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【基礎競馬】調教方法・用語
少しづつ、ノートのスキ♡が増えてきていて嬉しいぜ。
しばらくの間、基礎競馬は書き続けていきたいと思う。応援よろしくな。
今日も競馬新聞の調教編だ。なにしろ競馬紙というのは専門用語ばかり書いてあるからな。今回は調教用語について簡単に触れていくぜ。
単走とは?
単走とは、調教の時、一頭だけで走ることだ。
当たり前だと思うかも知れないが、これにも意味はある。
例えば競争心の有りすぎる馬。調教(練習)なのに全力で走りすぎて、本番でバテるタイプだ。人間にもこういうヤツいるよなw
また、疲れを残したくない場合も単走させることが多い。
併馬(あわせうま)
併馬(へいば)ではなく、あわせうまと読む。間違って読んでいるヤツがいたら、優しく訂正してやってくれよな。
この併馬。もちろん実践を想定した調教だ。ヒイキの馬だけじゃなく、ライバルも並走することがあるんだから要注目。
パッした成績を残していない馬が成長しつつあるタイミングを見計らうのにはもってこいのデータだ。穴馬狙いの人なら一通り見ておいたほうがいい。
才能はあるのに勝てない、これは!という馬が併馬で外から差し切っているような状態がベストだ!
障害練習
あれ?今度のレースは芝なのに、なんで障害練習をやっているんだろう?
と思ったことはないか?
不思議に思うかも知れないが、障害練習は、障害レースで勝つ為にやっているんじゃない。後脚の蹴力を強化しているのだ。
後脚は、競走馬にとってはエンジンに当たる。あのデカイ馬体を前に進める原動力なんだから重要だ。
障害練習は、トモ(後脚)を鍛える絶好のやり方だ。
これに成功すれば、時計もググっと進むというわけだ。
軽い調教の目安とは?
調教には、様々なやり方がある。まず軽め(馬なり)の調教の数字だけ覚えておけばいいだろう。
軽めの調教とは、200メートルを15秒程度で走らせることを言う。
これはとても大事な数字なので、必ず覚えておかなければならない。
何故か解説しよう。
<解説>
200mのことを、競馬界では1ハロンと呼ぶ。
5ハロンなら200mx5なので、1キロメートルだ。
200mを15秒で走った場合、5ハロンなら(15秒x5=)75秒となる。
この数字が、調教時の数字の全ての土台となる。
例えば、ヒイキの馬の時計を見たいとして、「時計ナシ」と競馬紙に書かれていたとしよう。
これは調教をしなかったのではなく、5ハロン75秒で走れなかった(走らなかった)ことを意味する。競馬界では、1ハロン15秒以内から時間を計測することとなっているからだ。
だから、この数字が無い場合、または1ハロン15秒ギリギリの数字の場合、軽めの調整をしていると解釈できるというわけだ。
このくらいで今日はおしまい。また次回をお楽しみに!