【基礎競馬】競走馬と競馬場②
昨日に引き続き、今日も競走馬と競馬場の関係について勉強していこう。
競馬場と馬の走法には関係がある
馬の走り方について、意識していない人は多い。
実は競走馬は、大きく分けて二通りの走法がある。
1.ピッチ走法
ピッチ走法とは、脚幅少なく、速く動かす走法のことだ。
2.ストライド走法
ストライド走法とは、脚幅多く、勢いをつけて走る走法のことだ。
馬は必ず、どちらかの走法に偏って走っている。
競馬においては、一般的にピッチ走法のほうが気象の影響を受けにくいとされている。
競馬場で遅くなってしまう馬とは?
まさかの敗北を喫する場合、敗因として挙げられることは、実は走法と関係がある。
もっともよくない(相性が悪い)状態は、①でも書いたが「初競馬場で、重馬場状態でストライド走法の馬」である。
何故か?
ストライド走法というのは脚幅を大きく取って、勢い強く駆け抜ける走法だ。これは平時では良いが、重馬場には全く向いていない走り方なのだ。
何故なら馬の蹄は平らで滑りやすいからである。
だから、カーブの多い難レースの場合、ストライド走法の馬は推進力を得ることが出来ずに、ピッチ走法の馬を追い抜くことが出来ずに負けてしまうのだ。
ストライド走法の馬かどうかを見分けるコツは、簡単に言えば「跳ねるように駆ける馬」だ。こういう馬は良馬場で真価を発揮する半面、重馬場では力を出し切れない事が多々ある。
自分の馬は、しっかりピッチ走法をしている万能型なのか?
伸びやかに走るストライド走法の特化型なのか?
これを過去のレースから読み解いていくことで、またひとつ競馬予想に深みが生まれるのだ。
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