青森の馬産について 続編 その2

青森について書くのはこれで3つ目ですね。

よろしければ前回までの記事を読んだ上で読んでください。

過去の記事はこちら

>八戸セールならびに青森の馬産について<

>青森の馬産について 続編 その1 <

今回は実際に調べた結果を元にして記事を書いています。
Twitterで皆さんにお答えいただいたデータを使わせていただきました。
ご協力ありがとうございました。

では本題に行きたいと思います。

競馬ファンの青森の生産馬、競走馬の認知度はどのようなものなのでしょうか?
オールドファンにとっては知ってて当然と思われてる方のいらっしゃると思いますが、若い方にとっては「サラブレッドの生産=北海道」だと思います。
え?青森で競走馬生産してるの?と、思う方が多いと思います。
近年でも重賞勝ち馬が出ていますが、その馬は知っててもどこで生産されているとかどういう牧場なのかまで知ってる方は少数派でしょう。

そんなわけ無いとお思いの方もいらっしゃると思いましたのでTwitterのアンケート機能を使い調べてみました。

質問は2つ

・青森で生産された競走馬をご存知ですか?
・あなたは青森の生産牧場をご存知ですか?

それぞれ知ってる名前があればあげてください。と、お願いしてました。

競走馬の投票数は490票で、52人が書いて下さり31頭の競走馬、元競走馬の名前が上がりました。
生産牧場の投票は148票で、11人が書いて下さり9つの牧場が上がりました。

それでは今回はその結果の中から競走馬について書きたいと思います。

ではまず結果です。

画像2

・青森で生産された競走馬を知っていると答えた人は45.9%で225人
・青森生産馬がいることは知ってるが馬名は知らないと答えた人は30.2%で148人
・青森の生産馬を知らないと答えた人は23.9%で117人

青森の生産馬がいると知ってる人は76.1%で373人、しかしその中の約4割の人は青森の生産馬の馬名は知らないという結果。
青森の生産馬がいることを知らないと答えた人は全体の約1/4。
つまり、4人に1人は青森の生産馬がいることを知らないという結果でした。
個人的には4人に1人が青森で競走馬を生産していることを知らないという結果は非常に厳しいものだと思います。
例えばこれがグリーングラスの時代やタムロチェリーの時代に聞けばこんな結果ではなかったでしょう。
でもこれが今の現実です。

では皆さんが書いてくれた馬を見てみましょう。

画像1

中央、地方問わず現役馬はピンク、抹消馬(引退馬)は水色。
(※ヤエノロータスは中央抹消、今後は?地方移籍?なので色をつけていません。)
内訳は現役馬が8頭、引退馬が22頭、中央抹消で今後不明馬1頭。
最多はミライヘノツバサで22人ついでG1馬のタムロチェリー13人、グリーングラス10人とここまでは二桁です。
現役馬ではJRAで勝利をあげたドスハーツが最多で6人でした。
中にはゴールデンウエーブ(1954東京優駿)、セントオー(1952菊花賞)、カネミノブ(1978有馬記念)というクラシック競走(八大競走)を過去に制しているオールドファンには懐かしい馬や、ドルフィンボーイのようにNARの東京大賞典を制している名馬を上げてくださった方もいらっしゃいました。

次回は生産牧場についてたずねた結果について書きたいと思います。

>次回予告<
青森の馬産について 続編 その3

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