仕事がうまくいかなかったときの対処法
長年、仕事をしてると、うまくいくときもあれば、うまくいかないときもあります。特に、地方のまちづくりをやってると、正解はないし、前例がないし、人もいないので、うまくいかないことのほうが標準?いちいち一喜一憂して疲れないよう、自分なりの対処法を書いてみました。
1.目の前の仕事をありがたがる
31歳で手形不渡り二発、41歳で民事再生。と「うまくいかなかった」ことランキングがあるとしたらおそらく最大級クラス。
いきなり話が重くなりそうですが、倒産にせよ、一案件でちょっとつまづいた程度にせよ、日常は同じようにおとずれ、朝からやらなければならない仕事は必ずあるもの。
渦中にいるとメンタル的に日常業務どころじゃないんですが、とはいえ、目の前のことをおざなりにしてくと、そこでもけつまずき、負の二乗になっていくということは体験ずみ。
逆に、目の前の仕事に没頭できれば、頭が回転しだし、体も疲れていくので変に鬱積した気分からは解放されるもの。
ぼくの場合は、不渡り後に押しよせた債権者対応や、お店をつづけるための交渉でクタクタになって、気がつけば前向きになってたり。
民事再生後のスポンサーさがしや、新規受注営業は難しくてキツかったにせよ、仕事できててありがたいなって純粋に思えて前向きになれました。
感謝、というとちょっときれいごとっぽく聞こえちゃうので、「ありがたがる」って感じです。
2.アウトプットし尽くす
うまくいかなかったときに、一番こわいのは、ためこんでいくこと。
だれとも会わず、なにも言わずがつづくと、そのまま蓄積されていくので気をつけてます。
なにがしかのアウトプットをしたいです。
ぼくの場合は、「書き出す」が多いかなと。
とにかく吐き出すにかぎる。
親しい身内とひたすら話して飲んで歌って、というのももちろんあり。ぼくの場合は、話終わったあとの疲労感が苦手なので書くことのほうが多いです(インドア派?)
3.インプットしまくる
出し尽くしたあとで、インプットにふけります。
本を読むなり、動画を見るなり、人の話を聞きにいくなり。
アウトプットが先で、インプットが後。
この順番は、自分なりには結構こだわってます。
というのも、うまくいかなかった直後にインプットを増やすと、自分の中で変な化学反応が起きがち。
なにせうまくいかなかったあとで自信も失いがちなので、インプット内容と自分を照らし合わせて比較してかえって凹んだり。。
うまくいかなかったときに必要なのはリセット。
まず在庫一掃的にアウトプットし、あいた余白に新しいインプットをして新陳代謝していくイメージです。
4.いきもののお世話をする
うまくいかなかったときは、心身ともにぐったりきたり疲れがち。動くのも面倒だったりするので、犬や花の世話ぐらいが最適かなと。
最近、お世話になってる地元の種苗店の社長さんから花を育てる秘訣を聞きました。
毎日がポイントですね。
当たり前だけど、犬も同じ。朝晩ご飯をあげて散歩につれていく。
とかく、うまくいかなかったときは、行動が億劫になりがちなので、毎日、同じことをしなければならないいきもののお世話は、行動を起こしていく意味でも最適です。
なにより癒されますし。
5.走る
最後は「走る」
ちょうど来週、地元で3年ぶりに開催される「尾鈴マラソン」があるから、というのもあります。個人的にハーフマラソン走るのは4年ぶり。
なんやかんや、仕事を言い訳にほとんど練習してないのが現状ですが、うまくいかなかったときの即効薬としては、走ることは最適ですね。
別に走るに限らず、散歩でも泳ぐでも踊るでもいいですが、やはり身体を動かすことは最大の気分転換になると思います。