させる意味もあります。

練習路はツーリングロード

自転車のトレーニングに最適なコースは交通量の少ない二車線のキレイな幅広い郊外の道。そのような場所はオートバイ等のツーリングや、車のドライブのコースとも重なります。
先日投稿した「恵まれる熊本ロードトレーニングコース①菊池市」の一部グリーンロードや菊池渓谷に向かう国道は、週末それらが多くなります。
特にグリーンロードは交通量少なく、信号も無い気持ちの良いコースなのでオートバイも多く、人に言えないスピード(公道3桁)で駆け抜けていきます。
ブラインドコーナーがある交差点もあり、人に言えないスピードのオートバイは二段階、それも車道に入ってからもゆっくり進み安全確認が必要です。

車も二段階停止を!

私の住む住宅街はメインの片側1車線の通りに無数の脇道があります。
毎日のように通りますが、いつもヒヤホヤです。
ノールックで突っ切る自転車や、停止線を越え車道間近まで飛び出てくる車にドキっとします。
最近、このような車道間近まで飛び出てくる車が多いように感じます。
停止線はそこじゃないよ!
「一時停止は車道の前でOK」と勘違いしているのではないかと思われます。絶対事故の素!
車も絶対二段階停止が必須と考え、私は実践しています。

二段階停止の資料と罰則等

↓こちらで詳しく解説されています。↓
国土交通省「交差点2段階停止」資料

罰則
一時停止違反

3ヵ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
No stoppingat stop sign

Up to 3 months in prison ora fine of up to 50,000 yen


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