【種牡馬辞典】Seeking the Gold系・フォーティナイナー系・Machiavellian系
Seeking the Gold
<プロフィール>
1985年生、米国産、15戦8勝
<主な勝ち鞍>
1988年ドワイヤーS(D9F)
1988年スーパーダービー(D10F)
<代表産駒>
Heavenly Prize(1993年フリゼットS、1994年アラバマS、ガゼルH、ベルデイムS、1995年アップルブロッサムH、ヘムステッドH、ゴーフォーワンドH、ジョンAモーリスH)
Flanders(1994年スピナウェイS、フリゼットS、BCジュベナイルフィリーズ)
シーキングザパール(1997年NHKマイルC、1998年モーリスドギース賞)
Dubai Millennium(1999年ジャックルマロワ賞、クイーンエリザベスⅡ世S、2000年ドバイワールドC、プリンスオブウェールズS)
Jazil(2006年ベルモントS)
<特徴>
母母はSir Gallahadの3×4、母はBull Dog=Sir Gallahadの4×4・5、Blue Larkspurの4×4、本馬はSir Gallahad=Bull Dogの7・5×5・5・6、Blue Larkspurの6×5・5、Discoveryの5×5、Man o' Warの6×5のパワー血統。筋肉質な馬体で前捌きも硬め。種牡馬としてもダートのマイル前後を中心に多くのGⅠを輩出し、日本でもシーキングザパール(1997年NHKマイルC、1998年モーリスドギース賞)、マイネルラヴ(1998年スプリンターズS)、ゴールドティアラ(2000年マイルCS南部杯)という3頭のGⅠを出している。
-Dubai Millennium
<プロフィール>
1996年生、英国産、10戦9勝
<主な勝ち鞍>
1999年ジャックルマロワ賞(T1600m)
1999年クイーンエリザベスⅡ世S(T8F)
2000年ドバイワールドC(D2000m)
2000年プリンスオブウェールズS(T10F)
<代表産駒>
Dubawi(2004年愛ナショナルS、2005年愛2000ギニー、ジャックルマロワ賞)
<特徴>
千年紀(ミレニアム)のドバイワールドCを制した名門ゴドルフィンが誇る芝・ダート不問の最強馬。母Colorado Dancerは名繁殖牝馬Fall Aspen(1978年米メイトロンS)の5番仔で、きょうだいにはNorthern Aspen(1987年ゲイムリーH)、Hamas(1993年ジュライC)、Fort Wood(1993年パリ大賞)、ティンバーカントリー(1994年米シャンペンS、BCジュベナイル、1995年プリークネスS)など多くの活躍馬がいる。母自身も1989年ヴェルメイユ賞3着など芝長距離を中心に活躍した。3代母Change WaterがWar Admiralの4×2、母母Fall AspenがHyperionの3×4やSon-in-Lawの5×5など豊富なスタミナと強靭なパワーを子孫に伝え、母父Shareef DancerはNorthern DancerやAttica≒Tom Foolなどのスピードを継承。本馬は父にSeeking the Goldを配して、Tom Fool≒Atticaの4×5・5、War Admiralの5×7・5など主にパワーとスピードが持ち味の芝・ダート不問のマイル~中距離ランナーであった。種牡馬としては初年度の繁殖シーズン終了後に病死してしまうが、僅か56頭の産駒からDubawi(2004年愛ナショナルS、2005年愛2000ギニー、ジャックルマロワ賞)が活躍し、種牡馬としても2015年仏リーディングサイアーに輝くなど大成功を収めている。
--Dubawi
<プロフィール>
2002年生、愛国産、8戦5勝
<主な勝ち鞍>
2004年愛ナショナルS(T7F)
2005年愛2000ギニー(T8F)
2005年ジャックルマロワ賞(T1600m)
<代表産駒>
マクフィ(2010年英2000ギニー、ジャックルマロワ賞)
Postponed(2015年キングジョージⅥ&QEDS、2016年ドバイシーマクラシック、コロネーションC、英インターナショナルS)
New Bay(2015年仏ダービー)
Too Darn Hot(2018年デューハーストS、2019年ジャンプラ賞、サセックスS)
Ghaiyyath(2019年バーデン大賞、2020年コロネーションC、エクリプスS、英インターナショナルS)
<特徴>
僅か56頭の産駒を残して急死したDubai Millenniumの後継馬。父には到底及ばないまでも、2004年愛ナショナルS、2005年愛2000ギニー、ジャックルマロワ賞などを制し、種牡馬としても2015年仏リーディングサイアーに輝くなど大成功。代表産駒の一頭であるマクフィ(2010年英2000ギニー、ジャックルマロワ賞)が既にGⅠ馬を複数頭輩出しており、父系の継承にも成功している。母ZomaradahはDeploy産駒の1998年伊オークス馬。本馬はSir Ivor≒Droneの5×5、またはShareef Dancer≒ダンシングブレーヴの3×3とも取れる配合形で、父よりも芝向きのマイル~中距離馬だったといえるだろう。
フォーティナイナー
<プロフィール>
1985年生、米国産、19戦11勝
<主な勝ち鞍>
1987年ベルモントフューチュリティS(D7F)
1987年米シャンペンS(D8F)
1988年ハスケル招待H(D9F)
1988年トラヴァーズS(D10F)
<代表産駒>
Editor's Note(1996年ベルモントS、スーパーダービー)
コロナドズクエスト(1998年ハスケル招待H、トラヴァーズS)
ユートピア(2002年全日本2歳優駿、2003年ダービーグランプリ、2004、05年マイルCS南部杯)
<特徴>
1987年ベルモントフューチュリティS、米シャンペンSなどを制して、同年北米2歳牡馬チャンピオンに輝いたMr.Prospectorの後継種牡馬。Nasrullahの4×4のスピードとRomanを中心としたパワー血脈が持ち味で、3歳時にも1988年ハスケル招待HやトラヴァーズSなどを制している。種牡馬としても仕上がりが早く、筋肉質なダートスピード馬を多数輩出し、1996年からは日本で種牡馬生活を送った。ただ、他のNasrullahをインブリードしたMr.Prospector系種牡馬と同じく母馬によっては芝馬も出しており、日本でもテイエムサウスポー(2000年京王杯3歳S)やダイワパッション(2006年フィリーズレビュー)などが芝の重賞を制している。
-エンドスウィープ
<プロフィール>
1991年生、米国産、18戦6勝
<主な勝ち鞍>
1994年ジャージーショアBCS(D7F)
<代表産駒>
サウスヴィグラス(2003年JBCスプリント)
スイープトウショウ(2004年秋華賞、2005年宝塚記念、エリザベス女王杯)
ラインクラフト(2005年桜花賞、NHKマイルC)
アドマイヤムーン(2007年ドバイデューティフリー、宝塚記念、ジャパンC)
<特徴>
1987年北米2歳牡馬チャンピオン・フォーティナイナーの2年目産駒で、母Broom Danceも1982年アラバマS優勝馬。本馬自身はGⅢを制した程度に終わったが、種牡馬としては北米と日本を中心にGⅠ馬を多数輩出して成功を収めた。フォーティナイナー系らしいパワースピードを産駒に伝え、輸入前の代表産駒であるサウスヴィグラス(2003年JBCスプリント)はその典型例だ。ただ、輸入後はスイープトウショウ(2004年秋華賞、2005年宝塚記念、エリザベス女王杯)、ラインクラフト(2005年桜花賞、NHKマイルC)、アドマイヤムーン(2007年ドバイデューティフリー、宝塚記念、ジャパンC)など芝のGⅠ馬も複数輩出。これは、母が持つMumtaz Mahal血脈やCount Fleetなどが父父Mr. Prospectorの柔軟な血を刺激していることに起因し、サンデーサイレンスが中心となっている日本ではその面が表面化しやすかったと考えるべきだろう。産駒全体の日本での傾向は父フォーティナイナーとの比較で、芝適性が高まり、距離適性にも幅が出ている。
--サウスヴィグラス
<プロフィール>
1996年生、米国産、33戦16勝
<主な勝ち鞍>
2003年JBCスプリント(D1190m)
<代表産駒>
ラブミーチャン(2009年全日本2歳優駿)
コーリンベリー(2015年JBCスプリント)
ヒガシウィルウィン(2017年ジャパンダートダービー)
サブノジュニア(2020年JBCスプリント)
<特徴>
2003年JBCスプリントなどを制したダートスプリンター。Nasrullah≒Royal Chargerを6本持ち、Lady Josephine系のスピードと北米血脈のパワーを豊富に受け継いでいる。また、父父フォーティナイナー譲りの前向きな気性も特徴的で、行ってどこまで粘れるかといった競馬ぶりはまさに血統通りの走りであった。脚が短く、骨太で筋肉質と馬体構造も典型的なダート短距離馬のそれ。種牡馬としても自身の特徴をよく伝え、産駒の活躍条件はダートの1400m以下に集中。地方ではヒガシウィルウィン(2017年ジャパンダートダービー)やタイニーダンサー(2016年関東オークス)といった中距離馬も出たが、父似のダート短距離馬が大多数であることは間違いない。ただ、体質の柔らかさはダート短距離馬としては珍しく、使っても硬くならず、加齢による硬化も緩やか。自身がGⅠ馬の仲間入りを果たしたのも7歳時の引退レース。消耗の少ない体質は大きな魅力であり、NARでは2012、15~21年とリーディングサイアーの座に君臨した。
--スウェプトオーヴァーボード
<プロフィール>
1997年生、米国産、20戦8勝
<主な勝ち鞍>
2001年エンシェントタイトルBCH(D6F)
2002年メトロポリタンH(D8F)
<代表産駒>
レッドファルクス(2016、17年スプリンターズS)
オメガパフューム(2018~21年東京大賞典、2019年帝王賞)
<特徴>
エンドスウィープのアメリカ繋養時代の代表産駒の1頭。5歳時に2002年メトロポリタンHを制すなど長く安定した成績を残し、引退後は日本で種牡馬入りしてレッドファルクス(2016、17年スプリンターズS)とオメガパフューム(2018~21年東京大賞典、2019年帝王賞)という2頭のGⅠ馬を輩出した。父は万能種牡馬エンドスウィープで、母Sheer Iceも現役時代はダートで活躍したが、My Babu≒Ambiorixの4・4×3などフランス血脈を豊富に内包した配合形。本馬自身が芝のGⅢであるターフエクスプレスHも制しており、父エンドスウィープ以上に芝とダート、距離適性の幅も広いオールラウンドな種牡馬だったといえるだろう。
--アドマイヤムーン
<プロフィール>
2003年生、ノーザンファーム産、17戦10勝
<主な勝ち鞍>
2007年ドバイデューティフリー(T1777m)
2007年宝塚記念(T2200m)
2007年ジャパンC(T2400m)
<代表産駒>
セイウンコウセイ(2017年高松宮記念)
ファインニードル(2018年高松宮記念、スプリンターズS)
<特徴>
エンドスウィープの代表産駒であり、最優良後継種牡馬。GⅠ初勝利は2007年ドバイデューティフリーだったが、その後に国内でも2007年宝塚記念、ジャパンCを制覇。雨馬場のタフな競馬にも、33秒台の上がり勝負にも対応する競走馬としての完成度の高さは格別で、現役時代で崩れたのは数える程しかない。3代母Katies(1984年愛1000ギニー)に遡る名牝系で、母母ケイティーズファーストはRelance=ポリツクを4×3でインブリードしたスプリンター。父エンドスウィープも万能種牡馬とはいえ、フォーティナイナー直仔らしい豊富な筋肉量を産駒に伝えており、本馬は父母譲りの筋肉質な肉体を有した。首も繋もさほど長くなく、中距離馬というよりはマイラーっぽいアウトライン。ただ、胸が深く心肺機能に優れ、さらに母父サンデーサイレンス譲りの柔軟性は自身の距離適性を延ばし、現役時代は芝1500~2400mの幅広いカテゴリーで勝利している。ただ、種牡馬としてはセイウンコウセイ(2017年高松宮記念)とファインニードル(2018年高松宮記念、スプリンターズS)を筆頭に芝スプリンターを量産。これは、刺激しづらい2代目にサンデーサイレンスが入り、そこがスタミナ源となっていたため、自然とスピード指向が強くなってしまったことが理由と考えられる。
-Distorted Humor
<プロフィール>
1993年生、米国産、23戦8勝
<主な勝ち鞍>
1998年コモンウェルスBCS(D7F)
1998年チャーチルダウンズH(D7F)
<代表産駒>
Funny Cide(2003年ケンタッキーダービー、プリークネスS、2004年ジョッキークラブGC)
Flower Alley(2005年トラヴァーズS)
Drosselmeyer(2010年ベルモントS、2011年BCクラシック)
<特徴>
北米で最も成功したフォーティナイナー系種牡馬。競走馬としてはGⅠタイトルを手にすることができなかったが、種牡馬としてはFunny Cide(2003年ケンタッキーダービー、プリークネスS、2004年ジョッキークラブGC)を筆頭に数多くのGⅠホースを輩出し、2011年には北米リーディングサイアーにも輝いた。フォーティナイナー×Danzigらしいパワースピードが魅力。
Machiavellian
<プロフィール>
1987年生、米国産、7戦4勝
<主な勝ち鞍>
1989年モルニ賞(T1200m)
1989年サラマンドル賞(T1400m)
<代表産駒>
Vettori(1995年仏2000ギニー)
Almutawakel(1998年ジャンプラ賞、1999年ドバイワールドC)
Street Cry(2002年ドバイワールドC、スティーヴンフォスターH)
<特徴>
Almahmoud→Natalmaから繋がる名牝系。さらに、母Coup de FolieはAlmahmoud産駒であるCosmahとNatalmaの仔を両親に持つため、同馬自身はAlmahmoudを3×3でクロスしている。競走馬としても1984年マルセルブサック賞3着などまずまずの活躍を見せたが、繁殖牝馬としては初仔の本馬を筆頭にExit to Nowhere(1992年ジャックルマロワ賞)やCoup de Genie(1993年モルニ賞、サラマンドル賞)を出すなどして名繁殖牝馬として大成功を収めた。産駒はAlmahmoud譲りのスピードを武器にマイル以下で活躍し、本馬も芝1200、1400mの2歳GⅠを制したほか、1990年英2000ギニーでも2着と好走している。ヴィルシーナ=ヴィブロスは本馬の影響を多分に受けているし、ディアドラやアドマイヤマーズがハービンジャーやダイワメジャーの産駒ながら瞬発力勝負にも対応できたのは本馬の支えがあったからこそ。名血を詰め込んだ超良血馬だけにどの血統に入っても収まりが良く、全妹Coup de Genieとともに今後も存在感を強めていくだろう。
-Street Cry
<プロフィール>
1998年生、愛国産、12戦5勝
<主な勝ち鞍>
2002年ドバイワールドC(D2000m)
2002年スティーヴンフォスターH(D9F)
<代表産駒>
ストリートセンス(2006年BCジュベナイル、2007年ケンタッキーダービー、トラヴァーズS)
Zenyatta(2008年ヴァニティ招待H、BCレディーズクラシック、2008、10年アップルブラッサムH、2008~10年レディーズシークレットS、2009年BCクラシック、2009、10年ヴァニティH、クレメントLハーシュS、2010年サンタマルガリータ招待H)
Winx(2015~18年コックスプレート、2017~19年クイーンエリザベスS)
<特徴>
2002年ドバイワールドCを制すなど、12戦5勝2着6回3着1回の安定した成績を残した父Machiavellianの代表産駒。さらに、種牡馬としては初年度からストリートセンス(2006年BCジュベナイル、2007年ケンタッキーダービー、トラヴァーズS)とZenyatta(2008年ヴァニティ招待H、BCレディーズクラシック、2008、10年アップルブラッサムH、2008~10年レディーズシークレットS、2009年BCクラシック、2009、10年ヴァニティH、クレメントLハーシュS、2010年サンタマルガリータ招待H)という2頭の名馬を輩出し、他界後の2016年にはWinx(2015~18年コックスプレート、2017~19年クイーンエリザベスS)などの活躍により豪リーディングサイアーにも輝いた。母Helen Streetは1985年愛オークス馬で、Troy譲りのスタミナを子孫に継承。本馬の全姉HelsinkiもGiant's Causewayとの間にShamardal(2004年デューハーストS、2005年仏2000ギニー、仏ダービー、St.ジェームスパレスS)を出しており、本馬やShamardalのスタミナ源は母Helen Streetにあるといえるだろう。ちなみに、Helen Streetはトニービンと共通点が多く、本馬やShamardalを母方に持つハーツクライ産駒の勝ち上がり率の高さはここに根拠を求めることができる。自身はダートでの経験しかないが、オーストラリアでも成功した通り芝適性も十分。代表産駒であるストリートセンスが種牡馬としても一定の成功を収め、2019年に日本に輸入されたニューイヤーズデイ(2013年BCジュベナイル)も既にアメリカでMaximum Security(2019年フロリダダービー、ハスケル招待S、シガーマイルH、2020年パシフィッククラシックS)を輩出済み。Street Boss(2008年トリプルベンド招待H、ビングクロスビーH)もGⅠ馬を出しており、今後も父系は繋がっていきそうだ。
--ストリートセンス
<プロフィール>
2004年生、米国産、13戦6勝
<主な勝ち鞍>
2006年BCジュベナイル(D8.5F)
2007年ケンタッキーダービー(D10F)
2007年トラヴァーズS(D10F)
<代表産駒>
スウィートリーズン(2013年スピナウェイS、2014年エイコーンS、テストS)
McKinzie(2017年キャッシュコールフューチュリティ、2018年ペンシルベニアダービー、マリブS、2019年ホイットニーS)
Maxfield(2019年ブリーダーズフューチュリティ、2021年クラークS)
<特徴>
2006年BCジュベナイルを制して北米2歳牡馬チャンピオンに輝き、3歳時にも2007年ケンタッキーダービー、トラヴァーズSなどを制した父Street Cryの代表産駒の一頭。母BedazzleはAlibhaiの5・6×4などを経由してHyperion血脈を豊富に持ち、父Street Cryとの組み合わせではRibotの7×4も形成。母母父His Majestyを強調した配合形であり、機動力とスタミナが持ち味のダート中距離馬だったといえるだろう。種牡馬としてもスウィートリーズン(2013年スピナウェイS、2014年エイコーンS、テストS)などを出して成功を収め、日本でもファッショニスタが2020年JBCレディスクラシックを制している。
≪坂上 明大(Sakagami Akihiro)≫
1992年生まれ、岐阜県出身。元競馬専門紙トラックマン(栗東)。2019年より競馬情報誌サラブレにて「種牡馬のトリセツ」「新馬戦勝ち馬全頭Check!」などの連載をスタートさせ、生駒永観氏と共同執筆で『血統のトリセツ』(KADOKAWA)を上梓。現在はYouTubeチャンネル『競馬オタク』を中心に活動し、パドック解説や番組出演、映像制作、Webメディアでの連載もこなす。
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