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【続・重賞血統査定】アルゼンチン共和杯の全出走予定馬を血統診断!

◆アルゼンチン共和杯の上位人気馬(東スポ競馬WEB)◆

アドマイヤハレー
母母ショアーは2004年独ダービー馬Shiroccoの半姉で、母アドマイヤシーマは芝1800~2000mで3勝。モーリス産駒の本馬は腹袋のしっかりしたまとまった体形で、2000m前後のタフな流れがピッタリではないでしょうか。ただ、アルゼンチン共和杯もスクリーンヒーロー系が強いレースだけに、展開次第では本馬にもチャンスがありそうです。
適性評価:★★★ 素質評価:★★★

アドマイヤビルゴ
母イルーシヴウェーヴは2009年仏1000ギニー優勝馬。Gone West、Sir Ivor、Red Godを中心に瞬発力を強化した配合形で、ディープインパクトを父に配した本馬もその特徴を継続した形です。小柄な馬体からも追走力では劣りますが、超スローペースの瞬発力勝負なら一発に注意したいところです。
適性評価:★★★ 素質評価:★★★

ジャンカズマ
母母ソニンクに遡る名牝系に属し、母モンローブロンドは芝1400m以下で4勝を挙げたスプリンター。きょうだいも短距離で活躍する馬が多いなか、ハービンジャー産駒の本馬は2600m戦でも2勝。少々緩慢な身のこなしからダラッとペースアップするような競馬がベストでしょう。
適性評価:★★★ 素質評価:★★

タイセイフェリーク
母レーヴルシードは2010年愛1000ギニー優勝馬Bethrahの半妹で、母自身はディープインパクト産駒の小柄な牝馬。ミッキーロケット産駒の本馬も芝中長距離のスローペースで末脚を活かす競馬が理想ではないでしょうか。格上挑戦にはなりますが、適性面は高く評価したい一頭です。
適性評価:★★★★★ 素質評価:★★

ハヤヤッコ
母母シラユキヒメから繋がる白毛一族。キングカメハメハ×クロフネの本馬はタフなマルチランナーで、芝とダートを問わず息の長い活躍を見せています。消耗戦に強く、ハイペースや道悪馬場ならチャンスがありそうです。
適性評価:★★★ 素質評価:★★★★

フォワードアゲン
母母エイシンサンサンは1997年エリザベス女王杯3着馬で、母エーシンシャイナーの半姉には2010年桜花賞3着馬エーシンリターンズがいます。ローズキングダム産駒の本馬は前走馬体重444kgの小柄な牡馬で、中長距離で脚をタメる競馬が理想ではないでしょうか。
適性評価:★★★★ 素質評価:★★

ペプチドソレイユ
サンデーサイレンスの3×4、Nureyev≒Sadler's Wellsの4×6・4、リアルシヤダイの5×4を持つコパノリッキー産駒。ダート種牡馬である父の仔ながら繋は柔軟で、芝適性は意外と高いかもしれません。ただ、芝なら内回り中距離戦向きでしょう。
適性評価:★★ 素質評価:★★★

マイネルウィルトス
母母コスモフォーチュンは2006年北九州記念勝ち馬で、母マイネボヌールも芝1400~1600mで4勝。ただ、本馬は父であるRoberto系スクリーンヒーロー似の中長距離馬に出ており、父自身が2008年のアルゼンチン共和杯勝ち馬でもあります。本馬もアルゼンチン共和杯で②②着、目黒記念でも②⑤着と東京芝2500m適性は抜群です。
適性評価:★★★★★ 素質評価:★★★★

マイネルメモリー
芝1600m以下で6勝を挙げたエントリーチケットの半弟。ゴールドシップ産駒の本馬は前走馬体重454kgの比較的小柄な牡馬で、距離を延ばして良さが出る可能性は高そうです。ゴールドシップはRobertoの血も薄く引いており、東京芝2500mでの成績も抜群。アルゼンチン共和杯はピッタリの舞台でしょう。
適性評価:★★★★★ 素質評価:★★★

ミクソロジー
母スターエンジェルはゴールデンジャック(1994年報知杯4歳牝馬特別、サンケイスポーツ杯4歳牝馬特別)、スターリングローズ(2002年JBCスプリント)の全妹。オルフェーヴル産駒の本馬は前走馬体重444kgの小柄な牡馬に出ており、超長距離戦で花開いたピュアステイヤーです。道悪馬場ならチャンスでしょう。
適性評価:★★★ 素質評価:★★★★

ラーグルフ
Robertoの5×5、サンデーサイレンスの4×4、Sadler's Wells=Fairy Kingの4×3を持つモーリス産駒。胸が深く、コロンとした馬体からも内回りの中距離戦向き。2023年中山金杯を制している通り、中山の芝1800~2000mがピッタリでしょう。
適性評価:★★ 素質評価:★★★★

★適性評価★
血統を中心に馬体や走法などから今回の条件との適性マッチ度を評価
★素質評価★
血統、馬体、走法などから素質の高さを相対的に評価

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