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NHKマイルカップ 過去10年傾向分析
過去10年ラップ傾向
・極端にスローやハイペースになることは少なく、前後半±0.5秒くらいのミドルペースで進むことが多い
・4コーナーであるラスト4F目が緩みやすい傾向にあるため、外枠の馬も無理なく取りつきやすいため春の高速府中の割には、外枠・差し馬が不利にらず、先行・差し、内・外がそれなりにフラットな条件になりやすい(気持ち追い込み有利か?)
・レースレベルからか、ラスト1Fは緩みやすい傾向にあり、前・後ろに係わらず、ラスト1Fまで伸びてこれる馬が良い
前走レース結果の傾向(前走クラス)
・最低限前走はオープンクラス以上を戦っていることが前提となる
・前走走った重賞レースは割と分散しているが、勝ち切るには皐月賞・桜花賞・毎日杯の勝率が高い(最多はNZT組の4勝)
【消】スマートクラージュ(前走未勝利)、メイショウチタン(前走500万)、ニシノストーム(前走500万)
前走レース結果(前走NZT組) ※過去10年
・馬券内まで来るには、勝ち馬から0.5秒差以内に収めている必要がある
【消】ハーモニーマゼラン(0.6差負)、オーロラフラッシュ(0.8差負)、シャチ(1.6差負)
前走レース結果(前走アーリントンC組) ※過去10年
・馬券内に来るには、勝ち馬から0.2秒以内の負けに収めている必要があるが、アーリントンCがこの時期のNHKマイルCのトライアルとなったのは2018年以降のため、この傾向は意識しすぎない方が良いかもしれない
【消】ジュンライトボルト(0.9差負け) ※NZTと同様0.6秒差以上の負けで抽出
前走レース結果(前走毎日杯組) ※過去10年
・NZT同様、馬券内に来るには勝ち馬から0.5秒差以内の負けが必須
・鉄板データとして、上がり3F1位の馬は1-2-0-0でオール連対
【消】ストーンリッジ(1.0差負)
【本命候補】サトノインプレッサ(上がり最速で毎日杯勝利)
前走レース結果(前走1400m以下組) ※過去10年
・距離延長組の成績が0-2-0-39と非常に悪い
・2着に来ているに2頭は、オープン以上での前走勝ち馬。前走敗戦馬・オープン未満の出走馬は消しデータ
【消】ラウダシオン(ファルコンS2着)、ゼノンジャスタ(ファルコンS8着)、メイショウチタン(前走1400mの500万※再掲)、ニシノストーム(前走1200mの500万※再掲)
前走レース結果(皐月賞・桜花賞組)※過去10年
・前走G1組は、前走結果にかかわらず馬券内に来る可能性あり(前走1.0秒以上大敗した馬が連下でよく穴を開けている)
前走レース結果からの結論
◆残った馬
・サトノインプレッサ(本命候補)
・レシステンシア
・タイセイビジョン
・ルフトシュトローム
・シャインガーネット
・ラインベック
・ウイングレイテスト
・ギルテッドミラー
・プリンスリターン
・サクセッション
・ソウルトレイン(抽選)
・ボンオムトゥック(抽選)
以上。※消し:9頭
大した結論ではないように見えますが、穴馬もよく来るNHKマイルCで(除外馬・抽選馬も含まれますが)9頭消せたのは大きいのではないでしょうか?
特にNHKマイルCは古馬重賞やクラシックと違って馬同士の力関係や適性がわかりづらいので、過去の傾向を大事に予想をしていくのが良いと思っています!
調教・血統傾向・前走内容の精査・当日の予想ペース・馬場等を踏まえ、最終的にはもう少し絞り込んで行こうと思います。