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【続・重賞血統査定】シルクロードSの全出走予定馬を血統診断!

◆シルクロードSの上位人気馬(東スポ競馬WEB)◆

エイシンフェンサー
母エーシンパナギアはダート1000mで3勝を挙げた短距離馬で、本馬の兄姉にはダート1200m以下4勝のロードエース、ダート1400m4勝のエイシンギアアップなど短距離馬が揃っています。ファインニードル産駒の本馬はRoyal Academy≒Storm Catの4×4も魅力で、短距離馬としての資質はメンバー中屈指の一頭です。
適性評価:★★★★★ 素質評価:★★★

クファシル
母母は女帝エアグルーヴ、母は2012年マーメイドS勝ち馬グルヴェイグ、半姉に2021年ローズS勝ち馬アンドヴァラナウトがいる良血馬。ただ、モーリス産駒の本馬は気性難から1200m路線でオープン入りしましたが、本質は1600m前後がベストではないでしょうか。重賞レベルで通用するかは微妙なところです。
適性評価:★★ 素質評価:★★★

グランテスト
母オーヴィレールはRobertoの3×6を持つ馬力型スプリンターで、馬場を問わず短距離路線で活躍。ロードカナロア産駒の本馬もKingmambo+Robertoを形成したパワータイプで、荒れた馬場も苦にしないでしょう。晩成型のロードカナロア産駒らしく着実に力をつけてきている点も大きな魅力です。
適性評価:★★★★ 素質評価:★★★

シロン
3代母Katiesに遡る名牝系。ただ、キズナ×ファルブラヴの本馬はピュアスプリンターという印象はありません。頭の高いパワータイプで、得意の道悪馬場ならチャンスはありそうです。
適性評価:★★★ 素質評価:★★★

ジャングロ
北米重賞3勝馬Tom's Readyの全弟。本馬もMore Than Ready産駒らしいスピード馬で、1600m以下で機動力を活かす競馬がベストでしょう。サンデーサイレンスの血を1本も持たない米国産馬で、短距離戦では相対的に適性面での強みがあります。長期休養明け2戦目での一変に要注意です。
適性評価:★★★★ 素質評価:★★★★

スリーアイランド
半兄に芝6Fの英GⅠコモンウェルスC勝ち馬Golden Horde、半弟に芝1400mの仏2歳GⅠジャンリュックラガルデール賞勝ち馬Camille Pissarroがいる良血馬。オーストラリアの短距離種牡馬Zoustarを父に配した本馬もスプリント路線でオープン入りしており、芝短距離馬としての資質は重賞のここでもメンバー中屈指の一頭です。
適性評価:★★★★★ 素質評価:★★★

セントメモリーズ
母ネオフレグランスは芝1400m以下で3勝を挙げた短距離馬ですが、エピファネイア×ネオユニヴァースの本馬は1600m前後がベターでしょう。1200mの重賞レベルで通用するかは微妙なところです。
適性評価:★★ 素質評価:★★★

ダノンタッチダウン
母エピックラヴはフランスの3歳牝馬GⅠサンタラリ賞の2着馬で、本馬の半兄にはミッキーブリランテ(2021年阪急杯2着、2022年京成杯AH2着)、オールザワールド(2024年東京HJ3着)、ダノンザキッド(2020年ホープフルS)がいます。ロードカナロア産駒の本馬は晩成型マイラーで、成長力には大いに期待。ただ、スプリンターではないだけに、長欠明けの今回は1200mへの距離短縮も大きな課題となりそうです。
適性評価:★★ 素質評価:★★★★

プルパレイ
母マイジェンはダート短距離の北米GⅡ勝ち馬。半兄サトノゴールドは2019年札幌2歳S2着など中長距離で活躍しましたが、イスラボニータ産駒の本馬はIn Realityの5・6×5譲りのスピードが持ち味となっています。父の産駒らしく柔軟なフットワークで走り、京都競馬場は得意コースのひとつです。
適性評価:★★★★ 素質評価:★★★

ペアポルックス
母母イルバチオは2003年アイビスSD勝ち馬。キンシャサノキセキ×ディープインパクトの本馬はサンデーサイレンスの3×3が特徴的ですが、牝系譲りの発達したトモから1200m戦でもスピード負けすることはありません。ただ、古馬のスプリント重賞となると血統評価は少々劣ります。
適性評価:★★★★ 素質評価:★★★

マイヨアポア
母エバーローズはダート1200mで1勝、芝1000mで3勝。本馬もダート1400m以下で3勝、芝1000mで2勝。芝とダートを問わずワンペースの競馬に強いスプリンター親子で、芝なら1000m戦の方が良さそうです。
適性評価:★★★ 素質評価:★★★

メイショウソラフネ
母メイショウデイムは2013年シルクロードS3着馬で、半妹メイショウゲンセンも芝1200m5勝のスプリンター。モーリス産駒の本馬も1400m以下で5勝を挙げ、4走前のCBC賞では0.2秒差の4着と善戦しています。ただ、サンデーサイレンスの4×3を持ち、前走馬体重454kgの比較的小柄な馬体。スプリント重賞ではワンパンチに欠く印象です。
適性評価:★★★ 素質評価:★★★

レッドアヴァンティ
母サウンタは名繁殖牝馬シンハリーズ(2005年デルマーオークス)の半妹。ドゥラメンテ産駒の本馬はマイル以下ならコースを問わないバランス型で、手先の強さからダートもこなせそうなほど。他馬が苦手とする条件になればなるほど強みが活きるタイプです。
適性評価:★★★★ 素質評価:★★★

★適性評価★
血統を中心に馬体や走法などから今回の条件との適性マッチ度を評価
★素質評価★
血統、馬体、走法などから素質の高さを相対的に評価


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