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地方のまちづくり、密をつくる仕事NGでも楽しむコツ

宮崎県は強い警戒のもと、11日から休業解除を発表。

地方から、良き前例をつくっていかねばなりませんね。


都農町に引っ越して会社つくって1ヶ月。


去年1年かけて町の人たちと一緒につくってきた

グランドデザインを、100周年の今年、一気に。

191023若手LSP

500人ぐらいワークショップやって、人口あたり

町民参加率、日本一を目指そうか、とかワクワク

して乗り込んでみたものの。。


1ヶ月で、体制(もともととれてなかったけど)を

立て直し、仕事の内容や優先順位を変更。


ECサイトへの出品支援、売り方支援策、

そこで売れるものづくりの場づくりにシフト。


オンライン、デジタルシフトもしなきゃだけど、

未来永劫、全てがオンラインになるわけではない。


これまで目指してきたことと、根本は変えずに

アフターコロナ流に翻訳、アレンジする。

住んでる人がいいまちだな、って思うために

必要なことの根本は変わらないはず。


今までだったらこう考えてたな、

いや待てよ、コロナだからそれNGだ。

ってことは。。


な〜んて頭の体操、してませんか?

僕の脳みそも低容量ながら、慣れてきたようです(笑)


さて、そんな思いを強めたきっかけは、

商店街の社長さんとの会話です。

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人の巻き込み方、本質的なコツ


社長さんは、元々商工会の要職もつとめて

多くの商工会員や一般町民を巻き込むイベント

をたくさん手がけてきました。


その中で、僕らに優しく教えてくれたコツが

妙に刺さったので備忘録的に。。

パターン・ランゲージになるなぁ、と思いつつ。


①何か新しいこと考える時は70%でとめとく


ともすると、新しいこと考えたり企画つくる時

結構気張って、100点目指して根詰めガチ。


ただし、人を巻き込む時に、いきなり完成形で

持っていっても、協力はしてもらいにくい。


これどうなってんの?こうしたらいいんじゃない?

みたいな、いわばツッコミどころのスペースを

あけとくことが、その人の参加意欲を高める

ことに繋がる。


慶應大学SFCの井庭崇教授、とつくった

プロジェクト・デザイン・パターン

でも、「愛着が生まれる余地」というパターンを

つくったことが思い出されました。

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頭ではわかっていても、どうしてもええかっこしい

で作り込みがち。ここは次に繋がる大事なポイント


②何かやる時はまず主要な人たちに電話する


①を前提に、さして中身が詰まってなくても、

ひとまず電話なり訪問するなりで連絡する。

「今度こういうことやろうと思ってんです」

「まだ全然つまってないんですけどまずは

ご連絡をと思いまして・・・」


この連絡入れとくと、次、連絡した時に

「こないだ話した件ですが、、」と切り出しやすく

社長さん的にはこれで協力してくれなかった人は

いなかったよっと、穏やかながらニヤリ。


確かに、当たり前っぽいけど、逆の立場で考えると

いきなりどんと持ち込まれて協力頼まれても、

それがどんなに素敵な企画だろうと、

協力モチベーションわきにくいかな、と。


いわゆる昭和的な根回しや最近でいう忖度とは

ちょっと種類が違う、人の気持ちにたって的な

配慮かなと思いました。


③日頃から相手の目をみて一生懸命やる


②がスムーズに行くための必須条件。

ここは社長さんも穏やかながら力が入りました。

日頃からいかに、相手の目をみて一生懸命やる

と思って頂けるか。


全ては人望、と言い切ってた。


アフターコロナで、

「相手の目を見る」

「一生懸命やる」

をどう実現していくのか?

思いつくことあったら教えて欲しいです。

このテーマでブレストしたい。。


④悪口を言わない、みんなと仲良くする


これも③に近いです。

すでにこの辺で、社長さんの人格、人徳の

ことあってだと確信。


小さな町だから、悪口やネガティブ情報は

瞬く間に共有される。どんなICTより早いと実感。


それを窮屈と感じるのか、人の良いところを

見つけようという習慣づけの良いきっかけに

するかは個人次第。ここで差がつくのかな。。


⑤まず少数で楽しそうに始めてみる

これは僕の大好きなトム・ソーヤーのペンキ塗り

の逸話とかぶる。

最初からいきなりたくさん集めようとしない。

楽しそうなことしてれば人は寄ってくる理論。

大好きです。


日本の最後尾から最前線に


社長さんの根底には、農の都で自分が商売させて

もらえてきたことについて強くて深い感謝がある。

つまり、農家が栄えることが大事ということ。


今、高齢化や人口減少で農家の後継者不足を憂い、

少しでも若い人が都農町に来てもらえるように

という思いの強さを感じました。


自分の直接の商売とは関係ないし、それどころか

持ち出しで赤字にもなるのに。


社長さんも強調してたけど、今までのやり方は

変えたほうが良い、若い人の価値観は違うし。


紹介した5つのコツも一歩間違えれば

昭和の仕事の進め方だし、デジタル時代に

そもそも当てはまらない要素は多い。


ただし、アナログかデジタルか、昭和か令和か

は最後に手段として決めれば良いこと。

打合せ、全てZOOMにすりゃいいってもんでもないし。


住んでる人がいいまちだな、って思うために

必要なことの根本は変わらないはず。


コロナによって、考える幅や選択肢が増えた、

と思うようにしてます。

デジタルシフトやオンライン化で強制的に

世代交代が進むという副産物もありますし。


なにせ世界中の誰も経験したことなく

誰も正解がわからないということを励みに、

これまで失礼ながら日本の最後尾だった

都農町が、最前線に躍り出る可能性もある。

(望むかどうかは別にして)


そんな風に考えて、明日からも仕事楽しみます!


無整理で散漫な長文にお付き合い頂きまして

ありがとうございました。

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