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【続・重賞血統査定】共同通信杯の全出走予定馬を血統診断!

◆共同通信杯の上位人気馬(東スポ競馬WEB)◆

カラマティアノス
母母バラダセールは2011年亜1000ギニー、亜オークスの牝馬2冠を制した名牝であり、繁殖牝馬としても2020年菊花賞3着馬サトノフラッグや2021年桜花賞2着馬サトノレイナスなどデビュー馬5/7頭が2勝以上を挙げている優秀な繁殖牝馬。母ダンサールも芝2000mで3勝を挙げており、初仔の本馬も前走馬体重462kgの中長距離馬体型に出ています。父レイデオロ似のまとまりの良い馬体で、舞台を選ばず機動力を活かした競馬を見せてくれるでしょう。
適性評価:★★★★ 素質評価:★★★

ショウナンマクベス
母ウインフロレゾンはシャトーブランシュ(2015年マーメイドS)の半姉で、近親にはイクイノックスなどがいる一族。リオンディーズ産駒の本馬はNureyev≒Sadler's Wellsの5・4×5やサンデーサイレンスの4×3などを持つバランス型の中距離血統ですが、ストライド走法のため中山→東京のローテーションはプラス材料です。父の産駒でもあるだけに、距離短縮もプラスではないでしょうか。
適性評価:★★★★★ 素質評価:★★★

チョングク
Nureyev≒Fairy Kingの5×4を持つディープブリランテ産駒。母父にはアドマイヤコジーンの血が入り、スピードと柔軟性に優れた芝短距離馬です。馬体の遊びが大きいため1600m前後も守備範囲ではありますが、牝系の活力という面では少々見劣る感は否めません。
適性評価:★★★ 素質評価:★★

ワンモアスマイル
母母ワンカラット(2009年フィリーズレビュー、2010年函館スプリントS、キーンランドC、2012年オーシャンS)は短距離重賞4勝の活躍馬で、母ワントゥワンもマイル重賞で2着3回と堅実な活躍。本馬の半兄ワンダイレクトも2023年弥生賞3着など重賞級で活躍しており、ブリックスアンドモルタル産駒の本馬にも堅実な活躍が期待されます。ただ、本馬はGiant's Causeway系らしい立ち肩のパワータイプで力のいる馬場向き。直線の長いコースよりも短いコースの方が持ち味の機動力も活かせそうです。
適性評価:★★ 素質評価:★★★


★適性評価★
血統を中心に馬体や走法などから今回の条件との適性マッチ度を評価
★素質評価★
血統、馬体、走法などから素質の高さを相対的に評価


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