【有馬記念2021の徹底解説と最終予想】これさえ読めば初心者でも的中できる!?分かりやすく説明しています。
皆さんこんにちは。
この記事は有馬記念から競馬を初めてみる!と言う方でも理解しやすいようにかなり嚙み砕いて説明・分析しています。なので少し長いと思いますが、しっかりと最後まで読んで頂けると幸いです。初心者の方はこれを機に競馬の魅力に気付けてくれたらとても嬉しいですね!
ちなみに主(ゆう)は有馬記念が大得意です。勝ちます!!
【有馬記念2021・徹底分析】
[過去データ分析]
私は過去データを全く気にしない主義です。なので過去データを予想のファクターに入れることはほぼありません。今回は頭の隅に置いておいた方がいいデータのみ抜粋します。
~枠別成績~
大外枠(8枠)はほぼ馬券に絡めないと覚えておいて下さい。過去10年で1頭絡んでいます。2018年のシュヴァルグランですね。これは鞍上がボウマン騎手と言ってワールドクラスの騎手です。その騎手の腕で持って来たと言っても過言ではありません。今年はタイトルホルダーとキセキですね。タイトルホルダーは展開次第ではのところがありますが、キセキは厳しいでしょう。
[中山芝2500mの解説]
内回りのコースなので外回りの部分は×にしてます。
中山芝2500mの特徴は①コーナーが6つ、②ゴール前の急坂(高低差2.2m)を2度超える、③コース全体の高低差5.3m、この3つだけ抑えておきましょう。簡単に言うとしんどいコースです。②と③より好走するにはスタミナがまずないといけません。そこに付随して①より小回り競馬場の適性、操縦性なども重視する要素になってきます。絶対的に能力が高い馬(オルフェーヴルやディープインパクトなど)は関係ないです。強過ぎるので。
[追い切り分析]
馬の状態を確認する指標の一つとして「追い切りの動き」がありますね。追い切りは横の比較よりも縦の比較が重要ですね。追い切りを重視する予想家の方はこれを極めています。私は極めていませんが、状態が良いか悪いかぐらいはわかります。しかしGⅠです。よっぽど状態が悪いのに出してくることは滅多にないでしょう。今回は個人的に良いと思った馬を抜粋します。
●ステラヴェローチェ:菊花賞の時よりも格段に良い。
●エフフォーリア:反応◎。天皇賞・秋と同等レベルの状態かと。
[馬場傾向分析]
極端な前残り馬場ではないですが、4コーナーではある程度位置を取れていないと直線だけで差し切るのは厳しい馬場と言う印象。良馬場でもやや時計のかかる馬場ですね。伸びる位置は内と言うよりも真ん中くらいかな。中>内>外の順で伸びる印象。そこまで差はないように思いましたが。総合的見ると暮れの中山競馬場だな~と言った感じでしょうか。千葉は夜に雨が降る予報なので当日どこまで馬場が回復するかですね。
[枠順確定後の展開予想]
2500mもの距離を走るのでもちろん経済コース(内を走って距離ロスを抑える)を走れる馬が有利になってきます。なのでインの位置を取れる内枠は有利と言う認識で間違っていません。特に逃げ・先行馬で内枠を引いたパンサラッサ・ディープボンド・ウインキートスは絶好枠でしょう。そこから外に行くにつれて枠的には評価を下げたいです。
展開面では逃げ宣言をしているパンサラッサが逃げる可能性が非常に高いでしょう。この枠で逃げないなら何してんの?レベルです。続いて内からディープボンドとウインキートスが続いて外から押してタイトルホルダーが位置を取りに来る感じになるかと。クロノジェネシスは内の馬を見ながらインの好位を取れると思います。ステラヴェローチェは中団後方から。エフフォーリアはクロノジェネシスをマークできる位置に。隊列は縦長~やや縦長で、すんなりと落ち着くと思います。
問題はペースですね。パンサラッサは前走1000m通過57.3秒と非常に早いペースで快勝しています。しかし中山2500mでそのようなペースで逃げたら自滅でしょう。逃げるなら1000m通過59秒切るか切らないで逃げて徐々にペースを上げてくるかと。でも鞍上が菱田騎手なんですよね。そんな器用なことができる騎手ではないと思います。なのでハイペースになる可能性も考慮します。どちらにしろロングスパート戦になると思います。となると求められるのは持続力です。長く良い脚を使える馬の評価は上げるべきです。
[出走馬の短評]
●ペルシアンナイト(1):内枠を引けたのは好材料です。しかし距離の誤魔化しが効きません。2500mだと厳しい印象です。しかしC・デムーロ騎手がインベタで頑張ったら3着に入るチャンスはあるかも。
●パンサラッサ(2):絶好枠です。しかし前走はペースが上がりやすい平坦福島2000m。今回は高低差えぐい中山2500mです。これで逃げきったらキタサンブラック超えれます。普通に厳しいでしょう。
●モズベッロ(3):馬場が渋ること。この馬を買うなら道悪になることが大前提です。しかし今回は道悪巧者が他にもいます。展開は向くと思いますが重馬場まで悪化してくれないとチャンスは無さそう。
●メロディーレーン(4):小さな馬体でいつも頑張ってくれる馬です。応援しています。無事に走り切って欲しいですね。馬券面では消し。
●ディープボンド(5):好枠です。スタミナも豊富。天皇賞・春の走りを見る限り番手付近からのロングスパート戦ならチャンスはありそうです。穴馬で一考。
●ウインキートス(6):好枠です。舞台適性もあります。しかしこの馬が好走したのはどれもスローペースで展開向いた時です。ロングスパート戦が未知なのでそのペースについていけるかどうか。3連系を買うなら紐に入れた方がいいでしょう。
●クロノジェネシス(7):舞台適性◎・枠良・スタミナ豊富・現役屈指の能力を持っている。皆さんそんなことは分かっていると思います。問題はこの馬の状態ですね。調教師は物足りないとコメントしていました。しかしそれでも悪くはないと私の目には映りました。100%のデキではないかもしれませんが、80%はあります。この舞台で80%のデキ、去年の有馬記念よりもメンバーレベルが劣る。それでも状態懸念の部分でオッズが落ちるなら、ウマウマ~です。
●ユーキャンスマイル(8):距離は問題ないと思います。脚質的に展開も向きそう。しかし舞台が合っていないかと。小回りは窮屈っぽいですね。コーナーで上手く加速できると思えません。買っても抑えです。
●ステラヴェローチェ(9):菊花賞は神戸新聞杯の反動が出ていた印象。追い切りも目に見て悪かったです。それでも地力で4着に来ました。これは評価すべきです。今回の状態は間違いなく良いですね。鞍上がデムーロ騎手です。スタートが上手い騎手ではありませんが、捲る策を取ってくれる可能性が高いのでその点は好材料かと。しかし枠が良いとは言い難いですね。上手く脚を溜めてロングスパートに持っていけるかどうか。そこだけかと。馬場が渋れば追い風です。
●エフフォーリア(10):コントレイルを負かして堂々のファン投票1位で有馬記念へ。能力が高いのは間違いないです。誰でもわかります。しかし能力だけでこなせないのが有馬記念です。あのアーモンドアイでも少しのミスで負けています。この馬の適性舞台は東京だと思います。またクラシック、天皇賞・秋と道中かなり楽できています。しかし今回はペース含め楽ができません。天皇賞・秋よりもマイナス要素が多いのに1番人気。私は本命を打てません。期待値がない。
●アリストテレス(11):個人的には復活しても不思議はありません。JCでは逃げてキセキに捲られて自滅パターンでした。今回武豊騎手が上手く位置を取ってくれればもしかするかもしれません。スタミナはあるのでそれを活かしてくれれば…。右周りは◎。
●シャドウディーヴァ(12):厳しいでしょう。距離が長過ぎます。
●アカイイト(13):エリザベス女王杯のメンバーレベルが低いです。更に全てがハマっての好走感が否めない。展開は向くと思いますが、そもそも能力足りていないかと…。
●アサマノイタズラ(14):ソーヴァリアントを差し切った部分は評価できます。中山と言う舞台も合っているでしょう。しかし田辺騎手は良くも悪くも後方待機から一発に賭けることが多い騎手です。自分から仕掛けていかないでしょう。ペース流れそうな今回はハマる可能性が少しはあると思いますが、買うなら3連系の紐かな…。
●キセキ(15):ラストランですね。無事に走り切って欲しいです。馬券的には買いません。大外枠は厳し過ぎます。
●タイトルホルダー(16):番手を取れればチャンスは充分にあったと思いますが枠が悪いですね。先行するけど外を回される可能性が高いです。マイペースで行けたら強い馬なだけに勿体ない枠です…。
【最終予想】
自信度:★★★★☆
◎:クロノジェネシス(7)
〇:ステラヴェローチェ(9)
▲:エフフォーリア(10)
☆:ディープボンド(5)
△:ペルシアンナイト(1)
△:モズベッロ(3)※良馬場は消し
△:アリストテレス(11)
△:アサマノイタズラ(14)
雨の影響が心配ですが、これから変わるなら抑えを加えるかどうかですね。◎~☆は変える気ありません。
私の夢は◎クロノジェネシスに託します。皆さんの夢はどの馬に託しますか?参考にして頂ければ幸いですが、最後の最後は自分を信じるのみです。今年最後(ホープフルS残っていますが)のグランプリ有馬記念!楽しみましょう!!
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