競馬は「すべてのレースにおいて上位入線が許される馬は、あらかじめ決まっている！」

競馬～出馬表の謎解マスター綺弥音（きゃのん）です。

最初に、ここでは馬券の買い目を提供するものではありません。毎週おこなわれる重賞レースの3着内（馬券圏内）入線候補馬を出馬表解析「セットレースの法則」により導き出し公開します。候補馬番の中からどの馬番を選ぶかはあなた次第。単複勝負するも良し、軸にするも、ひもに加えるも良し。あなたの競馬予想にお役立てください。

まずは、２０２０秋ＧＩにおけるセットレースの法則の実績をご覧ください。

無敗の３冠馬誕生などで結構固い決着が多かったですが、全GⅠ12レース中すべてのレースで「セットレースの法則」からの３着内候補馬が３着内入線を果たしています。人気薄の伏兵馬もしっかり法則から浮上しています。

振り返って見ると、やはり、勝つべき馬が勝つべき位置にしっかりセットされているのがわかります。

セットレースの法則とは？

「セットレースの法則」とは、同日同競馬場で開催される1R～12Rの中で、枠順（出馬表内）の配置(騎手、種牡馬、母父馬、厩舎、馬主、生産者などの並び順)が相関関係の配置となっている2レースを1セットとして組み合わせてた状態のことをセットレースとして考えます。つまり、セットレースは、１Ｒ～１２Ｒ中の２つのレースで成立しているということです。

セットレースである２つのレースの前後どちらかのレース、あるいは両方のレースにおいて、３着内候補（馬券圏内）として浮上する馬（馬番）の中から実際に３着内入線馬が高確率で出現することを実証済みなのです！

それでは、ここで実際に2020秋季GⅠ開催日・開催競馬場での「セットレース」の出現数と３着内入線確率の一覧をご覧いただきましょう。

この表の出現数・３着内入線率はGⅠ開催日のGⅠ開催競馬場１R～１２Rまでの全レースを対象とした数字です。「セットレース」トータルの出現数75回のうち61回が候補馬の中から３着内入線を果たして、３着内率が81.3%となっています。

さらに、セットレースをGⅠレースのみに絞った場合の一覧をご覧ください。

「セットレース」トータルの出現数49回のうち43回が候補馬の中から３着内入線を果たして、３着内率が87.7%とかなりの高確率となっているのです。

GⅠレースとセットとなっているもう一つのレースで、最低でもどちらかのレースで３着以内に入線する馬の確率が87.7%だったということです。

ちなみに、セットレースの２レース両レースで３着内入線したケースは１４回ありました。なので、１つのセットレースをばらして２レースと考えて計算した場合でも、出現数９６レース中５７レースで馬券に絡んでいることになり、この場合でも３着内率は59.3%の高確率となります。

馬券を買って約６割が当たるのですから、悪くありませんよね？

大切なのは、馬券の買い方です。

セットレースの狙い方は、いろいろ考えられます。

手堅くいくならセットレースの先のレースを見送り、ハズレだった場合にのみ後のレースで勝負するパターン。もしくは、両方のレースで３着内を期待して２レース追いかけて買うパターン。

券種も絞って単複のみで手堅く買い続けるか、３連系の軸やヒモ、着固定で買うなど？いずれにしろ、馬券の購入は自己責任でお願い致します。

ご参考までに、2020年秋季GⅠ終了以降、2021年度に入っても毎週連続して「セットレースの法則」は重賞レースの3着内入線馬達を的確に指名し続けていますので、その実績を一部ご紹介いたします。

如何でしょうか、セットレース2つのレースどちらかで3着内入線するパターンと、両方のレースで3着内入線のパターンとありますね。

そして、人気馬も2桁人気の人気薄も関係ありません。セットレースの3着内候補馬番に該当する馬は人気薄でも絶対におさえるようにしましょう。

最後に、上記の2021重賞レース結果画像内の表記にもございますように、セットレースにはパターンとタイプがあります。

セットレースのパターン・タイプにつきましては、また次回以降の投稿でご説明させて頂こうと思います。

今週末は、いよいよ2021年最初のGⅠレース・フェブラリーSがおこなわれますね～

どの馬がセットレースの3着内候補馬番にセットされるのか今から楽しみです！

候補馬の中から3着内入線する馬を確実に的中させられるように頑張りましょう！最後までお付き合いいただきありがとうございました。

追伸です。現在youtubeでの配信も準備中です。