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【続・重賞血統査定】武蔵野Sの全出走予定馬を血統診断!

◆エリザベス女王杯(東スポ競馬WEB)◆

◆エリザベス女王杯(東スポレースチャンネル)◆

◆武蔵野Sの上位人気馬(東スポ競馬WEB)◆

イーグルノワール
ペリエールと同じスキーパラダイス牝系に属し、母アルティマブラッドは芝1400m以下で6勝を挙げた短距離馬。ブリックスアンドモルタル産駒の本馬はSeattle Slewの5×5を持ちますが、本馬はRobertoの5×4が主張したピッチ走法で、ゴチャつきやすいコース向きの機動力タイプです。
適性評価:★★★ 素質評価:★★★★

エルゲルージ
母プルージャは3歳ダート1600mの亜GⅡ勝ち馬で、本馬の半弟ニシノラヴァンダは今年の函館2歳Sで2着と好走しました。ドゥラメンテ産駒の本馬は馬場を問わないマルチランナーで、距離は1600m前後がベスト。舞台適性は低くありません。
適性評価:★★★★ 素質評価:★★

カズペトシーン
Nureyevの5×3やノーザンテーストの4×4が特徴的なルーラーシップ産駒。腹袋の立派な底力に優れた追い込み馬で、ハイペースのダート1600m以上がベストでしょう。ストライドのよく伸びるフットワークから長い直線もピッタリ。重賞級相手でも展開が向けば追い込みを決められる末脚力は秘めています。
適性評価:★★★★ 素質評価:★★★

キタノヴィジョン
2015年クイーンS勝ち馬メイショウスザンナの半弟。メイショウボーラー産駒の本馬はHaloの4×3を持つ軽いマイラー血統で、久々のマイル戦だった前走マイルCS南部杯では強敵を相手に3着と健闘しました。軽い馬場になればチャンスはありそうです。
適性評価:★★★★ 素質評価:★★★

サンライズホーク
母ローマンブリッジはダ1700~2400mで2勝。リオンディーズ産駒の本馬は短距離戦を中心に使ってきましたが、芝でも走れそうな柔らかい身のこなしと馬体から1400m以上の軽い馬場がベストではないでしょうか。マイペースに運べれば東京マイルでも高いパフォーマンスを発揮してくれそうです。
適性評価:★★★★ 素質評価:★★★★

サヴァ
4代母スカーレツトインクに遡る名牝系に属し、本馬はアイルハヴアナザー×ブライアンズタイムらしい腹袋の立派なタフマイラー。ゴール前で脚が上がる消耗戦なら馬場を問わず高いパフォーマンスを発揮してくれます。ベストはローカルのダート1700m戦でしょう。
適性評価:★★★ 素質評価:★★

ショウナンライシン
母ショウナンバーキンは芝とダートの1800~2000mで4勝。エスケンデレヤ産駒の本馬はSeattle Slew内包馬らしい四肢の長いストライド走法で、広いコースの1600m以上が適条件です。スタートさえ決まれば1600mでも中団につけられるスピードがあり、コース適性の面ではメンバー中屈指の一頭です。
適性評価:★★★★★ 素質評価:★★★

ゼットリアン
モーリス×ネオユニヴァースの中距離馬で、牝系の構成からも本来は前々で機動力を活かす競馬がベスト。マイル戦なら広い東京がベストではありますが、重賞級相手では展開の助けが欲しいところです。
適性評価:★★ 素質評価:★★

ドルチェモア
母アユサンは2013年桜花賞馬。ディープインパクト×Storm Catのニックス配合馬であり、本馬は父にルーラーシップを配した芝中距離血統です。手先の柔軟な馬体でもあるだけに、ダート適性は高く評価できません。
適性評価:★★ 素質評価:★★★

ビヨンドザファザー
母ガリレオズソングはPrincequilloを6×6・4でクロスした中長距離馬。Curlin産駒の本馬もスレンダーな中長距離馬体型に出ており、前々走のマーキュリーCではクラウンプライドからハナ差の2着と交流重賞でも好走実績を挙げています。大外一気の脚質だけに中京→東京のコース替わりはプラスですが、今回は1600mへの距離短縮が課題となりそうです。
適性評価:★★★ 素質評価:★★★

メイショウテンスイ
ダンカーク(母父A.P. Indy)の産駒らしく若い頃は東京コースでの末脚比べでも勝負できていましたが、7歳になった今は小回りコースで展開のあやが欲しいところ。重賞級相手に真っ向勝負ではどうでしょうか。
適性評価:★★★ 素質評価:★★

★適性評価★
血統を中心に馬体や走法などから今回の条件との適性マッチ度を評価
★素質評価★
血統、馬体、走法などから素質の高さを相対的に評価


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